ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 2-Disc・スペシャル・エディション [DVD]
¥2,850
Amazon.co.jp

(2008)


製作国 アメリカ


上映時間 150分


出演 ジョージー・ヘンリー (ルーシー・ペベンジー/次女)

    スキャンダー・ケインズ (エドマンド・ペベンジー/次男)

    ウィリアム・モーズリー (ピーター・ペベンジー/長男)

    アナ・ポップウェル (スーザン・ペベンジー/長女)

    ベン・バーンズ (カスピアン王子)

    ピーター・ディンクレイジ (トランプキン/ドワーフ、お小さい方)

    ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ (グロゼール)

    セルジオ・カステリット (ミラース/カスピアン王子の叔父)

    ワーウィック・ディヴィス (ニカブリク/ドワーフ)

    コーネル・ジョン (グレン・ストーム)

    ヴィンセント・グラス (コルネリウス博士/カスピアン王子の家庭教師)

    ダミアン・アルカザール (ソペピアン卿)

    ショーン・ランギ (アステリウス)


声の出演 リーアム・ニーソン (アスラン)

       ケン・ストット (松露とり、トリュフハーフ/スカンク)

       エディ・イザード (リーピチープ/ねずみ)


監督 アンドリュー・アダムソン


原作 C・S・ルイス



【ストーリー】

偉大な王アスランと“伝説の四人の王”ペベンシー4兄妹によって平和と繁栄をもたらしたナルニア国。

だが、あれからナルニア暦にして1300年経った今、かつての美しい国の姿は見る影もなく、

戦闘民族テルマール人に侵略・支配され、生き残ったナルニアの民は深い森の奥に追いやられていた。

また先王亡きあと摂政を務める弟のミラースは王位を奪おうと、

正統な王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を画策。

一方、小さな象牙の角笛を手にミラースの追っ手を逃れるカスピアン。その笛の音は、

ナルニアに危機が迫る時、“伝説の四人の王”を呼び戻すと信じられていた。

やがて追い詰められたカスピアンがついにその角笛を吹き、それは時を越えて鳴り響く…。


【感想】

「第1章:ライオンと魔女」はつまらなかった。

発売日に予約してDVDを買ったのに、がっかりした。

4人の兄弟が初めてナルニアにやってきて、ナルニア国の紹介部分もあったものだから、

戦いの場面などが少なめだったのか、なんとも中途半端で面白みに欠けていた。

だから、どうせ「カスピアン王子の角笛」もつまらないに違いないと、

今回は絶対DVDは買わないぞーと思い、レンタルもせずに放っておいた。

たまたま友人にDVDをもらったので、とうとう見ることに。


いやぁ~申し訳ない。

これは面白かった。

今回は前回より10分長いし、ナルニアの説明みたいなものも省かれていて、

戦いや他の重要な部分に時間を十分取ることが出来たのだと思う。


物語の中(イギリス)では1年しかたっていないのだが、実質3年が経過して作られた作品。

4人の兄弟もそれぞれ大きくなっていたし、少女たちは綺麗に、少年たちは精悍?になっていた。



ベルの映画レビューの部屋-ナルニア ライオンと魔女  ライオンと魔女のときの4人

ベルの映画レビューの部屋-ナルニア カスピアン王子  カスピアン王子の角笛での4人


特にルーシーとエドマンドの成長した姿に驚く。

ルーシーなんて赤ちゃんのようだったのになぁ・・・今は、ドリュー・バリモアに似ているような気が・・・

大人になったらドリューみたいにキュートになるんじゃないかなぁ?(^^)


イジイジしていた少年エドマンドは、頼もしい弟になり、兄ピーターを蔭で支えている。

ピーターは「一人でも勝てた」なんて言うけど(笑)


1,2作を通して知的だったのはルーシーのような気がするが、

今回、やっと英国での暮らしも安定してきたのに、ナルニアに引き戻され、どちらが本来の自分なのかと

感じているような節がある。この辺の心の葛藤は原作を読むと詳しく出てくるのかな?

まだまだ子どもので純真な心を持っているルーシーは、一番ナルニアに溶け込んでいる。


4人が白い魔女を倒してから、すでに1300年以上も時間がたっていた。

そこにはアスランの姿もなく、木々もささやくこともなく、動物たちは自分が話せたことも忘れて

野性と化していた。

ナルニアは滅び、残虐なテルマール人が国を治めていた。

テルマール人というのは一体何者なのか?

数でも圧倒的に劣勢なナルニア人たちは、この戦いに勝つことができるのか?


大きく分けて戦闘シーンは2回あり、ドキドキさせてくれる。

4人の兄弟たちは、以前にまして強くたくましく、特に弓矢を使うスーザンがかっこイイ。

スーザンとカスピアン王子のロマンスがあるかなぁ?と思わせる部分もあるのだが、

さすがにそういうたぐいの映画ではないので、心ときめく二人みたいな感じで抑えてある。


カスピアン王子を亡きものとし、王座を狙う、叔父のミラース。

ミラースがこの物語の悪役なのだが、実際のところテルマール人には善人はいなさそう。

みなが競って王座を狙っている模様。

将軍がいるのだが、これがどっちつかず。優柔不断の塊というか、ふらふらと根なし草のよう。


苦戦を強いられる戦いではあるけれど、ラストは、ものすごーくスッキリ。

ルーシーの勝利という感じで戦いは終わる。

なぜルーシーの勝利なのかは、見てのお楽しみ。


見る前までは「カスピアン王子」があまりにも宣伝されていたので、いったい誰が主役なんだろう・・・と

心配してしまったのだが、しっかり4人が主役の映画だった。


この2作目なら、2度3度見ても楽しめると思う。


3作目はどんなものになるのかな?

本作のラストから考えると、登場人物も変わってくるっぽいので楽しみ。



【俳優紹介】

アナ・ポップウェルは、「真珠の首飾りの少女」


ベン・バーンズは、「スターダスト」


ピーター・ディンクレイジは、「ヒューマン・ネイチャー」「ペネロピ」


セルジオ・カステリットは、「マーサの幸せレシピ」「パリ、ジュテーム」


ワーウィック・ディヴィスは、「スター・ウォーズ ジャダイの復讐」「ラビリンス/魔王の迷宮」「ウィロー」

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」「ハリー・ポッター」シリーズ全作


リーアム・ニーソンは、「エクスカリバー」「容疑者」「ダーティーハリー5」「シンドラーのリスト」

「ネル」「ホーンティング」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」

「ラブ・アクチュアリー」「愛についてのギンゼイ・レポート」「プルートで朝食を」「キンブダム・オブ・ヘブン」

「バットマン ビギンズ」


ケン・ストットは、「キング・アーサー」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」


エディ・イザードは、「Gガール 破壊的な彼女」「ライアンを探せ!」「オーシャンズ13」「ワルキューレ」


監督のアンドリュー・アダムソンは、「シュレック」シリーズ3作、「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」


お勧め度 ★★★★☆





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