朝夕、随分と寒くなってきました。じっとしていると、身体が冷えてくるこの時期こそ、身体を動かしてみませんか。
科学的に証明された運動の健康効果とは?知れば知るほど運動したくなりますよ。
たった10分の軽い運動でも、脳の認知機能(注意、集中、判断、計画などの能力)が活発になり、記憶や学習能力も向上することが実証されています。
この他にも、ストレスを軽減して気分を明るくするなど、運動による脳へのよい影響が数多く報告されています。
また認知症においても、机上などでの脳トレーニングより運動(ウォーキングなど)の方が予防効果が高いという研究結果があります。
運動は、脳にとってとても良いのです。脳のためにも、しっかり動きましょう!
そして、適度な運動は、老化を遅らせ病気も予防します。この事実を証明している有名な研究に「中之条研究(群馬県中之条長で65歳以上、5000人を対象に13年間調査)」があります。
これによると、1日の平均歩数が増すほどに予防効果が高いという結果が出ています。
1日あたりの歩数で予防改善が期待できる病気、病態は、
◆5000歩で、認知症、心疾患、脳卒中…
◆7000歩で、骨粗鬆症、骨折、動脈硬化、がん…
◆8000歩で、高血圧、糖尿病、資質異常症…
◆12000歩で、肥満…
こんなにたくさんの病気を適度な運動で予防改善ができると知ると、運動したくなりますよね。
運動をして、どんどん筋肉を使って、代謝の良い身体、免疫力の高い身体、若々しい身体を保ちたいものです。
「日々是好日」
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