努力なくして成功はない。 -3ページ目

関西クラブユース選手権を振り返る【続き】

最近は更新のスピードが上がった気がします。

頑張ります。



では、続きです。


関西大会では、

選手たちにこう伝えて臨んでいました。


「自主性をだしなさい」

これは、この先に待ち受ける個人の戦いに勝たなければいけない為です。

3年生は、入団してきてくれてからあっという間に2年が立ちました。


しかし、

ずっと選手達を見る事は出来ず、この先は

別々の高校に行きプレーするのです。


第3戦の相手は、バンディオンセ神戸。

2011年度、兵庫県クラブユース選手権の覇者です。

第1戦・2戦とも自主性は見られませんでした。


予選リーグでの敗退は決定し、

後は、どれだけ試合に臨む心構えやチャレンジ精神を持てるか。


キックオフです。

盛んにプレスを掛け続けます。

前半10分以内に3度の決定機。

しかし・・・

得点は0。


こういう嫌な流れを変えれる選手にならなければいけないと、

スクール生の時から口うるさく伝えてきた選手が、

前半15分過ぎにゴールを決めます。


前半は1-0で折り返します。


後半は、ミスが増え苦しい時間帯もありましたが

選手達は果敢に戦っていたように思います。


ただ、このレベルで頑張ってプレーするなんてことは当たり前です。


簡単なミスから失点し

試合は、1-1の引き分けでした。


悔しそうな顔の選手たち。


自分の中学3年生の時を思い出しました。

全国大会ベスト4をかけた「ジェフ千葉」との試合。


Vゴール方式の延長に入り、

ゴール前、約20メートルのFKを僕は外しました。

その3分後に35メートルの相手FK。


これを、

現レスターの阿部勇気がゴールに決めます。

この時の話はよく阿部ちゃんともしますが、

やはり練習量の違いだったと今でも後悔しています。


その悔しさを3年後のJユースカップ決勝戦で晴らす事が出来ました。

決勝の相手はFマリノスユース。


高3ながら166センチしかありませんでしたが、

当たり方、外し方、見る、

この事を意識し続け180センチの相手にも当たり負けをせず、

プレーをし続ける強さを身に着けました。

そして2-0で勝利。

「日本1」を勝ち取りました。


後悔する事はサッカー人生においても必要だと思います。


しかし、

いかさなければ何にもなりません。


選手の悔しそうな顔が

次のトレーニングや試合に意味があるものであってほしいと思います。

そして自信を持ってほしいと思います。


君達は、

兵庫県大会を勝ち抜いた力があるのです。


2か月後の高円宮杯までに進化を遂げましょう。

1人のサッカー選手に。


最後に、応援していただいた保護者の皆様。

本当にありがとうございました。


そして、運営をしていただいた各府県のサッカー協会の皆様、お疲れ様でした。


ちょっぴり応援に来てくれたヴィッセルのサポーターの方々もありがとうございました。



暑い時期ですが、

また選手達と頑張り、一緒にフットボールをしていきたいと思います。

関西クラブユース選手権を振り返る

ここ最近は、急に暑くなりましたね。
今日は、関西クラブユース選手権を振り返りたいと思います。


6月4・11・12日と各会場で戦いました。
どの会場でもさすが各府県の代表だなと思わせるクラブが沢山ありました。
第26回、関西クラブユース選手権。
クラブとしては初出場ですが・・・
僕自身は3回目です。


今回選手のみんなに指導者として連れてきてもらいましたが、
選手として、第10回(中2時)・11回(中3時)大会に参加しています。
少し感動しました。反面、今の選手はいいなぁと思いました。
僕達の時は、予選リーグから決勝戦まですべてクレー。

ただ、関西大会のパンフレットを見るとまたまた嬉しい事が。

それは、
第11回大会で僕はMVPを受賞(運よく)しています。
それが、いまだに載っていました。
もう30歳なのに(笑)。昔が懐かしいです。と
思っていると、
選手時代お世話になった方と再会することが出来ました。


県トレ・関西トレ・代表のスタッフだった方々です。
指導者をしている事を喜んで下さる反面、
「あの、やんちゃだったカズヒロがかばんを揃えるように言ってるでぇ」。
少し、若い時の自分に反省しました。


話はそれましたが試合です。
残念ながら第1戦・第2戦は半分の力も出せず、
0-2・0-5と敗戦を喫してしましました。

力が出せない理由。

色々あると思いますが、1番は緊張。2番目に大舞台。

未知の世界を楽しめるメンタリティーを持たなければいけませんね。



未知の世界といえば、

この大会を見て思わず感動した事があります。


単にロングボールを蹴る、ドリブルをさせるクラブがほぼゼロでした。

パスの緩急、判断できるドリブルスピード。そして角度のあるプレーが沢山ありました。


入団当初から、

選手たちには「考える」。事を意識してもらいました。

選手達に変化を与え、質を上げていく。


それは、

フィジカルの差を埋めることと、選手が判断を行う事が目的です。


当クラブの選手達は、フィジカルでは敵う点が少なかったと思います。

それは、質ではなく単に量の問題です。

現時点でどのクラブの選手もごつかったです。


でも、いつかある程度は追いつくものです。


またまた長くなりました。

第3戦と続きはまた書きます。

【祝】関西クラブユース選手権出場

5月15日にクラブとして大きな歴史の1ページを開くことが出来ました。


兵庫県クラブユース選手権で5位以内に与えられる名誉。

関西クラブユース選手権出場権です。


決勝リーグですでに2敗。

ただし、グループ上位3位までが順位決定戦に進めます。



決勝リーグ最終戦。

相手は「宝塚FC」

勝てば5位決定戦に進出です。


試合は11:30キックオフ。

立ち上がり15分は、選手に悪い緊張感とミスの連続から始まりました。


しかし、

その流れを司令塔が変えます。

30メートルのコースを突いたシュートで先制。

※この選手、中1からクラブユース選手権に出場しています。


これでチームに落ち着きが生まれました。

危なげなく試合を支配して4-0の勝利。第1関門突破です。

センアーノ戦の反省が少し効いたかな?と思いました。


そして15:00「5位決定戦」のキックオフです。

相手は「FC志染」

非常に粘り強く戦い、諦めないメンタリティーを持っているチームです。


さて、試合のほうは

早い時間帯で先制点を取ります。

相手のCFが1枚で追ってくるため、距離を取り前半はボールを動かします。


前半は1-0でリード。

ただもう1つの決定的チャンスを外していたため少し心配でした。


後半キックオフ。

志染さんの粘り強さは、衰えを知らず脅威でした。

そして、フリーキックから失点し同点に。


そのまま延長戦に突入。

不思議FW君が、早いスルーパスにラウールばりのトラップで落ち着いて決め勝ち越し。

両チーム肉体的に限界でしたこのまま試合終了。


選手たちは、

見事に関西大会出場を勝ち取りました。


たくさんの反省点が出た試合。

しかし、結果を出したことも事実です。


よく頑張りました。


この日は大喜びして、こういう苦しい戦いを次につなげましょう。