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発電系統異常アリ!

本日はNoriさんとEvoのビッグツインのステーターコイルの交換をしてみましょう。

はーい!バラします!


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Evoはこんなんなってんですね~…

エンジンスプロケットのダンパーや、湿式多板のクラッチ。

強力なトルクを受け止めます。



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こちらインディアン、チーフです(笑)

なんか可愛らしい感じもします。



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はーい。

食べ物ではありません。

Noriの描いた、見る度に凹むくらい下手くそなプライマリーカバーの絵に、「俺はここだぜ」とスクリューたちが主張します。






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長さ違うんで、片っ端から外してその辺に置いちゃうとですね、「俺はそこじゃないぜ」とばかりに拒絶されます。

あっ、届かない!あっ、これは長過ぎた!

その組み合わせ、何パターンあるんすか!なんでどれがどこかを覚えてないんすか!を防止する為の、魔法の絵画なのです。

※段ボールなので、寿命を迎えましたらニューモデルと致しまして転生します。

あっ、インスペクションカバー留めてる4本のボルト、そのうち2本は長~いやつで、それも外さないとプライマリーカバー外せませんよ。

知らずに「超くっついてるゥ」とか言ってカバーを引っ叩いたりすると恥ずかしいですよ。





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これ、マジでバッテリーのアース(マイナス)を外してから作業してくださいね。

スターターモーターを回すスイッチの役割を担うスターターソレノイドは、電磁石で端子をくっつけてスイッチオンさせるワケですよ。

なんか触った拍子に、突然回り出したスターター。

力強く回転するスターターモーターはリングギヤを回し、ちょうどそこに触れていた貴方の指は、チェーンに巻き込まれて潰れます。

骨を伝わる不快な音。共に襲う強烈な痛みに、貴方は叫ぶ事すら出来ないでしょう。

超怖え。





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パキッとやって、

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スポッとやって、バァーン!です。

マニュアルには、ここをインパクトで締めるなと書いてあります。

「シャベルみたいにやると破損します。」

これはそういう意味です(笑)

「もうそういうのは卒業したんだよ。」






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こっちもスポッとやって、

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あっ、なんか挟まってる。

シム噛ませてプライマリーのチェーンラインを出してるんであります。

組む時に、入れるの忘れるとダメです。

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ダウジングみたいな感じの棒で、ステーターコイルの場所を探します。


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セイッ。

スポーン!

ちょっと待て。スポーンと出来るのか?マジか。と少し凹んだ、最近この辺の修理をしたシャベル乗りの貴方。

自分的に1番Evolutionしてると思うのは、この「インナープライマリーを外さなくてもステーターコイルの交換が出来るようになった」というトコすかね(笑)


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こいつの配線が劣化してムケたり、コネクターのゴムが劣化してオイルが漏れてきたり、本体は丈夫っちゃ丈夫なんですけども、そーいう仕様によりまして交換となります…

1998年式の車両でしたので、新車から交換していないとすれば、18年ほどの期間を乗り切った事になります。

お疲れ様です。


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あっ、マグネットローターの裏にもシムがありますからね!

入れ忘れるとせっかく新品にしたステーターコイルが、ガリガリと擦れたりします。

うーん。

しかしインナープライマリーを外さなくても良い仕様は素晴らしいですね(笑)

タイムマシーンで過去へ行き、シャベルの開発に携さわる人間に、さりげなくこのブログを見せたいです。

では、レッツトライ!(笑)