こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。
女の子とのコミュニケーションに、なんらかの問題を抱えている人は、いくつか理由があるけれども、その原因のひとつが、前回お話した、相手との「感情のチューニング」がズレていることがあげられる。
そして、自分の性格や接し方…いわば「自分流」に固執するあまり、相手が見えていないってこともあるだろう。
「いや…ボクはテンションを上げて喋るのが苦手なんで…」
確かに、そういう人にとっては、いつも元気で明るくて、アホみたい(失礼)にテンションの高い女の子と話すのはあまり得意じゃないかもしれない。
でも、それは…相手の女の子も同じ。
彼女も、のれんに腕押しのような、いつも冷静でおとなしい相手は、喋っていても掴みどころがなくて、何を考えているか分からない…と思っているんだ。
だからこそ、もしその子のことが好きで、彼女とうまくコミュニケーションをとりたいのならば、「最初は」どちらかが相手に合わせなきゃダメなんだ。
女の子がキミに合わせてくれれば…それはすごく心地良くてありがたいだろう。
でも、それじゃあ相手依存のコミュニケーションになってしまって、自分ではどうしようもできない。
そして残念ながら、相手の女の子は「他人に合わせる」術を知らない。だったら…まずはこのブログを読んで知っているキミが、相手の女の子に合わせてあげるしかないんだよね。
photo by volvidejapon
ボクは、(こんな堅めでクソ真面目な文章を書いているわりには)表面的には楽観的で、押しが強くて、ヤケドするほど(?)熱く、ウザいほどテンションが高い。
でも、もし相手の女の子がおとなしい子だったり、落ち込んで元気がないときは、まずはそのテンションに合わせて話を聴き、相手の感情や感覚に抗うことなく、それを受け止めたり、乗っかるように心がける。
最初は「自分らしさ」みたいなものはいったん横に置いて、相手に合わせる努力をするんだ。
で、こういう話をすると、
「それじゃあ『自分らしさ』がなくなっちゃうじゃないか」
…と思う人もいるかもしれない。
でもね、ちょっと考えて欲しいんだけど「自分らしさ」って、そんなに簡単になくなっちゃうものなのかな?
…ね。
ちょっと横に置いたぐらいで「自分らしさ」なんてなくならないんだよ。
むしろ、揺るぎない自分らしさがあるからこそ、自信を持ってそれを「横に置く」ことができるんだから。
そして、自ら進んで相手に合わせてあげること…つまり「自分らしさを横に置くことができる」ってことが、自分に確固たる「自分らしさ」があるって暗示にもなるんだ。
キミは、この世に二人といない、ユニークでオリジナリティのある、唯一無二の存在だ。だから大丈夫。安心して「自分らしさ」を横に置けばいい。それは、いつでも元に戻すことができるんだから。
別にね、ずっと相手に合わせろって言ってるんじゃない。
それじゃあ、まさに自分を殺すことになっちゃうからね。そうじゃなくて、コミュニケーションの主導権を握るために、テクニックとして「最初は」相手に合わせようよと。
そして、相手を理解して、共感できるところ、できないところを知って、相手の女の子とラポールが築けたときに、今度は自信を持って自分の世界に引きこんでくるんだ。
いや、わざわざ「引き込む」…なんてことは必要ないかもしれない。
彼女が「この人は私を分かってくれている」…そう思ったときには、相手の腕を無理やり引っ張って引きずり込もうとしなくても、軽く手を添えるだけで、彼女のほうから喜んでキミの世界に入ってきてくれるんだから。