2013215日 薬事・食品衛生審議会 指定薬物部会議事録

医薬食品局

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000371ay.html

 

○監視指導室長  本部会の公開・非公開の取扱いについては、総会における議論の結果、会議を公開することにより、委員の自由な発言が制限され、公正かつ中立な審議に著しい支障を及ぼすおそれがあると判断されたことから、非公開とされています。また、会議の議事録の公開については、発言者氏名を公にすることで、発言者等に対して外部から圧力や干渉、危害が及ぶおそれが生じることから、発言者氏名を除いた議事録を公開することとされておりますので、あらかじめ御了承いただきたいと思います。
 

○大臣官房審議官 違法ドラッグにつきましては、依然としてその使用によると思われる健康被害や交通事故などの報道が散見されております。厚生労働省では、1.指定薬物や麻薬への迅速な指定、2.販売事業者に対する指導・取締り強化、3.予防啓発の強化に取り組んでおります。

○□□委員 私ども□□□□では、インターネットを通じて、違法ドラッグ製品の買上げ調査を行っております。 

○監視指導室長 指定薬物というのは麻薬の部分での法律的な位置づけと若干違う部分があります。要するに、こういった毒性の可能性があるということで指定ができる仕組みになっています。 蓋然性ですね。そのような観点からしますと、明確にその蓋然性が否定できないということであれば、こういった薬物に対する危険性について、国民の健康を守るという観点からすれば、より積極的に指定をしていって構わないのではないかと考えています。

○監視指導室長 「違法ドラッグをめぐる最近の動向」ということで、1128日の当部会において、775成分を含むナフトイルインドール骨格を対象とした合成カンナビノイド系の包括指定について御審議を頂いたところです。

現在の与党、その他野党とも協議をされているということですが、指定薬物に関して、国の職員は麻薬取締ですが、地方の職員は麻薬取締です。これに関して、現在指定薬物については、行政的にも警察職員としても取締りの権限がない状態ですが、実際にこの薬物乱用の対策の中で、指定薬物と麻薬が実際に一緒に含まれているようなものが検出されたり、又はその背後に組織的なものが関わっていたりという部分があり、なかなか行政だけの取締りでは限界があります。麻薬取締官、麻薬取締員に対して、司法警察職員としてのいわゆる警察権限を付与するような形での改正が含まれています。
 もう1点は、薬事監視員や麻薬取締官が指定薬物の疑いがある物品を、実際市場で検査をするために収去ができる規定を設けるということです。現在は、こういった規定がないので、実際市場で買上調査をするような形か、検査命令をかけるかというような状況です。買上調査ですと、実際に取締りをしているサイドの方が買上げを拒否されることも起こり得ます。こういった規定を入れるという中身で、議員立法の議論が進んでいます。

 

抜粋者からの一言

 タバコやアルコールという嗜好品の値段が上がるにつれて、お金のない若者は、他の安い製品で、インターネットや繁華街のショップで気軽に買えるドラッグに手をそめてしまう若者が多いようです。

現代はタバコもアルコールも厳し過ぎる風潮があるので、それは喜ばしくない、と言われています。実際にタバコだってアルコールだってコーヒーだって、身体に悪い影響があるとは、科学的根拠がはっきり言えないようですよ。

今の、ストレス社会で、自分のストレスを解消できない人々がたくさんいます。特に、若年者やストレスに弱い方が犠牲になっています。

タバコやアルコールが原因で、精神混乱をおこして、公道の場所で殺人を行ったという報道は聞いたことがありません。警察官は飲酒運転だけでなく、ドラック運転者を取り締まる方が先ではないでしょうか?でも法律が追いついていないようですね。

私が若い頃は、ボーリングが流行っていたし、スナックも多かったし、ディスコも盛んだったし、更に、地域では盆踊りやお祭り、運動会も盛んだったし、それがどんどん消えてしまいました。今の世の中は、どうすればお金が儲けられるかが、一色に染まっていて、殺伐な世の中になってしまいましたね。