二年前、家族で夕食を食べに出かけたときのこと。
この日の二日前につまづいて右腕を壁にぶつけ、腕を怪我して吊った状態だったので、それを良いことに外食をしようということになり、出かけました。
食事の前に寄ったお店の駐車場で、思い切り転んでしまいました
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
思い切り転んだので恥ずかしい~
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
あぁ~
![むっ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/146.gif)
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
それに右肩がめちゃくちゃ痛い~~
![ドクロ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif)
主人は始め倒れているのが私だと思わなかったそうです
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
息子がすぐに気づいて駆け寄ってきました。
それからは救急車が来るまで駐車場で身動きの取れない状態で
![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
救急車が来てもしばらくは受け入れ先が決まらず立ち往生でした。
やっと運ばれた病院では、右肩は骨折、右膝はレントゲンの結果でも異常無し?とのことで、冷湿布を貼られました。
え
![!?](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
![!?](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
すみませんが先生、歩けなかったんです。絶対どうにかなってます!
…とさすがに心配になり訴えたら、近くの少し大きな病院を紹介され、救急車で搬送されました。
次の病院では検査の結果、右膝靭帯損傷とのこと。
私は家族性の慢性腎不全の為、腹膜透析という治療を毎日自宅でしていましたので、そのこともあり、かかりつけの病院へ翌日行った方が良いとの診断で、自宅へ帰されることに。
いや~大変でした
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
とにかくこの夜がつらかった…右肩・右腕・右膝と右半身が不全というなんとも情けない有り様で…寝返りも打てず肩と膝の激痛と、夕食を食べ損ねた為の空腹で、一睡もできませんでした
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
翌日かかりつけの病院の整形外科に行くと、担当の先生が靭帯損傷の診断に疑問を抱いたようで、再度精密検査をしました。
私はこの後衝撃的な事実を知るのですが、結果はなんと右大腿四頭筋断裂でした。
つまりは…右の太ももにある四つの太い筋肉がすべて切れてしまったんです
![ドクロ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif)
![ショック!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
とっさに頭に浮かんだのは、私このまま歩けなくなるのかも……。
手術が必要で、成功してもまた衝撃で切れる可能性もあるとも言われました。
急遽先生が今までに経験したことのない大手術になりました。
膝のお皿に穴を開け、四本の筋肉を縦にお皿に縫いつけるという難しい手術です…。
だけど先生はベストを尽くして私の足を救ってくれました
![虹](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/026.gif)
それから私の長い入院生活が始まりました。
右半身がすべて機能していない為、寝返りはおろか、起き上がることもできません。少しでも身体を動かそうものなら、右肩に激痛が走ります
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
看護士さんって本当すごいです。
毎晩三時間置きに寝返りを打たせに来てくれます。寝返りをうたないと床ずれが出来てしまうのだそうです。
夜中順番に回って来てくれる看護士さんたちが本当に神様に思えました!
![富士山](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/309.gif)
しばらくすると今度は恐怖のリハビリが始まりました。
始めは左足を持ち上げて鍛えたりと簡単なメニューなのですが、右膝が回復するにつれ、立ち上がる練習や伝い歩きなどが加わります。
つい最近まで何にも考えなくても出来ていたことが、今は立ち上がるだけで冷や汗をかくんですから
![得意げ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)
そして何よりつらかったのは、術後に堅くなってしまった右膝を曲げること
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![ドクロ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif)
![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
リハビリの先生が少しづつ曲げてくれるのをただただ目を閉じて激痛に耐え抜きます。もう足をいっそ切り落としてくださいとまで感じてしまうほど……つらかったぁ
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
そんな時私の心の支えになってくれたのが、親友が貸してくれた音楽プレイヤーに入っていた嵐の曲たちでした。
嵐の曲をこんなにも毎日聞いたのは始めてで、たくさんの曲たちに毎日毎日励ましてもらいました。(このときからの嵐ファンなんです
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
リハビリの難関も耐え抜き、ようやく目標の膝100℃曲げまで達しました
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
車椅子の運転も自由自在にできるようになり、歩行器を使ってゆっくり歩くまでに回復していた頃には、気づけば3ヶ月が過ぎていました。
本当に私にとって長い長い3ヶ月でした。
今は膝も140℃まで曲げられるようになり、走ったり大好きなフラにも復帰するまでに回復しました。
本当に有り難いです
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
私はこの怪我のおかげで多くの学びをいただきました。
人はどんな時でも一人ではけして生きて行けないということ。支えあって生きて行くことの大切さ…。五体満足で当たり前の身体でいられることのありがたみ
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
留守の間寂しさに耐えてくれた息子、忙しい中毎日顔を出してくれた主人、家族の面倒を見てくれた母…支えてくれた周りの方たち、お世話になった先生や看護士さんたち、すべてにただただ感謝
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
この時から、私は痛みを抱えた人の話しを聞くことで、少しでも楽になれて、前向きになれるようなお手伝いができたら…と思うようになりました。
そして今レイキカウンセラー(R)という資格を取る講座に通っています。(実は明日が卒業式なのです!)
この資格を通して、少しでも誰かのお役に立てることができたら、私の人生最高~~
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![コスモス](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/058.gif)
![虹](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/026.gif)
![コスモス](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/058.gif)
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
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