ココ最近はゲームを買っても早々に積みゲーにしてしまうことが多かったため、クリアに時間がかかりそうなルイージマンション2は保留して、キャッスルバニアを集中プレイ。
クリアまでこぎつけましたので、改めて感想を書いておきます。
あくまで個人的な感想なので、そこはご了承ください。
なお難易度はノーマルのプレイになっています。
プレイヤーキャラは全員で4人、序章のガブリエル、1章のシモン、2章のアルカード、そして3章のトレバー
序章のガブリエル以外はキャラごとにサブウェポンと特殊技能が異なります。
シモンは他の2キャラに比べ能力が貧弱なので結構悲しくなってきます。
一応レベル制をとっているものの、レベルが上がっても体力は上がらず攻撃のコンビネーションが増えるだけ、体力や魔力、サブウェポンの所持数を増やすには宝箱を開ける必要があります。
なんで宝箱を開けて体力が増えるんだ?
気にしちゃ駄目だ!
あとレベルは各キャラ共通、シモンで上げたレベルはアルカードたちにも引き継がれます。
ちなみに道中で見かける戦士の巻物は大抵悲惨な事が書いています。
死ぬ間際にしては偉く几帳面だ。
序盤はHPが少ないにも関わらず敵からのダメージは結構多め、ゆえにシモン編では防御の魔法が便利です。
回復ポイントは使用後一定時間使用不可能になる、まああまり気にしなくても大丈夫だったりします。
今回の最大のポイントは武器であるバトルクロスを使用したワイヤーアクション、最終的に全員がバトルクロスで戦うことになるのですが・・
なんでアルカードがムチ使ってんだ!? あとヴァンパイアキラーは?
そういった疑問点は最後までプレイすれば分かりますが・・ぬぅ。
本作はオートセーブになっているのですが、セーブのポイントが非常に分かりにくくなっています。
ただしセーブの頻度が非常に多いので、うっかり事故死してしまっても直前から復活するのでストレスは溜まりません。
ちなみに復活によるペナルティは無いようです。
だけどロード時間が結構眺め、ロムソフトでこのロード時間はないわー
本作は海外の開発会社に丸投げされた作品なので色んなところが洋ゲーの雰囲気になってます。
キャラのセリフは全部英語だし、説明文もなんだか見下された感じ。
ムービーのキャラも怖いです。
ひるませた敵にとどめの一撃を加えられるのですが、結構スプラッタな表現となっています。
ボス戦でボスの体力を無くしても戦いは終わらず、とどめの一撃の演出になります。
タイミングよくボタンを押したり、ボタンを連打したり・・
失敗するともれなくこちらが死亡しますが、即座とどめの一撃の演出からリスタートになりますので思う存分デッドできたりします。
ストーリーに謎が多く、また説明不足な部分もありますが、一応新章となっていますので今までのドラキュラシリーズと設定が随分異なっています。
(以下ネタバレ)
そりゃガブリエルが悪に堕ちてドラキュラとなり、父と知らずドラキュラ(=ガブリエル)討伐に向かったトレバーは返り討ちにされてアルカードとして復活、トレバーの息子(すなわちガブリエルの孫)のシモンがアルカード(=トレバー)と協力してドラキュラ(=ガブリエル)を倒す。
とまあベルモンドのバーゲンセールです。
本作の結末は全ての宝箱と戦士の巻物、モンスターカードを集める必要がありますが、そこまで難しくないと思います。
プレイ時間は10時間、まあこんなものか?
雑魚敵が結構強いので爽快感は薄いのですが、死亡しても直前からリスタートできるのは良い点。
洋ゲーの不親切さがそのまま残ってしまっているのはマイナス点です。
決してつまらなくは無いけど、今までの探索系のドラキュラに比べるとマップも狭くあまり探索をしている気分になれないのが残念。
やっぱり丸投げは駄目かねぇ