こんにちは。
ギター修理の紹介ではありますが、似たような内容の修理は、過去に紹介している気がするので、テーマは 「一期一会」 に入れます。(どーでもいい)←テーマは細かくしました。
Martin O-42 1924年製
やっぱり一期一会です。
そーは、ちょくちょく見られるギターではないです。
ネックのリセットとブリッジ周りの修理です。
過去に、このトップ部分の指板を削って薄くしてしまっていたり、ネックに角度が付く事によって指板がジョイント部から下へ折れてしまうので(ネックの角度が狂って、皆さん「腰折れ」と言いますが、それの逆です)1フレットから最終フレットまでなるべく真っすぐになるように指板を厚くしてやります。
センターを正しく、角度は付き過ぎず、ヒールはピタッとタイトに調整。
昔のとても良いハカランダ。
ブリッジも、なんやかんや、やらせて頂いて、いい感じです。
この後は、リフレットすれば、かなり現役で使いこなせるギターになると思います。
古い楽器はこうして、何度も手入れをしていかないと、残せません。
何年後か次の世代の修理者が困らないように、修理する事が大事です。