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湘南辻堂のアロマ&ハーブスクール
アヤアルケミックスタジオの瓜田綾子です。

 

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昨年の4月に一度ステビアについてはFBで投稿しておりますが、
薄着の季節

甘いものを作る際の甘味料のご参考としてブログにも再投稿いたしますね。

~4月の投稿より~

昨年も白砂糖の代わりに使用するため、ハーブのステビアを栽培しましたが、研究とまではいかなかったので、今年は真剣にどうやったら美味しく使えるか研究中です

 

 

 

 

 

 

 

 

科名:キク科/属名:ステビア属
別名:パラグアイ甘茶
学名:Stevia rebaudiana Bertoni
南米パラグアイ、南米東部ブラジル原産という多年草
名の由来は、スペイン・バレンシア地方の医師であり
植物学者のペドロ・ハイメ・ステビアにちなんでついたそうです。
ちなみに白砂糖の代用としてうちで使っているものは…

甘麹、てんさい糖、オリゴ糖、リンゴの花から採取したはちみつ、
メープルシロップ、黒砂糖、アマチャ、カンゾウ、ラカントS…


他にも甜茶もありますが、甜茶はちょっと苦手かな~。


このステビアの甘さ覚えがあると思ったら…
口に残る甘さがアマチャとそっくり!


和ハーブの授業でもアマチャは、

甘味成分としてフィロズルチンステビオサイドを含み、

その甘さは砂糖の1000倍とお伝えしましたが、

このステビアにも、甘味成分として、「ステビオサイド」が含まれています。


このステビオサイドが共通だったのか…

ちなみに砂糖の300倍の甘味度を持っています。


しかもカロリーはお砂糖の90分の1

ダイエット用食品や糖尿病患者用メニューなどに

砂糖の代わりとして用いられているそうです。

一時はこのステビア、危険性が謳われていましたが、

全くの冤罪です。

ステビアについてはいろいろな研究機関で研究がされています。


①強力な抗酸化(緑茶の5倍だと言われています)
東北大学農学部水産科学研究室

②選択的予防と殺菌作用
O-157(ベロ毒素)、サルモネラ、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、セレウス、エルシニアなど食中毒起因菌を殺菌し、ビヒィズス菌や乳酸菌など有用菌を殺菌しない。東北大学農学部応用微生物講座

③ウィルスの抑制作用
エイズ・ウイルス、肝炎ウイルス、ロタウィルス、テング熱、オーエスキー、鳥インフルエンザウィルスの抑制福島県立医科大学細菌学講座大阪府立公衆衛生研究所

④ピロリ菌の殺菌
福島県立医科大学細菌学講座

⑤アトピー・アレルギー・花粉症・胃潰瘍の原因物質「ヒスタミン」の解毒作用
東北大学農学部水産科学研究室

⑥糖尿病の改善
千葉大学薬学部 矢野教授、谷文雄医学博士※血糖値に及ぼす影響報告書 パラグアイのミケル博士※国際糖尿病学会で「ステビアを煎じた煮汁は糖尿病に卓越した効果がある」と発表。

⑦ステロイドホルモン剤の副作用の抑制
愛和アレルギー研究所・木村昌子博士

⑧猛毒ダイオキシンの毒性分解
住友化学分析センター㈱

⑨ニコチンの分解作用
内藤環境管理㈱

⑩農薬の分解(有機リン系・有機塩素系
内藤環境管理㈱


中でも東京大学医科学研究所癌病態学研究部は、

マウスの癌の抑制効果があることを報告していますし、

2002年の日本癌予防学会では、

京都薬科大学と京都府立医科大学の共同研究により

ステビアに制癌効果が認められたことが発表されています。

また、消化器系研究に関して最高権威である米国消化器病学会週間(DDW2008)では、

C型肝炎ウイルスの抑制について発表されています。


ステビアすごいぞ!!

特に②の食中毒起因菌を殺菌するのに、

ビフィズス菌や乳酸菌など有用菌を殺菌しないとうのも、

本当に自然って無駄がない。

うまくできているな~と思わざるを得ないです。

ただ、おかしなことに

アメリカでステビア単体を食品や補助食品として販売することはOKなのに、

ステビアが添加物として使用するのを禁止されてるという不思議???

添加物として使用できないのは、

安価なステビアが出回るとダメージを受ける

合成甘味料会社のロビー活動によるものなのでしょうか?

巨大な市場と利権…

嫌になっちゃうよねこういうの~(><)

でも、まずは美味しく使えるように成果が出ればいいな~

ちなみに我が家では、ステビアを煮出してガラス容器に入れて冷蔵庫で保存して砂糖と同じように使ってます!

 

 

 

 

 


まだまだ研究中~(*≧∀≦*)ステビアは

一応炭水化物と分類されているので1g当たり4kcal


また砂糖の1/300の量で同じ甘みが出せるということで計算すると…


例えば、
砂糖150g使う場合150g×4kcal = 600kcal


ステビアを使うと…


ステビア 0.5g(砂糖の1/300)150g÷300=0.5g 0.5g × 4kcal = 2kcal 
計算あっているかな…理系の脳みそではないのでかなり不安~(^_^;)


資料によっては200倍となっている場合もあるのであくまでもご参考まで…

日本では、2006年に千葉大学の研究報告で、

初めて、糖尿病を改善させるためのインスリン抵抗性を

改善する働きを持つ事が報告され、

その成分に含まれるヒスタミンに強力な解毒作用があることも報告されました。

また2002年日本癌予防学会では、

京都薬科大学と京都府立医科大学の共同研究により

ステビアに制癌効果が認められたことが発表されました。

このような事から、近年では医療薬・治療薬として、応用されていますし、

その抽出物からリキッド濃縮液やサプリメント、化粧品にも応用されています。



ちなみにステビアのお花


 

 

 

 

 

 

 

普段使用する甘味料に注意するだけでも
美と健康にとても役に立ちますね


最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。

 

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