東京メトロ一日券、東京メトロ・都営地下鉄一日券が24時間制になってぐっと使いやすくなった! | 覆面調査員A子の一日

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東京メトロ一日券がこの春リニューアル!
24時間制でより使いやすくなった!


東京メトロ一日券が新しくなりました!今度は600円で24時間制!

▼26日の18:09に購入すると翌日27日18:09まで有効


券面は自動券売機購入時は期限日(明日の日付)が入るだけの状態で
自動改札機を通すと「有効時間」の箇所に利用期限の時間が印刷されるそう。
尚、時間表記は24:00を超え、終電までは「24:18」などの続き記載となる模様。


これって夕方から東京入りする旅行者の方の使い勝手はもちろんのこと、
実は通勤の仕方によっては、知っておくと便利かもしれません。
細かく見てみましょう!



券種は従来通り、東京メトロのみと東京メトロ・都営地下鉄両方使える一日券の2種


券種は従来通り東京メトロのみに使えるものと都営地下鉄にも使えるものの2種類。

▼東京メトロ24時間券(600円)
前売り券

▼東京メトロ・都営地下鉄一日券(1000円)
東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券

都営地下鉄との共通一日券は
東京外の旅行会社外国人向け
2日券(新しくは48時間券)3日券(新しくは72時間券)も取扱い’販売しています。
券は券売機で買える当日券以外に
事前に買って利用日を任意の日にできる前売り券を定期券売り場で販売
(※前売り券には期限あり。※一部定期券売り場では取扱いがない駅あり。)

観光で東京旅行などをする際は東京で購入するよりも割安でGETできる場合があるので、予めこれらの一日券が手に入るか確認しておいた方が良いです。



24時間制だとどう便利になる?
利用例を考えてみた!


旅行者なら言わずもがな、午後に入れば翌日の入った時刻まで使えるので
到着夜に利用開始し、翌日の午前中は一番ホテルから遠い観光場所を目指すのもありですね。

東京在住者でも夜のお食事と翌日ランチのお食事2回使うことも可能でしょう。

さらに通勤者にもメリットが得られる使い方があるかも。

というのは、改札機を通した時刻(入場)から24時間利用可能なので、

例えば東西線の中野駅~西船橋までは310円(パスモで308円)

(1区間め)1日目出勤時、朝7時15分に中野駅⇒西船橋駅に改札、
(2区間め)1日目帰宅時、夕方19時に西船橋⇒中野駅に帰宅。
(3区間め)2日目出勤時、朝7時13分に中野駅⇒

あくまで改札を通った時間でカウントされるため
前日よりも早い区間に入場すれば乗車可能なんです!
尚、確認したところ10:02で乗った場合は翌日10:02、
前日と同じ時間に改札を通っても乗車可能なのだとか!

そのため、この使い方をすれば24時間で3区間。
310円区間を1区間あたり200円で通れることになり
区間や利用の仕方によっては定期券購入よりも得になる可能性も?

無論いちいち券売機で購入の必要があり、手間もかかるためお勧めできませんが
例えば通勤場所が変更になるなど、
一時的なつなぎとして一か月も使わず定期だと割高になる場合、
24時間券で通勤区間を1.5往復できる可能性は頭に入れておいた方が良いかも。



24時間制で気を付けるべき例!

ではここで注意点を。

【1】一度改札を出る必要がある乗継駅では無効?有効?
オレンジの乗り継ぎ自動改札を必ず使うべし!


飯田橋駅、大手町駅、新宿三丁目駅、渋谷駅、三越前駅などに代表される
「一度改札を出て東京メトロに乗り継ぐ駅(切符だと30分以内乗継可能駅)」では
時間を過ぎてしまっても一度改札を出てしまうとそこでお終いではない模様で(確認済み)
オレンジの乗継改札であれば乗り継げるそう。

つまり
14時00分までの切符で、中野駅⇒豊洲駅へ行く場合、
13時59分に乗った場合中野駅でら有効ながら、乗り換えの飯田橋駅では14時を超えています。
しかし、オレンジの乗り継ぎ自動改札機で30分以内に乗り継げば有効。

ただし乗継後の駅で24時間が経過し、
なおかつオレンジの乗り継ぎ改札を利用しなかったり30分が経過てしまうと乗り継げません




【2】当日券はその日のうちに自動改札を使う必要あり。


また24時間利用可能と言っても
たとえば明日の朝利用しようとして翌日分を前日夜に券売機で購入してしまう
利用不可に陥ります。(あくまで当日券は購入日に自動改札機を通す必要あり

ただし例えば本日の23:59分に購入して終電の24:05に乗るのは
日付上は「翌日初乗車」となるものの、終電前は前日扱いとなるため
電車には乗れる模様です。(電話にて確認済み)



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310円区間を利用すると往復するだけで元が取れてしまう一日券、それが24時間利用可能とあっては、これからいろいろな使い方が増えそうですね。

尚、一日メトロ券でも券売機購入ではなく
定期券売り場で購入する「東京メトロ24時間券・前売り券」購入の場合は
有効期限内であればいつでも利用可能なので、こちらの方がより使い勝手が良いかも。

尚、もし今手持ちの東京メトロ一日券(前売り)をお持ちであれば
定期売場にて東京メトロ24時間券への取り換えが可能。
24時間チケットの方が良いようであれば引き換えた方がお得かもしれません。


幕張メッセやららぽーとへ行く場合は一日券で東京メトロで西船橋まで出ると割安になりますよ。
逆に三鷹や立川、八王子まで行く際には、荻窪や中野まで東京メトロを使うと安かったり。
上手な利用方法を見つけたいですね。



(蛇足)
知らなかった!飯田橋駅の罠!


どうでもいいことですが最近知った飯田橋駅の注意を。
飯田橋駅には「東西線専用口(エレベータ)」があるのをご存知ですか?
(クリックでリンクへ飛びます)

飯田橋駅構内立体図



飯田橋駅は有楽町線と南北線は改札を出なくても中で通じていますが
東西線は乗り換え時に一度改札を出る必要があります。

誤って東西線の改札に入ってしまい、一度出てから南北線の改札に入ると
東西線は乗ってもいないのに「入場」扱いになり初乗り分は有無を言わさずパスモから取られます。
乗り継げばOKではなく、通り抜けはいかなる場合も「入場料優先」でパスモから引かれる仕組みのようです。

そのため下記▼青○の改札から入ってしまって南北線に乗り換える場合、緑○の改札から入って東西線に乗り換える場合は入った場所の駅員に「路線を間違えた」と言って払い戻して貰う必要があります。


最悪なのはA5出口でA5エレベータから降りると東西線専用改札しかなく、
連絡通路はありません。要注意!

通り抜け目的で利用するのに入場料を払うのはどの電車でも大原則ですが
足の悪い方が使うエレベータ出入り口で、エレベータを使った先に待っていたのが
連絡通路のない東西線専用改札のみ、
この出口から東西線を経由して有楽町線や南北線に乗り換え用とすると
本来の乗車代金とは別に通り抜け料金がかかる
のは非常にトラップだなぁと思いました。


パスモは使い勝手の良いシステムですが、
料金の高い方を引くという悪い所があって、
気を付けなければ知らぬうちに損をしていることありそうです。

便利な時代ですが、気を付けた方が良いこともまた多いですね。