１４日水曜日は夜のみお仕事で日中はお休みいただいておりました
旦那さんのお休みでしたので思いきって年内の締め括りは、念願の「玉置神社」へ行って参りました
大阪から３時間の往復６時間、大自然の山の中を走ります
まだ台風の爪痕が荒々しく、至る所に土砂崩れの後が残されておりました
玉置神社は奈良と和歌山の間、山々の中の霊山玉置山にあります
途中でお蕎麦屋さんに立ち寄りました
お店かと思いきや一軒家で、普通に田舎のお婆ちゃんの家へ帰ってきて、お昼をいただいたかのような感じで何だか逆に新鮮でした
そこから少し走り玉置山へ上がっていきます
めちゃくちゃ高い
とても静かでピリッとした空気になります
駐車場へ到着し、あいにく空は雲で覆われておりますがそこからの景色は素晴らしかったです
いよいよ鳥居を前に
雲の切れ間から天照様がピッカーン
またすぐ雲に覆われましたが、鳥居をくぐり、とても気持ちの良い森林の中をずっとひたすら歩いて行きます
また鳥居が出てきて、ここから一気に空気が変わります！
玉置神社は、役の行者さんも空海さんも修行に立ち寄った聖地、熊野三山の奥の院と呼ばれています
そして御祭神も凄いです
手水舎で手などを清め、まずは大杉の方へ向かいました
大杉、色んな意味で凄かったです
この大杉の場が私はとても好きになりました
宮崎駿さんの世界観のような木で、大杉に茂っている苔もキレイで、もののけ姫に出てくる木霊(コダマ)って名前でしたっけ？白い首がクルッて回る精霊がいそう
大杉はとても温かい感じ
水の音がするか大杉に耳をあててみました
水の音はしなかったけど、先日息子が見てたラピュタが浮かびました
私も小さい頃から好きだったラピュタ、主人公のシータが言ってた私の中では印象的で好きだった言葉が頭の中で流れました
「土に根を降ろし風と共に生きよう
種と共に冬を超え、鳥と共に春を唄おう」
まるで大杉が解りやすく話してくれてるみたい
言葉を発する者だけが意識あるのではなく、鉱物も植物も地球にも全てに意識があり命があり、みんな生きているんだってことですね
人間は山を切り崩し海を埋め立てたり森林を伐採したりしているけど、木には木なりの意識があり風と共に生き鳥達と唄う喜びがあり、私達と同じように自然達も意識があり生きているということですね
辺り一帯に木の根が張り巡らされ、ほんとにラピュタの最後のシーンみたいに、このままごっそり上へ上がって行きそうだな～と思いました
そして玉置神社本殿へ
歴史を感じるとても古い建物でした
奈良の建造物というより、やはり和歌山・熊野という感じがします
御祭神は
国常立尊・伊弉諾尊・伊弉冉尊・天照大御神・カムヤマトイワレヒコノミコト
凄いです
いつものように御祈りさせていただきました
静かだけどピリッした空気がします
さっきまでの雲が無くなり、天照様が完全に出てきてくれたので「天の岩戸開きだ～」なんて言いながら御朱印をいただきに行きました
檜原神社の時もそうでしたが、雲が晴れ帰りはずっと天照大御神の光が眩しく温かく照らして下さいました
帰り、こんな所に！と驚いたのが、ひっそりと菊理姫様がお祀りされておりました
巫女(シャーマン)の神や、伊弉諾尊様と伊弉冉尊様の仲を取り持ち縁結びの神様など言われている神様
ククリヒメとも言われています
今年最後の神社仏閣参拝、最後の締め括りはククリヒメ様でした
道中には海底から噴き出したマグマが固まった溶岩があります
塊の迫力を目の当たりにすると、太古どんな天変地異があったのかと地球の歴史を感じます
今、地球は浄化期間に入っていると言われていますが、ここ最近ほんとに日本全国だけでなく世界中でも地震が多発しています
スロースリップといいプレートがゆっくり沈んでいると専門家も発表されています
いつ何が起きてもおかしくない今だからこそ、自分らしく生きる道を進もうと思います
全てに敬意と感謝の心を持ち、今をありがたく生きたいと思います
心に神を宿し、かんながらの道を