東大阪、八戸ノ里商店街のケーキ店、モンガトウの
嫁で菓子職人、長尾久美子です。
お休みだった今日は一日中雨で、靴をぐちょぐちょにして
買い物に行ったきりです。
あかん、雨の日マジでつまらんよ。。。
雨の日は、お店を開けててもお客様が少ないから、
定休日に当たったらラッキーよと言う人もいるけど
お休みにはお日様をみたいんだよおおおおお
「お天気がいいからソフトクリーム食べたかった。。。。」
っていうツイートを見ることあるけど!
ほんとにゴメン、、と思うけど!
木曜日は私が、
よそでアイスを食べる日なんだよオォォォ-
うるさくてすみません。。。
仕方がないので大人しくお絵かきをする。
うろこ一枚、色を塗り忘れ。。。
絵を描くことも、ケーキを作ることもそれが得意というより
それが出来る人にすごく憧れました。
あこがれって言うのがすべての原動力になるのかも知れません。
で、練習してみてもなかなかうまくいかず、
何度も何度もお菓子を作り続けました。
絵もまた同じで、
絵のプロは、最初からある程度上手かも知れないけど
見えないところでそれはそれは大変な努力をしています。
血のにじむような努力があります。
練習の賜物なのです。
私の絵は遊びでしかないけど、
憧れに少しでも近づく気がして(←気のせいww)
描いています。
自分でも気に入った絵になるのは
10枚に1枚もないですけど。。。
高校の時、美術の担当は新任の女の先生になりました。
大学院を卒業して間もなくて、なにか生徒のことより
違う方向を見ているような気がする先生でした。
ただでさえ少ない美術の授業なのに
自分の個展で、しょっちゅう授業が休みになりました。
それでも私はその先生が嫌いではなくて、
絵の添削を受けるのが楽しみでした。
褒められた時は有頂天になり、
ダメ出しされたときはひどくヘコみました。
手を抜くとすぐに見つかりました。
デッサンで友達のほうが点数が良かった時、
「先生、あたしはもうあかん」
って毎回言ってました。
完全にかまってちゃんですね(笑)
先生は、アホな生徒を置き去りに、まもなく学校を辞め絵の勉強をしに
イタリアへ行ってしまいました。。
私が絵を描くときはいつもその先生への憧れから
描いている気がします。
先生の事を思う時は、ちょっと胸が痛くなります。
ネットで検索してみると、
若い時のキレイな面影をそのままに、
画家として大学教授として立派に成功されていました。
そんな先生に教われたことが、幸せだったなあと思います。
たった一年でしたけど。
はい、お休みの日で雨の日はそんな昔の事を
思い出しました。
今日もお読み頂きありがとうございましたm(__)m