永遠に語り継ぎたい3.11の素敵な話。
今から約1年前。
未曾有の大震災が日本を襲いました。
私はその頃妊娠3か月くらいだったか・・・毎日家にいたころだったのでテレビやツイッターで一生懸命情報を集めたり有益な情報をリツイートする日々でした。
情報にべったり張り付きすぎてしまい、少し情報を遮断しないとPTSDになっちゃうよ、とアドバイスをもらい震災の事を見ないようにしたときもありました。
でも、一旦震災の情報を遮断したら、今度はまた目を向けるのがすごく怖くなるんですよね。
つわりで体調悪かったのもあり、人々が復興に向けて立ち上がったり、基金を設立するような段階にきても私はあまり震災と向き合う事が出来ませんでした。
ただでさえ体調がすぐれない、おなかの子供に悪影響になるのではないか、ただただ事実を見るのが怖い・・・様々な理由があったと思います。
だけど心のどこかでは、ボランティアに行きたい、何かしなくちゃという思いはあった。
でも妊婦の自分に何ができるのかジレンマも感じていました。
結局あの当時は少しの募金をするくらいしかできなくて、そのまま1年がたちました。
私はまだあの震災に向き合えていないと思います。
そんなとき、「みんなが出るテレビ」でお世話になったやまだひさしさん が震災に関する本を出版されたのを知りました。
- 永遠に語り継ぎたい3.11の素敵な話 (単行本・ムック) / やまだひさし/著
- ¥1,260
- 楽天
「永遠に語り継ぎたい3.11の素敵な話」
(初めの)印税100万を全部寄付されるそうです。
で、そのために1万部刷ったみたいです・・・
なのでみなさん、是非かって下さい!
(あ、回し者じゃないですよ
)
楽天のリンクは貼ってみたものの、本屋で注文して、本屋さんに入荷してもらう方が良いみたい。
人の目に触れるから。
私は楽天で買っちゃった・・・失敗(ノ_-。)
文字もそんなに小さくないし、やまださんの素直な気持ちなんだろうなーって感じですごく読みやすいです。
文字がすっと入ってきます。
色々なエピソードが書かれているんだけど、一番心にとまったのが「台湾からの義捐金」の話。
200億円を超える金額を送ってくれたそうです。
でも日本であまり報道されていない・・・その理由も本に書かれているんですが一番驚いたのが、お礼を言いにやまださんが台湾を訪れた事。
そしてツィッターの投稿を見て知ったのですが台湾の方にお礼を言うために中国語の勉強をされていること。
やまださんの本の中の言葉を借りるなら
「やまださんかっけーー!!」
です。
200億を超える義捐金を送ってくれた台湾然り、最親日国のトルコの事などなかなか報道で多くを取り上げられられない事もあります。
そんな事をやまださんのように影響力のある人がお礼を言いに訪れるってのがすごくうれしいな、と。
私も恩を忘れない事、そしていつか台湾に旅行に行ってたくさんお金を落としてきたいなーと思います。
現地人と話す機会があればもちろんお礼も。
あとは「読み聞かせ」のエピソードも印象的でしたね。
お昼のラジオ「シナプス」で読み聞かせのコーナーがあるのは知っていたんですがそこに至るまでの経緯とか・・・
師匠平方恭子さんも現地で絵本の読み聞かせのボランティアをされていました。
きっと被災地の子供には読み聞かせは大きな希望になったと思います。
私も未熟ながら伝えるお仕事に携わっている身としてすごく興味深い内容でした。
3.11の話なので涙なくしては読めないと思います。
当時を思い出して少しつらくなるかもしれません。
だけど風化させないために、あの時の感情を思い出させるためにやっぱり多くの人に読んでほしいな、と思います。
私は1年前何も出来なかったけれど、「今、自分にできる事」を考えて行動にうつしていきたいと思っています。
涙なくして読めないけれど、やまださんのパワーに元気ももらえます。
私も頑張らなくっちゃって。
そしてやまださんスゴイです。
やまださんのやる復興の活動応援していきたいって心から思えると思います。
あーやまださんのすごさにみんテレ時代に気づいていたらもっとまともな大人になれたかもな、私(苦笑)
PS
3/19 TSUTAYA赤坂店でサイン会やるみたいです。
詳細はやまださんのツイートたどればわかるはず![]()
お近くの方は是非。
私も行きたいけど1000キロ離れてるからいけない。ぐすん。