貸金業務取扱主任者資格試験まであと少しですが、今日は合格後に
この資格をどのように活用することができるのかについて、ご紹介したいと思います。
私が注目してるのは、ずばり「日本版マイクロファイナンス」です。

マイクロファイナンスについて12月15日のワールドビジネスサテライト(WBS)でも
特集されていました。
【WBS】[動画]日本マイクロファイナンス その可能性は…

今、世界で注目されているマイクロファイナンスについて少し説明すると、
貧困層の自立を促す目的で、貧困層を対象に無担保で小額融資をする金融機関のことです。

特徴としては?事業採算性の見極め、?融資後も生活相談をするようなきめ細かい
フォローがあるということから、貸倒率が2%と非常に少ないことです。

マイクロファイナンスを実施しているバングラデシュ・グラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁が
06年ノーベル平和賞を受賞した意義が世界的に認められ、マイクロファイナンスは今とても
注目されています。
日本初のマイクロファイナンスへの投資ファンド会社のミュージックセキュリティーズが
マイクロファイナンスをしたい日本人約300人から2400万円を集めカンボジアのマイクロ
ファイナンスのサミックに投資しました。
一口3万円、利回り2%程度(為替リスクなど除く)で集めてるそうです。

収益性を保ちながら貧困削減などの社会貢献ができるマイクロファイナンスは非常に
大きな意味があると思うし、私もとても注目してます。

WBSで北海道大学公共政策大学院の菅正広元教授も、日本でも、貧困は例外的ではなく
無視できない規模で存在しており、民間・行政以外の第3の道としてマイクロファイナンスを
活用しての貧困削減が大事、と言っていましたが、私もそう思います。
そこで大きな可能性お持ってくるのがこの貸金業務取扱主任者資格だと思っています。

もちろん、平均として日本より貧困な国はたくさんありますが、日本にも貧困な人たちは
たくさんいるのです。世界に目を向けて世界に融資することも大切ですが、自国日本で貧困に
より困っている人を助けることも大切です。

長くなってきたので続きは次回。
今日はいい日だ!感謝!!