女の子を濡らして無防備な状態に。〜混乱法〜 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

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こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

タイトルだけ読んだら…すごく淫らな妄想が浮かぶかもしれないけど…
今日は違うので、ぜひ最期まで読んで欲しい。

昨日は「混乱法」の基本的な仕組みの話をした。

女の子の「ど忘れ」のメカニズムを利用する。~混乱法~

言わば「ど忘れ」の状態を創り出す方法で、日常のなかで
パターン化されている言動を崩して、そのときにできる
“隙”を狙って、暗示となる言葉を投げ込む…というものだ。

ボクが若かったころ…意図せずにこの混乱法が見事にハマった、
実際の例を話をしよう。

大学時代のある暑い日、友だちと二人…ナンパをしようということになった。

道を行く女の子に声をかけてはフラれ、声をかけてはフラれ…
行き交う女の子たちに白い目で見られながらも、次から次へと…。
今考えても、我ながらすごいバイタリティだ。

そんななか、すごく可愛い女の子たちが、買い物帰りの
大きな袋を持って歩いていたんだ。

ボクと友だちは、彼女たちに狙いを定めて(?)、今までどおり
後ろから追いかけて、その子たちの前に回り込んで
声をかけようとした…まさにその瞬間!

水しぶきを浴びる女の子
photo by brett jordan

「バシャッ!」

という派手な音とともに、大量の水しぶきがあがったんだ。

「え!?」

ボクたちも、彼女たちも頭が真っ白。一瞬何が起こったかわからなかった。
大量の水をかけられて、彼女たちはびしょ濡れ
(…ボクらがかけたんだけど。汗)

どうやら、彼女たちが歩いていた横に大きな水たまりがあって、
彼女たちに集中するあまり、ボクらはそれに気づかなくて、
思いっきりその中に突っ込んでいってしまったんだ。

彼女たちにとっては、ナンパしてきた男たちに水をかけられるなんて、
まさに予想外のできごと

彼女たち:「え?え!?何?」

ボクたち:「わ、わーっ!ごめんっ!!」

彼女たち:「あ、あはははっ!ちょっとーっ!」(なぜか笑い出す。)

ボクたち:「お、思いっきり水たまりに入っちゃったw」(笑うしかない。汗)

彼女たち:「普通ありえないでしょ!」(でも笑ってる。)

ボクたち:「ごめん!買い物帰りにびしょ濡れって…ありえないよね!?」(もう…完全に失敗だ...orz)
もう、この時点で、ボクたちは完全に失敗だと思っていた。

だって…アクシデントとはいえ、女の子に思いっきり水をかけて、
びしょびしょに濡らしてしまったんだから。

彼女たち:「もーっ!信じられないっ!!」

ボクたち:「ほんとごめんっ!あ、そうだ。お詫びに…これからメシか飲みに行こうよ。」
この時点では、それまであった「下心」なんてまったくなくて、
純粋にお詫びをしたい…そんな気持ちだった。

彼女たち:「え?」

ボクたち:「そしたら…濡れた服も乾くかもしれないし…。」
はっきり言って“ダメもと”だ。でも、どうせダメなんだったら、
ちゃんと誘って玉砕されようと。

そしたら…

彼女たち:「どうする?」「うーん…まぁ、いいか!w」
…そう。不思議なことに、結果的にそのナンパは成功しちゃったんだ。

後日、その子と話をしたときに、こんなふうに言っていた。

「けっこういろんな人にナンパされたけど、もし、普通に声をかけてきた
だけだったら、絶対について行かなかったよ。」


もちろんこれは、極端な例かもしれないし、混乱法を
“テクニック”として使ったわけじゃない

けれども「買い物をして帰る」っていう“流れのある行動”のなかで起こった、
「水をかけられる」という予想外のできごとが、偶然とはいえ、
彼女たちを混乱させることになった。

ここでボクらは、お詫びとして、濡れた服が乾くかもしれないから、
ごはんを食べに行こう
…って言ってるけど、これは結果的に、
以前話した結合法になっている。

本来関係のないものを結合して、彼女に行動を起こさせる魔法の言葉。~結合法~

そもそも、お詫びだからといって、服に水をかけた男とごはんに行くなんて、
冷静に考えたらおかしな話だ。

さらに、「濡れた服が乾くかも…」なんて、本来はそのまま
帰って
着替えたほうがいいに決まってる。

でも、そんな状況でナンパされるなんていう、普通ではありえない
シチュエーション(混乱)が、彼女たちの心を無防備な状態にして、
普通だったら断る誘いに乗ってくれて、結果的に“成功”につながったんだ。