時間って、皆、平等だと思いますか?




お金は平等になくとも、時間は平等にあるって、

思っていますか?




365日24時間。




どのレベルで考えるかにもよりますが、実は

時間って、人によって全くその内容が異なるんです。





つまらない授業や会議だとなかなか時間が

過ぎないのに、楽しい時間はあっという間に

過ぎ去ってしまう。




そんな経験なら、

誰でもしたことがあるのではないでしょうか?




これ、気のせいだと思いますか?




もちろんこの話の流れから行くと違います(笑)。





そう、時間というのは、歪むのです。





その人の心の軸の中で、歪んで縮んだり、伸びたりします。




でも、時計の針は、皆に平等に進んでいるように

見えます。




これは、私たちが子供のころから習ってきた時間の

概念に照らし合わせるとまったく理解できません。




同時に当然、その概念から考えれば、

これは『馬鹿な考え』でしょう。




けれど、世の中、本当は私たち人間の過去知られている

概念だけではどうにもならないことが、本当は山ほど

あるのです。



それらの新しい概念は、ただ学校では習わないから、

知らないというだけのことに過ぎません。




事実、私たち個人は、その一人一人が、時間に

縛られているのではなく私たち自身が自分を時間に

縛り付けているのだという事実に気づく必要があります。




私たちの心が時間が足りない、という『指令』を自分に

与えているなら、時間は足りなくなります。



逆にいつも自分には時間のゆとりがある、と感じているならば、

それが自分の現実となります。




これは、概念、と言っていますが、マジックと

言い換えてもいいでしょう。



概念の魔法です。




その認識の違いによって、私たちは、無意識に

自分の中で時間をゆがめて、存在させます。




なぜ、そんなことができるのかと言えば・・・。



はい、ここでかつて学校で覚えた時間の概念を

忘れてください。




そうでないと、これからお話することの意味が

何一つわからないでしょう。



もちろん、時間が365日24時間であることに

変わりないのですが、あなたの中で、変換される

必要があるのです。



それにはまず、それらの知識がすべて正しい、と

いう思い込みを捨てなければなりません。




さて、新しい概念を聞く用意はいいですか?



もし、用意のない方は、ここで続きを読むのは

やめて下さい。



頭がおかしくなりますから(笑)。




これ以降を読まれる方は、注意深く意識して、

読んでください。





さて。



はじめましょう。





そもそも時間とは、人間が作り出したものです。


実際には、時間というものはこの世界に

存在していません。




もちろん、時間、日程、そうしたものが「ない」と

言っているのではありません。




ただこれは人間が作り出した概念にすぎない、と

言いたいのです。



本来は、過去、現在、未来は、常に今、

存在しています。



全ては「今ここ」だけしか存在できないのです。



あなたもまた、過去でもなく、未来でもなく、

行くここに存在しています。



あなたが何を決めて、何を考えていても、

あなたが存在するのは、過去でもいつかでもなく、

今だけです。



いいですか?




これを忘れないでください。



あなたは今ここにしか存在していません。



あなたの時間は今ここにあります。




あなたは今ここにも意識を集中することによって、

あなたという時間を生きているのです。




あなたがもし。



違う世界の違う自分を生きているなら、

今のあなたはここにいません。



世界は、無数に存在しています。

今、この瞬間に。



つまり、無数のあなたも私も、同時に

存在しているのです。



だから、あなたが過去だと思っていることは、

今起きていて、いつか起きるであろうこともまた、

今起きています。



ただあなたがどこに、焦点を合わせて生きているか、

違いはそれだけなのです。



時間の使い方について、ものすごく簡単に説明しましょう。




時間が欲しければ、時間を追いかけるのを

やめることです。



それも今すぐ。



あなたが時間は足りないと感じている間、

いつまでたってもあなたは「忙しい」と言い続け

なくてはなりません。




けれどもし、あなたが自分にはたっぷり時間がある、と

感じているなら、現実はそれに追いついてきます。




以前、私はどんなに仕事がたまっていても、

「大丈夫、暇だよ。」と友人にいつも言っていました。



それは別にサボる、と言う意味ではなく、

単に自分には余裕がある、と感じていたから。



そうして、面白いことにそう思っている間、

本当にゆとりがあるのです。




あるとき、そんな私にも、とても時間に余裕のなくなる

時期がありました。



お引越しのひと月前のことです。



引っ越しの準備をしながら、いつものように

セミナーをこなし、エッセンスの準備をし、

新しく書くことになった本を書き、HPを完全に新しくするために

作りなおし、同時になぜかオカリナの講師になるためのテストが

目の前でした。



もちろん、家事は普通にこなしていましたし、

個人セッションやお電話、メールの返答、やることは

とにかく山ほどありました。



これだけのことをひと月の間にやらなくはならなかったのです。

今思ったら、なんでこんなにたくさん、一度にやっていたのか、

よくわかりません(笑)。



今だったら、半年はかかりそうです(爆)。



この時はまだ、スタッフもいなくて、一人でやっていましたから、

本当に目の回るような忙しさでした。



そんな時、友人と息抜きの電話をしていた時にふと、

「あ、そうだ、私忙しくないことにするわ。」と

つぶやいたのです。




友人は「また、無茶なことを言ってる」と言っていましたが、

面白いことに、本当にそこから忙しくて目が回るようなことは

なくなったのです。



お仕事が減ったわけではありません。


状況は何も変わっていません。



けれど、変わったのは、私の心でした。



私の心のありようが変わったから、

なぜかものすごく忙しい状態からは解放されて、

不思議と時間ができるようになり、ちゃんとそれらの

仕事を全部こなせたのです。




普通なら、それらのことに振り回されて、自分がダウンしても

おかしくないくらいだったのにもかかわらず、ちゃんと

時間はありました。



何が言いたいか、と言えば、時間に追われている、と

感じているときには、本当に時間のゆとりがなくなります。



あなたの人生を時間に追われるだけで終わらせたら、

何のための人生でしょう?





「人は幸せを感じて生きるためにある」と私は信じています。




それなのに、幸せを感じるゆとりも時間もないのなら、

何もしていないのと、変わらないのです。




成功することと、幸せになることは別問題です。



幸せにならないなら、成功しても仕方がなく、

成功するなら、幸せにならなくては意味がありません。



まず、幸せありき、なのです。



あなたが何をしていれば、幸せなのでしょう?



もしあなたの人生が生活のためにただただ必死になっていると

したら、あなたの考え方はきっと間違っています。



これは批判しているのではありません。



ただその考え方を変えさえすれば、

あなたは日々の苦しみから救われます。



まず、振動数を上げてください。


振動数を上げてから、あなたが自分にとって、

大切なのは何かについて、じっくりと考えるのです。



時間に追われて、そんなことを考えられないと

思うのなら、あなたは自分の人生をおおよそ、無駄に

しています。



そんなのもったいない!



何のために生きているんですか?




自分の時間を取り戻し、自分を幸せな世界の住人に

してあげてください。



そのために必要なのは、あなたのモノの見方なのです。


それが変わるだけで、あなたの時間への概念と共に、

あなたの人生からは、追われる時間は消え去るでしょう。