注目すべき映画やアレコレとの出会い2016 | 夜遊びする頃を過ぎても

夜遊びする頃を過ぎても

映画を観たり、編みものしたり。←どちらも停滞中。。。
日々の記録帳です。←もはや日々でもなく。

自分新聞なるものを作ってしまったけど
のこのこ毎年恒例のまとめです。

今年は一年早かった。

映画館通いが復活してから
なんとなく映画ブログになっていたけど、
また最近はいっときのピークに比べて映画館通いは激減〜
観てる本数も右肩下がりの一途を辿っております。

これも人生の波ということで、
これからもゆるく映画館通いとブログは続けていければ
と思う次第です。



◇2016年の企画賞

ダントツこれ!
「荒木一郎の世界」
@シネマヴェーラ渋谷
今年は荒木一郎さん歌手デビュー50周年ということで、待望のコンサートに映画特集と、幸せでした。上映作品は「めぐりあい」以外の出演作品は全部観ているものだけど、この機会に感謝して全作通ったのがいい思い出。
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トークショウもあって本当に幸せでした。
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「芹明香は芹明香である」
@シネマヴェーラ渋谷
芹明香さんの登場!と「トルコ渡り鳥」がまた観れたこと!
いや〜、こんな日が来るとは!また現在の芹明香さんの素敵さ!
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「成瀬になれなかった男 映像作家・千葉泰樹監督」
@シネマヴェーラ渋谷
いままで観たことなかった監督で「香港三部作」が見たくて馳せ参じたけど、色々収穫あり!
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宝田明さんが急遽登壇!
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♣補欠
「鈴木則文復活祭」@シネマヴェーラ渋谷
年に一回恒例行事にしてほしいですね!
ほとんど観てるから全部は通わなかったけど、未見の「パンツの穴」よかった!
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◇邦画ざっくりベスト5 ※お初作品のみ
「パンツの穴」@シネマヴェーラ渋谷
「シルクハットの大親分 ちょび髭の熊」@シネマヴェーラ渋谷
「大奥浮世風呂」@ラピュタ阿佐ヶ谷
「めぐりあい」@シネマヴェーラ渋谷
「人妻集団暴行致死事件」@シネマヴェーラ渋谷

♣特別賞
「脱出」@シネマヴェーラ渋谷
お蔵入りのお目見えに拍手!
2012年にリッキーの「自動車泥棒」観た時からの念願、うれしかった。
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香港三部作「ホノルル・東京・香港」「香港の星」「香港の夜」@シネマヴェーラ渋谷



◇外国映画ざっくりベスト5 ※お初作品のみ
「トランボ」@早稲田松竹
「キングスマン」@早稲田松竹
「バニシング IN TURBO」@新文芸坐
「花様年華」@早稲田松竹、新文芸坐
「パレードへようこそ」@Galaxy

♣特別賞
「ディーパンの闘い」@TOHO日比谷シャンテ
今見るべき映画だった。

あと、ヴェーラのクラシック映画特集もいろいろ面白かったので来年も出会いに期待。


◇念願のスクリーンで賞
「星くず兄弟の伝説」@テアトル新宿
「地球に落ちてきた男」@角川シネマ有楽町
「DAZED AND CONFUSED」@新宿武蔵野館
「鏡の中の野心」@シネマヴェーラ渋谷
「ラブ・ハッピー」@シネマヴェーラ渋谷


◇何度観ても飽きないで賞
「恋する惑星」@早稲田松竹、新文芸坐
「白い指の戯れ」@シネマヴェーラ渋谷
「現代やくざ血桜三兄弟」@シネマヴェーラ渋谷
「緋牡丹博徒 一宿一飯」@シネマヴェーラ渋谷
「暴れん坊兄弟」@新文芸坐
「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥」@シネマヴェーラ渋谷

こうしてみると、9月のソクブン監督から怒涛のシネマヴェーラ通い。
どんだけヴェーラ好きやねん。。。
というか、今年のヴェーラの企画が素晴らしすぎた!



◇あ〜あ観たかった!残念だったで賞
「チリの闘い」
「エイミー」
「ビートルズ」
「世にも怪奇な物語」
ソクブン監督の「少林寺拳法」
加藤泰特集…無念の作品いっぱいあったなぁ。


◇今年の思い出の日で賞
荒木一郎デビュー50周年プレミアムコンサート!
6年ぶりの歌うお姿、目に焼き付けた。
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そしてレポはしてないが、はじめて行った荒木さんプロデュースのクリスマスパーティ♪
コンサートで歌わなかった曲が聴けてうれしかった♪
白いタキシードの荒木さん素敵でした。
CBXMAS


◇今年のベスト本
荒木さんのインタビュー本「まわり舞台の上で」。
これホント面白いから〜!
映画のエピソードは映画好きにもお知らせしたいですよ。

ひとつ面白かったエピソードあげると、
東映の撮影所で、若山先生に
「荒木、荒木!お前ポルノやめろ。」と、
「大映には勝がいて、東映には俺がいるだろう。だからポルノなんか撮らなくていいんだよ!」
だから俺の映画に出ろ、一緒にやろう、と、度々言われたという荒木さん、
「そういうけど、若山さん、この間もなにかやらせると言って、何も言ってこないじゃないですか」というと
若山先生はペコリと頭を下げて「すいません。。。」
これ爆笑した!
結局東映時代の共演はなく、実現するのは「悪魔のようなあいつ」となります〜

まわり舞台の上で 荒木一郎/文遊社


そう、今年はなんといっても
荒木一郎祭りでした。
ただいま、祭りのあとのさみしさ抱きしめてます。



今年も、場末の拙ブログにお立ち寄り下さったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。
よいお年をお迎えください~!

明日は明日の風が吹く、的な
サム・ホイのこの曲をお贈りします〜