こんにちは!
何とか月1ペースをキープ出来るようにガンバっています。
今回は、運送中に起こるギターの事故について触れてみようかなと思います。
中でも断トツ多いのが、「ネック折れ」。
これはね、折っちゃった運送屋さんが責任を取ってくれますが、私から言えば、運送屋さんがちょっと気の毒です。
運送屋さんは、全部悪くないですよ。
中には、荒くれ者みたいな人も居るかも知れませんが、大体皆さん丁寧にお仕事されてます。
ここまで酷い折れ方しなくても、ヒビが入っただけでも、やはり通常の使用は出来なくなるわけですから、出来る予防はしないといけないですね。
要は簡単で、ケースの中で、ギターが揺れなけばよいのです。
今回ご登場頂いたのは、”ネック折れ会”代表のチームGibsonから、エクスプローラーさんに、ご登場いただきました。
隙間に詰めてあるのは、雑誌のページを丸めたもの。
新聞なんかも良いと思います。
ここで気をつけることは、ラッカー塗装の場合、ゴムやスポンジを使うと、触れた所の塗装が反応して変色したり、溶けたりしますので使ってはいけません。
それと、割れた所などにテープを貼る人がいますが、やりたい人は別の方法を考えましょう。
(テープの粘着部もラッカーに反応します。)
ネックを左右に揺すってボディが動かなくなれば良いと思います。
そして、ケースを閉じて、前後左右、揺すってみて中で「ゆさゆさ「「ゴソゴソ」音がしなければOKです。
このケースのネック部の様に、しっかりホールドされていてネック全体が枕に乗っているのが理想ですが、そうでなければ、上の画の青いケースのようにナット近くと、ヒール近く(写ってませんが)に枕があった方が良いです。
無ければ、新聞等丸めて作ってやりましょう。
ネックは大概、弦が引っ張る方向へ、ヘッドがおじぎする様に折れるのでヘッドの下には入れない方が良いと思います。
特にヘッド上部のヘッドの下には何も当たらない様にしないと危ないです。
梱包する際、ケース側に気を使うのも大事ですが、それよりケースの中がとても大事です。
勿論、弦はしっかり緩めて。
その際は、参考にしてみて下さい!
追加画
結構ぎゅうぎゅうです。