やり切れない(挫折する)人は、どんな人?

 

 

やり切れない挫折する人には3つの共通項が存在します。この3つのいずれかに該当すると、結果が出なくなり、諦める人となってしまうのです。

せっかく、意気揚々と始めたものならば、最後までやり切って楽しい気分で終わりたいものです。逆に挫折し続ける人は、なぜそうなってしまうのか?このメカニズムを理解する必要があります。

 

 

挫折の3つのポイント

 

A.  最上位目標が存在しない(やりたい事がない)

B.  やりたい事はあっても、そもそも失敗が恐く勇気がない

C.  アイデンティティの分散になっている

 

 

この3つのどこかに該当すると、挫折しやすくなってしまう。

 

≪Aタイプ≫

Aは、目的となる最上位目標(手に入れたいもの、実現させたいもの、夢)がないと、人はどこへ向かっていいのか分からない。これは、まず最上位目標を作る所から始めなければ、何をやっても続かない、成果が出ないという事になってしまいます。

 

① そもそもやりたい事を探していない

自分が何をやりたいのがが分からないをそのままにしている。

 

② 探しながら動いてはいるが自分の適性が理解出来ていない。

 

 

≪Bタイプ≫

Bは、やりたい事はあるのだが、失敗してしまうのが恐い、振られるのが恐い、傷つきたくない、病みたくない、だから勇気が湧かない、行動に起こせないという所に陥ってしまい、ネガティブ思考になり何も進まなくなってしまいます。

 

① 前に進みたいのだが、どういう風にやっていいのか分からない?どういう風に進めたら良いのか分からない。まず何をしたら良いのか分からない?と思ってしまう。行動よりも思考が先行し過ぎている為、絶対に上手くいく方法が欲しいと思ってしまうのです。

 

② ネガティブに考え過ぎて、明るい未来よりも(自分に対する可能性よりも)、失敗するリスクだけを考え可能性を自分で潰している。

 

 

≪Cタイプ≫

Cは、アイデンティティの分散です。あれもこれもに手を出し、やるべき事が多すぎて、何から手を付けて良いのかが分からなくなるパターン。これは意外にデキる人、優しい人に多いパターンでもあります。

 

① 自分から首を突っ込みやる事を増やす

このタイプは、寂しがり屋に多く見られます。周りと常に同調していないと置いて行かれる、と思いこんでおり、余裕がなくてもそこに時間を使ってしまいます。また、新しいものに敏感になりやすく、新しい刺激を求めてしまう人もこの傾向があります。

 

② 人からの頼まれごとを何でも受け入れてしまう

このタイプは、受け身過ぎてしまい、頼まれた事や人の手伝いを優先してしまう傾向があります。これを次から次とこなしていると、自分の事をやる時間がどんどんなくなっていきます。

このタイプは、承認欲求の強いタイプなので、やって認めてもらいたい願望が強く、他人を優先し、自己犠牲型になっているので、只のいい人になりがちです。

 

 

3つの挫折をしない為の解決法

 

 

Aタイプ ➔ 自分の内なる想いに問い掛け、本当にやりたい事を探す内観から。

Bタイプ ➔ やるべき事を絞り、一点集中する

        *もし、やる事が2つある場合は、AとBの統合点を探し、リンクするものに限り並

         行して行っていく

Cタイプ ➔ 自分軸を確立し、優先順位の選定と心の準備をする

 

 

やり切る力を強化する為の4STEP

 

1.興味を持つ

2.鍛練(練習)をする

3.目的を設定する

4.希望を持つ

 

この4つをしっかりと明確化する事で、やり切れると思えるようになるのです。

そしてもう1つは、そに注力する為の「動機」が必要になります。

「動機」とは、情熱です。あなたの魂を注げるものが必要です。

 

 

動機を持続させる4つのポイント!

 

① 遠くの目標を視野に入れて努力する(その日暮らしとは正反の態度)

② 一旦取り組んだ事は、気まぐれに辞めない(気分転換に目新しさを求め、新しいものに飛びつかない不動の心)

③ 意志の強さ、粘り強さを持つ。一旦目標を決めたら、守り抜こうと心に誓う。

④ 障害にぶつかっても、諦めずに取り組む

 

 

やり切る力は、何事においても大切だという事が分かって頂いたと思います。

また、やり切る力がどれくらいなのか?を測定する方法もあります。興味ある方は、是非お問い合わせ下さい。

 

 

次回は、やり切ると決める為のコミットメント(覚悟・決意)について解説します。