さすがにカビネットクラスのここのグラウシーファーとは格が違います。
2008よりも全体のバランスが幾分角が取れた感じに思いました。
ただし、培養酵母、ステンレス発酵のままだと10年たっても同じ仕上がりな気がします。
何故、一流の造り手と呼ばれる人たちが、天然酵母と木樽にこだわるのか?
その点に還って、一部のキュべだけでも試行してもらいたいなあ。
ワイン飲むのに人生は短い、かも知れませんが、
ワイン造るには人生はもっと短い、と思われるからです。
これだけのパワーも持ったブドウと土地ですから、凄いワインができると思うのですが。
昨日はワイン会後に真夏のゴルフで疲れ果て、午後4時に帰宅してこれを開け、
8割方飲んで7時に撃沈す。
2日めの今日はちょっとミルキーな感じが良くわかります。
このミネラルと酸がたっぷりなリースリングの後では、なかなか村名クラス以下のシャルドネは
飲めなくなりますね~。