さて、昨日の記事では、普段無意識に発している
「口ぐせ」を意識してみよう…って話をした。
・気づかない自分をあぶり出す「口ぐせインタビュー」。
本人もあまり気づいていない…そして気づいていないからこそ、
それは強力な暗示になって、意識のフィルターをすり抜けて
潜在意識に落ちて、ボクらに影響を与えてるんだ。
「~なりたい。」「~あるべきだ。」
って言葉は「今はそうじゃない」って裏の意味が隠されてるから、
せめて意識して使おうねと。
そして、もうひとつ…取り扱い注意な「口ぐせ」がある。
それって、いったいなんだろうか?
口ぐせを変えることで、自己否定の呪縛から解放される。
…まぁ、このブログで何度も言っていることなので、
勘のいいキミはすぐに気づいたかもしれない。
「どうせオレなんて…」「やっぱりダメだ…」
などの、自分を卑下するような言葉だ。
たかが言葉だし、小さなことかもしれない。
でも、もしその否定的な言葉を、無意識に口にしているとしたら…
その小さな言葉が、どんどんと蓄積される。
そして、反復された言葉は「暗示」となって、それが顕在化するときに
「自己否定」というカタチになって現れるんだ。
…なんて、そんなに難しく考えなくても、たとえばキミの知り合いで、
「会うたびに悲観的で、自己否定的なことを節目がちにグチグチ話す人」
と、
「会うたびにニコニコしながら、楽しそうに自分の夢や希望を語る人」
…どっちが魅力的だろうか?
…ね。(^_-)-☆
他人に対してもそれだけ影響を与えるんだから、
自分に対する暗示は…それはもう絶大だ。
だから、どうせ口ぐせにするんだったら、否定的な言葉よりも、
肯定的な言葉のほうがいい気がするよね。
photo by Andrey Samode
潜在意識は…理解できない?
んでね、実は…潜在意識にはすっごくシンプルなルールがある。
それはもう 「仕組み」といってもいいかもしれない。
いろんなところで言われてるから、キミも知ってるかもしれないけど、
「潜在意識は否定語を理解できない。」
ってこと。
「~ない」「~せず」
とかね。
このルール(仕組み)があるからこそ、結果として、
キミの夢や目標が達成できない…ってことが起こってる場合があるんだ。
たとえば、キミが女の子と話すのが苦手で、
「よし、今日こそは女の子の前で緊張しないぞッ!」
って、意識しながらガンバったとする。
「緊張しない」ってのは「~ない」だから否定的な表現だ。
でも、潜在意識は否定的な表現を理解しないから、
「緊張」の部分だけが心の奥底に落ちていく。
そして、けっきょくそれが現実になって、さらに強化される…
っていう悪循環が起こるわけだ。
だったら「緊張しない」って言葉を、同じ意味の肯定的な表現に変える。
「今日は、女の子の前でリラックスする。」
とかね。
そうすれば、キミの潜在意識も素直に受け取ってくれて、
リラックスするために全力を尽くしてくれるんだよ。
特に、口ぐせになってる否定語や否定的な表現は…
百害あって一利なしなわけだから、早いうちに気づいて、
変えたほうがいいかもしれないよね。