今日は先日からの引き続きで、 八臂（はっぴ）弁財天の起源であると思われる （私なりの私見） 、ヒンドゥのドルゥガー誕生の神話をできるだけ簡単に説明してみようと思います。
（説はそれぞれ微妙に違いがあるようですが、その中の１つです。）
天界の力のある神様達が、魔神の王（マヒシャ） 率いる悪魔達との闘い負けてしまいました。
そして天界を悪魔達が征服することに！
古代インドの聖典「ヴェーダ」 の中では
『神々の王 』 と言われる雷神インドラを始めとする神の軍団が天界を追いやられる羽目に
※雷神インドラ（日本では葛飾柴又で有名な帝釈天〝たいしゃくてん 〟 です。）
インドラはこの神話の中ではシヴァ神達に助けを求めていますが、本来 物凄い力を持っています。
なにせ 仏教伝承では、 阿修羅（あしゅら）が何度戦いを挑んでも帝釈天には歯が立たなかったのですから。この話もまたいつか詳しく書きますね～
こそで天界を追われたインドラ達は、神々の中でも最強であり破壊と再生の神と云われているシヴァ神やビシュヌに助けを求めます。
※シヴァ神（日本では七福神の一人、大黒天です。）
が、しかし、シヴァ神達のような強力な神々さえも
次々に生み出される悪魔の軍団には太刀打ちできなかったのです。
そこで、シヴァ神は妻のパールヴァティに相談します。
普段は優しく美しく良妻賢母なパールヴァティですが、彼女は悪魔の最悪な行為に対して猛烈に怒りまくりました
そしてパールヴァティは、シヴァ神始めとする神々の放つ光りを吸収し超最強の戦いの女神ドゥルガーに変身したのです
天界の神々達は悪魔退治を ドゥルガー に託し、ありとあらゆる強力な武器を八本の腕に持たせました。 
その結果、どんな悪魔達も太刀打ちできないほどの最強無敵の女神となり 全ての悪魔を退治したのです
めでたし、めでたし！
私の感想＝いざという時の女性は最強無敵（笑）！
ドゥルガーが悪魔を退治しているシーン
ですが、人によって生々しく感じる人もいるかと思いモザイクかけておきました（笑）
でも自己責任で見てね
★では次回は、 不忍池弁天様にお参りした後の私のご利益（ごりやく）体験談です
つづく
★八臂（はっぴ）弁天様の起源？と思われる、ドゥルガーの神話(2）このページ
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