カタクリ

〔 学名 〕 Erythronium japonicum Decne.
〔 科名 〕 ユリ 科
〔 属名 〕 カタクリ 属
〔 別名 〕 カタカゴ(傾籠) / カタコ / エリスロニウム / フォーンリリー
〔 花期 〕 3 ~ 4 月
〔 草丈 〕 10cm ~ 30cm
〔 原産地 〕 日本 / 朝鮮半島 / サハリン
〔 花言葉 〕 静かな貴婦人 / 消極的
〔 由来 〕 * 栗の小葉に似ている事から
* ヨーロッパ原種の花色にちなんでギリシャ語で「赤」の意味
〔 撮影 〕 2008.3/27 栃木県佐野市 2008.3/23 埼玉県比企郡
〔 場所 〕 「みかも山公園 カタクリの園」 「万葉自然公園かたくりの里」
〔 機材 〕 Cannon Power Shot A720IS
カタクリは一年のうち3~4月のみ地上で茎、葉、花を展開し
5月には葉、茎ともに枯れ5~2月は地中で球根のまま休眠します
アリに種子を拾われ生育地を広げるのですが 種子が地中に入ってから
7~8年もの年月を経て やっと花を咲かせるのです!
1年目は1枚の細い糸状の葉を出し 2~7年は楕円形の一枚の葉をつけ
2枚目の葉を付けるようになれば花をつけます。
花は日中 陽のあたる時のみ開く為 夜は当然の事 曇りや雨の日は
先日の記事の様に み~~んな閉じたままなんです…
晴れの日でも 早朝から見に行くと 陽があたりだし気温が上がるまで
花は開いてくれませんw じ~っと開くまで待つことになりますww
カタクリを見に行く時は 晴れた日の昼前後に行かれるのが良いかもです^^


極希に突然変異の白い花のカタクリが咲くことがあります
劣性の遺伝子を持った事によると言われており
中には花を咲かせられず葉をピンク色にさせる固体もあるとか?
しかし この固体を探すのは容易ではありません^^;
何万もの中に一輪あるかどうか… 見つけられたラッキーですw
ちなみに自分達はカタクリ撮影一年目にして見る事が出来ました!
人だかりのある場所や すれ違う人の会話などで 白色 という言葉を
聞き逃さない様にすると出会う確立はあがるかもですw

〔 学名 〕 Erythronium grandiflorum Pursh.
アメリカ、カナダ南部の亜高山帯などには分布していますが
日本で見られるキバナカタクリは園芸種です。




カタクリは花を咲かせるまでに7~8年もの長い年月が掛かり
花の咲く時期と同じく3~4月に とても細く背の低い茎と 豆の様な葉のみで
一年一年育つ為の栄養を得ているので それを踏まれてはたまりません!
群生地では踏み入らない様に 係りの方が厳しく監視しているのですが
それでも踏み入る人が多いそうです… 無断採取なんて論外としても
悲しい事ですが 特に写真を撮られる方に多いそうです^^;;
足元を見ながら一歩くらい なんて思いは禁物です!
若いカタクリは モヤシの様な感じで カタクリの花や葉とは似ておらず
その一歩で小さな命を摘んでしまいます! 常識ある行動をしましょう^^



昔は球根(鱗茎)からデンプンをとり片栗粉とされていましたが
現在の片栗粉は ジャガイモのデンプンから作られた物がほとんどで
カタクリから作られた片栗粉の生産量はごくわずかで高価だそうです!
上の写真は カタクリから作られた片栗粉を使用したカタクリ団子です^^
なんと表現したら良いか… わらび餅のような?感じと言えばいいのかなw
あっさりしていて美味しかったですw ←説明になってない^^;
今年のカタクリ撮影は残念ながら天候に恵まれず まともな写真は無し…
今日撮影にとも思ったのですが 見頃かどうかは微妙なので諦め
愛犬ジェル中心の遊びへ出掛けるので 昨年撮影したカタクリを載せました
長々だらだらな内容&下手っぴな写真ですが楽しんで頂けると嬉しいです^^
それでは 良い一日をすごせますように^^

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