人によってそれぞれ心地良いテンポがあり
それを
「パーソナルテンポ」と言うらしい
私のテンポはかなり遅いと気付いたのは
音楽大学に入って歌を歌い出した頃
速い歌が苦手で
ゆっくりな歌が好き
ただの好き好きだと思っていました
高校生の頃に習っていた
ピアノを弾く時
例えば
ベートーヴェンの
「ワルトシュタイン」第一楽章
「悲愴」の第3楽章
普通より速く弾くことが好きで
(あの頃は指も高速でまわったし)
(今はムリ)
音楽に関しては
速い曲を聴くのも楽しかったし
ダンスのお稽古もアップテンポで
クルクルできてました
しかーし……
歌い出すとゆっくりが心地良くて
ゆったりした曲が好き❤️
歌のお仕事を貰えるようになると
選り好みは言ってられないので
リクエストされれば
「何でも出来ます‼️」
って言わないと…ですよね
大人(?)になるにつれ
速い曲も歌えるようになり
……
しかーし
先日、12月7日に開催される
「源氏物語」の朗読と歌のリハーサル
で……
私の担当は
「藤壺の巻」
ひと通りお話と歌が終わった時点で
作曲家の服部先生曰く
「うーむ。
真幸さんだとゆっくりになるだろう
とは思ったんだけど。
20分をゆうに超えちゃってて。
15分以内にしてくれる?」
「ひゃー、そ……そうなんですか❓」
「が、がんばります。」
そうなんです
テンポがゆっくり過ぎて
持ち時間というものが
あるそうな
……で各駅停車だったのを
わたし的に「ひかり」くらいまで
がんばりました〜
15分5秒
許容範囲であってほしい
いやはや
光源氏も真っ青の早口ですよ
(あくまでわたし的に)
まだチケットあるらしいです
よろしければ
お運びくださいませね ❤️