居場所を探して | 『愛のうた♡命、輝くとき』
小さなころからずっと、自分の 居場所 を探してきたように思います。探しながらも、心が安らぐ居場所なんて結局どこにもありはしないのだと言いきかせてもきました。誰と居ても心の片隅には言いようのない寂しさが存在していて、どんな愛し合っていても、人の心なんて明日にはどうなるか分からない ずっと一緒にいられはしないのだと、いつも別れの予感というかさよならの準備をしているような人生でした。この人といられたら、きっと穏やかに生きてゆけるだろうという人を、これまでの私はどうしても選ぶことはできず・・・今となってはそれが幼い頃からの母との関係に起因していたと分かるのですが。


寂しさや押し寄せる孤独感がすっかり拭えたかと言えばそうではなく、けれど、結末がどうであろうと一緒に生きてゆきたい人のそばで生きてゆくことを選び、今日も生きています。元旦に結婚し、家族3人がひとつ屋根の下で暮らし始めて8か月。もう10年以上過ぎたのでは と思えるほど日々、本当にいろいろなことがあり…その度に私の中の幼い私を抱きしめ、自分の心を紐解いてみたり。人のこととなると落ち着いて見守れるのに、自分のことはてんでダメな自分にあきれながら。ようやく時差はあれど起きるすべてに面白さを感じられるようになってきたのは、きっと心の癒しが進んできた証拠。そう、自分の心を本当の意味で癒せるのは自分です。


だから、あなたも生きていてね。

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