リフレット(フレット交換)/ Gibson J-200 | 皆川ギター工房のブログ

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東京都足立区北綾瀬にてアコースティックギターの修理(リペア)とメンテナンスを中心に営業中です。
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こんにちは。

 

12月になってしまいました。

お盆を過ぎると、あっという間に年が終わっていきます。

 

毎年いろんな意味でギリギリですが、こちらに越して来たのもずいぶん前の年末で、今年もこうして年末を向かえられて幸せでございます。

 

今年も関わって頂いた皆様に感謝です。

 

 

そういう事で、今回は定番のフレット交換(リフレット)をざっと紹介させていただきます。

 

 

 

Gibson J-200 ですが、これのフレットを交換していきます。

ナイスギターです。

 

特にエレキに多いのですが、何かにつけオリジナルのパーツかどうか気にする人がいますが、弾くギターなら弾きやすくしてよい音で弾き倒しましょう!

古いまんまのギターなら文句は言わずにいましょう!

 

 

フレットがぺっタンコです。

何度もすり合わしてあるので、これ以上は無理ですね。

 

 

フレットは、暖めながら抜いていきます。

暖めないと抜く時に指板が割れます。

 

指板を調整してから、新しいフレットを打ちます。

オールドギターの場合、指板は調整せずに交換する事もあります。

ネックの状態が良く、落ち着いている場合や、良い指板の雰囲気のままフレットだけ交換したい場合等。

特にメイプル指板のギター等は、そのままと言う事が多いです。

 

 

このギターのブレイシングです。

まだまだ、いろいろと考えていた時代なのですね。

 

 

 

フレットのエッジを切り落として、この後整えます。

 

 

 

フレットのエッジを整えたら、すりあわせをします。

 

 

 

フレットを交換したら、基本的には、ナットも作り直します。

 

 

 

ナットが出来て、サドルの調整が出来たら、出来上がりです。

 

 

 

この間色々細かい事もありますが、ざっと流れはこの様な感じです。

 

 

 

オールドギター(ビンテージ)にはみなさん拘りが多いと思いますが、過去のお客様でもユニークな方も何人かいらっしゃいまたがその話は、こちらにいらして機会がありましたらその際に。

 

 

また、今月も読んで頂いてありがとうございました。