イスラム駆け足旅行【1/21 紳士の国カタール?】
前回の記事に書いたゴミをポイ捨てするカタール人の行動。これは決してスマートとは言えないが、それでも私はカタール人に対して非常に紳士的な印象が強い。
後半18分カタールに逆転され、日本は絶体絶命のピンチ。
しかし、その後香川選手の同点ゴール、さらに44分土壇場で伊野波選手が意地の逆転ゴールを決めそのまま日本が勝利をおさめた。
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上機嫌の私たちがスタジアムを出るとその高揚感を後押しするように、カタール人サポーターや、スタジアムのスタッフまでもが口々に「おめでとう」と笑顔で声をかけてくれた。
一緒に写真をとりたがるサポーターまであらわれた。
私たちが「日本人女子」(海外では非常にもてはやされる)ということを差し引いてもこのふるまいは非常に好感が持てるし、単純に嬉しい気持ちでいっぱいになる。
もし私たちが同じ立場に立った時、果たして同じ事が出来たであろうか・・・
日本人サポーターも負け試合の帰り道、紳士的に振舞うことが出来るのだろうか・・・
私は正直サッカーの試合は数えるほどしか観戦経験はないし、ましてや日本代表戦は初観戦なので日本人サポーターがどのような雰囲気なのかはわからない。
しかし、見ず知らずの人間に祝福の声をかけるとは国民性から察する限り難しいと思うし、少なくとも私は負け試合の帰り道、敵チームのサポーターに「おめでとう」と声を掛けるほど気持ちに余裕はもてない。
今回のカタール人のふるまいは誰もが笑顔になれる行動だと思う。
カタール人を見習ってサポーターもスポーツマンシップを忘れずにいたいものだ。
こんなことを考えながら、方向音痴ドライバーの車の到着を試合終了後のスタジアムで1時間ほど待ち続けていたのであった。