キミは…こんなお伽話を聞いたことはあるだろうか?
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
師匠と修行者。
“力”を使って石を持ち上げる訓練中、ちょっと目を離した隙に、
自分の乗ってきた船が沼に沈んでしまう…。
修行者(L)は大きなため息をついてうなだれる。
それを見て師匠(Y)は言う。
Y:「あきらめるな。」
修行者はこう返す。
L:「石を上げるのとわけが違います!」
…いきなり何の話だよって感じだろうけど、今しばらくお付き合いを。
信じなさい。
Y:「何も違わない。そう思い込んでいるだけだ。固定観念を捨てろ。」
L:「…やってみます。」
Y:「そうではない。“やってみる”のではなく、“やる”のだ。」
修行者は、右手をかざして船を持ち上げようとする…。
けれども、“力”が弱くて持ち上がらない。
L:「無理です。大きすぎる…。」
Y:「大きさではない。」
けれども、彼はあきらめて座り込んでしまう。
L:「できっこないよ…。」
それを聞いた師匠は…目を閉じ、そして手をかざす。
すると、池の底に沈んで、びくともしなかった船が、
水中から浮かび上がり、ゆっくりと岸辺まで移動して着地した。
修行者は、目の前のできごとに驚いてこう叫んだ。
L:「信じられない!」
それを聞いて、師匠は静かにこう言った。
Y:「…だから失敗するんだ。」
似て非なり。
これは、ボクらの世代だったら誰もが知っている、
「スター・ウォーズV:帝国の逆襲」の一場面、
ジェダイマスターのヨーダとルーク・スカイウォーカーの、
フォース修行のときのやり取りだ。
photo by Lulu Lovering
まずは信じること。
そして「やりたい」じゃなくて「やる」こと。
そのふたつは似て非なり。
まさに「ゼロ」と「イチ」の違いなんだ。
それは、このブログでお伝えしている、
「行動すれば次の現実」
ってことだ。
キミは、すでに多くのリソース(資源)を持っている。
それは能力だったり、お金だったり、友人だったり…。
あとは信じるだけ。それも、リソースそのものではなく、
それを持っている自分自身を…。
ところで、スター・ウォーズって…ただのSFって言う人も
いるんだけど、実はとても奥が深く、学びの多い映画だって知ってた?
(ジョセフ・キャンベルの「ヒーローズ・ジャーニー」を
取り入れたり、東洋思想の影響もかなり強い。)
…っつか、なんでもそうかもね。
目の前にある“事象”は変わらない。
それをどう解釈して、どう感じるかは、受け手であるキミ自身に委ねられる。
さぁ…キミは何を信じる?そして、何をやる?
フォースとともにあらんことを。
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