こんばんは
【香るアロマから感じるアロマへ】 あやこです。
植物オイル(キャリアオイル)って何?
エッセンシャルオイルには脂溶性 という性質があります。
油に溶けやすい・・・という性質です。
エッセンシャルオイルはオイルと呼ばれていますが、厳密には油ではありません。
精油・・・本質的な油と書きますが、やはり油脂ではありません。
希釈するために用いる植物油は油です。
その植物オイル・・・キャリアオイルについて少しお話いたします。
精油(エッセンシャルオイル)を肌に塗布するために希釈するオイルです。
体内へ、精油を運ぶ(carrier)ので、キャリアオイルと呼ばれています。
ベースになるので、ベースオイルとも呼ばれます。
エッセンシャルオイルが油に溶けやすいという性質のため、キャリアオイルに希釈してアロマテラピーのトリートメントに利用することができます。
キャリアオイルの働きは、精油を体内に運ぶだけに留まりません。
皮膚へ、ビタミン類や必須脂肪酸、ミネラルなどの栄養を補給します。
そして、肌を柔らかくし、マッサージを滑らかにします。
脂溶性をもつ精油はキャリアオイルによく溶けます。
キャリアオイルと共に使うことで、精油成分の吸収率も上がります。
キャリアオイルは体内で精油を手放し、精油成分は毛細血管に入っていきます。
そして、体内を循環し、最終的には分解されて排出されます。
精油は、非常に高濃度なため原液では強すぎて、皮膚に直接塗布することができません。
(ヤング・リヴィング社のエッセンシャルオイルは直接塗布可能です)
ですから、マッサージなどの際はキャリアオイルで希釈して使います。
キャリアオイルの多く植物油ですが、ホホバオイル はワックス(液体ロウ)です。
肌質や目的に応じて、キャリアオイルも使い分けています。
キャリアオイルの中には、オリーブオイル やセサミオイル (ゴマ油)などお料理に使われているお馴染みのオイルもあります。
しかし、食用のオイルでは、マッサージ・トリートメントは行いません。
アロマテラピーで用いられるオイルは、専門店で買える高品質のものをお薦めいたします。
100%天然、低温圧搾法で抽出されたものを選んでくださいね。
また、精製したものと未精製のものがあります。
未精製のオイルの方が植物本来の力を残し、栄養価が高いです。
ただし、肌刺激があり、アレルギーをおこす人もいます。
精製オイルは、酸化しにくく刺激性が少ないです。
未精製に比べて栄養価が低いです。
精油と同様、目的に合わせて、また肌質に合わせ選びましょう
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