香川でうどん作り!・・・からの緊急事態!~あかがねのまち旅行番外編~ | 水木香『喋ったり踊ったり走ったり。』

香川でうどん作り!・・・からの緊急事態!~あかがねのまち旅行番外編~

アンパンマン列車に乗るという夢も無事はたし、パパと再合流。

 

(下車したローカルな駅で。無人駅で駅前も何もありませんでしたが、雰囲気がとても素敵でした♪)

 

 

ここから小一時間ばかり車を走らせ、高松空港方面へ。

 

とはいえ、飛行機までは少し時間があったので最後にひとつ体験イベントを予約していました♪

 

中野うどん学校高松校

 

うどん作り体験!!

学校というだけあって卒業証書もちゃんといただけるとか。

 

 

この中野うどん学校と、高松空港との距離は車で15~20分程度の場所だったと思います。

 

せっかく四国まで来たので本場のうどんを食べたい、という想いと、娘がテレビで、子役の子たちがうどんだかそばを打っている映像を見てすごくやりたがっており(録画したものなのですが、何度も繰り返し見ていたのです)時間的にもまぁ丁度良いかな、という感じで申し込みましたすまいる

 

確か割とギリギリに決めたのですが、やはり夏休み序盤という事もあり、繁忙期と繁忙期の谷間だったようで難なく予約も取れましたピース

 

 

お教室。

貸し切りでしたが、ご覧のようにとても広く、修学旅行生なんかが来ても余裕で入れそうな感じでした↑

 

 

さて。

ここでいよいようどん作り・・・だったのですが・・・。

 

心配なのは娘の体調。

朝方熱を出した娘。

アンパンマン列車で興奮してしまったせいか、うどん学校への移動の車中でちょっと体調が悪化したようでした。

 

さすがに元気がなく、ずっと抱っこ。

一応こねこねする真似ごとは何とかしましたが、「体験」をした感じは娘はないだろうなぁー

また機会を見て四国じゃなくても体験させてあげたいなぁ・・・と思っていた矢先でした。

 

 

抱っこしていた娘がいきなりのけぞり返り。

 

うどん粉をこねるパパを手拍子で応援していたその両手が大きくこわばり。

 

痙攣を始めました。

 

意識はなく目は白目をむいていました。

 

今まで手拍子をしていたのに・・・、一瞬何が起きたか全くわかりませんでした。

 

 

ただ、異常事態だという事だけはわかったので、何とかしなくちゃ、と。

 

ちょうどこの前の週くらいに熱中症や誤嚥時の対応方法を幼稚園で消防の方から学んでいたので、とっさに

「意識がなく口が硬く閉じている→口の中で何かが詰まっている?→とりあえず口を開けさせ様・吐かせよう」と思い、体を下に向け、背中を叩きはじめました(結果的にこの対応はまるで意味がなかったのですが)

 

いきなり娘の名前を呼びながら娘を叩き始めた私を見て、そこで初めて主人と先生が異常を知ることとなりました。

先生がすぐに救急車を呼んでくださり、そのまま救急の電話をつないでもらい対処法を教えていただきました。

 

幸い、痙攣は30秒ほどでおさまり、娘もぼーっとはしていますが、意識も戻りました。

 

そして少し落ち着き始めたころ救急車も到着。

もちろんうどん作りどころではなく救急搬送。

 

 

娘は熱性痙攣でした。

 

赤ちゃん~このくらいの年齢ではままある症状のようです。

 

対処法としては痙攣を止めることは出来ないので、衣服をゆるめるなどして呼吸をしやすい状況を作ること(嘔吐物などがある場合は詰まらないように顔を左に向けて寝かせる)と、痙攣の時間や状況を冷静に記憶すること。

 

刺激になるので大声で呼んだり叩いたりしてはいけないようです。

・・・両方やっちゃいましたが汗

 

 

旅行だからと無理をさせてしまい、本当に猛省しました。

つらい思いをさせてしまい申し訳ない・・・

 

幸い症状も軽く入院などにはならなかったのですが、この日乗る予定だった飛行機はキャンセルせざるを得ませんでした。

先生曰く「また熱性けいれんが空の上で起きた時困るでしょ?」と。

確かに。。。

 

のちに調べてみると2回以上熱性けいれんを起こす子の割合は多くはないので飛行機で帰っても大丈夫だったかもしれませんが、とにかく確実に安全に・・・という事で、陸路で帰宅しました。

 

主人は飛行機に乗って羽田にある車を取りに行き、東京駅まで私たちをお迎えに。

 

私と娘は高松~岡山を特急列車、岡山~東京を新幹線で。

18時過ぎに高松を出て、東京についたのは22時過ぎていたかな?

 

正直大変でした汗

だけど幸い娘は名古屋くらいまでずーっと眠っていて、起きた時にはずいぶん楽になっていたようで「おなかすいた」だか「暇」だかそんな軽口を叩いていました。

 

熱が出た時に病院に連れて行けば・・・(冷えピタと市販の薬で対応しました)

アンパンマン列車はともかくうどんはキャンセルすれば・・・

レイトチェックアウトしてギリギリまで休ませれば・・・

 

沢山の「たら・れば」を思いましたが、起きてしまったことは仕方ない。

命にかかわるような症状でなく、深い学びがあって良かったと思うようにしています。

 

娘は本当に病気をしないので、体調不良の対応に慣れていなかったのと、「子供の病気」への見解の甘さが今回の事をまねいたのだと思います。

 

子供の病気って本当にわからない。

 

救急車に乗った時は熱、37度後半とかだったんです。

でも病院では39度近くまであったし。

一瞬で状況がかわる子供の体調不良をおとなと同じ感覚で考えちゃいけないことを深く学びました。

 

今回熱性けいれんの事を書くか非常に悩んだのですが(子供の緊急事態をブログにしなくてもよいかなと・・・)、この記事が誰かの目に触れて、熱性けいれんの事を少しでも意識するきっかけになれば・・・

という想いと、自分への自責の念も込めて記事にしました。

 

 

ちなみに。

それから娘は2~3日の休養後すっかり元気になりプールに虫取りにと遊び回っていました。

この記事をかけるのも娘が後遺症もなく元気になってくれたからなんですよね。

 

 








 

楽しい家族旅行も最後の詰めの甘さで娘を大変な目にあわせてしまいましたが、楽しかった思い出は娘の胸にもしっかり刻まれているようなのでひとまず良かったです。

 

文章だらけで読みにくい中、最後まで読んでいただきありがとうございました!