今日は、Jersey Boysのお話。


過去に語った作品はこちら!

The Book of Mormon

Abbey Road

Billy Elliot

CATSその1
その2

MAMMA MIA!

エマ・トンプソン出演のSweeney Todd

オペラ座の怪人


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実は先日、渋谷で上演中の舞台を帰国ぶりに見てきました。シアターオーブは数少ない来日公演を呼び込める劇場なのです。

もちろん、ロンドンでも観ましたよ!


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はい、これがPiccadilly Theatreです。ピカデリーサーカスのすぐそばにある劇場です。嗚呼、懐かしい。


実はね、今回の渡英中はこの作品もまたノーマークでした。

だってアメリカのお話だしフォーシーズンズなんて古いグループ知らないし、見に行く気なんてさらさらありませんでした。


4月のオリビエ賞授賞式までは。


当時、私は席取りのために昼過ぎにはコベントガーデンの特設ステージに向かい、一番前のセンターを陣取りながらリハーサルをぼんやりと眺めていました。


すると、出てきたのが私服姿のこの4人組。

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ん?



誰だ誰だ?



というか、何の公演だろう?



そして音のチェックのためにおもむろに歌いだす"Sherry "~"Big girls don't cry "~"Walk like a man"メドレー。


リハを見ながら、私の中で一つの疑問がぐるぐる頭の中を回っていたから。



あの右端のイケメンは何者???


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何このまぶしい笑顔。

何このスタイル抜群なルックス。

何このけしからん低音ボイス。


一目で フ ァ ン になりました。


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目をハートにしながら見ていたリハの後、今か今かとオリビエ賞本番を待ち続けること数時間。


いよいよ謎のイケメン俳優の出番。実際の映像はこちら。




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なんと、ジャージーボーイズのキャストだったとは!


衣装着てびしっと決めているのも素敵ですが、

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私には、こっちの姿の方がかっこよく感じました。


嗚呼、愛しの君のお名前を知りたい・・・。



というわけでその翌週にネットでチケットを買い

観に行ってきました!!


劇場外にポスターが貼られていたので順番に見ていきましょう。


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まず彼が、主役でありフォーシーズンズの顔、フランキー・ヴァリ。



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フォーシーズンズのまとめ役で愛すべきダメ男トミー役。


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フォーシーズンズの曲はもちろん、15歳でヒットメーカーになった天才作曲家ボブ役。


おおー、全部オリビエ賞の時に生で観た人たちだー・・・。


そして、

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劇場のポスターで早速愛しの君の姿を発見!


どうやらニックという人の役らしい。

笑顔がかわいい!たまらん!!!

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わくわくしながら劇場内へ入りました。

なんだか、鉄格子だらけであんまり舞台って感じがしません。

いったいどういう話なのでしょうか・・・?


簡単に言うと、


1960年代中期のアメリカで世界的に成功したヴォーカル・グループFour seasonsの栄光と挫折を描いたお話です。


つまり、フォーシーズンズの曲をふんだんに使ったジュークボックス型ミュージカルですね。


おおお!

とうとう見つけました、キャスト表。

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えーと、ニック…ニック…


あった!

ようやくわかりました。愛しの君はGary Watsonさんというんですね。


プロフィールを見てみると、


CATSのラム・タム・タガー、

Les Miserablesのマリウス、

MAMMA MIA!のスカイ


などやはり二枚目役をよく演じている方のようです。

どれもベースというよりテナーの音域の役ばかり・・・。そんな彼が低音担当のニックを演じているギャップがたまりませんね♥

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フォーシーズンズの曲は、知らなさそうで知っている曲ばかりです。


冒頭に紹介した

Sherryはまさに代表曲ですし、


Big girls don't cry

Walk like a man

Stay

Let's hang on

はCMやテレビの挿入曲として耳にします。


そして

Can't take my eyes off of youはBoys towm gang がカバーしたものが有名ですが元はフランキーが歌った曲がオリジナル版です。



ストーリーそのものは前述のとおりいたってシンプルですが、フォーシーズンズのことをあらかじめ勉強しておくとより楽しめると思います。

アクセントは基本アメリカンですので多分日本人にはとっつきやすいんじゃないかなと思います。


なにより、4人のハモりによる名曲のオンパレードは一聴の価値ありです。


英語がわからなくてもどうにかなる度★★★☆☆

イケメンに萌える度★★★★★∞

名曲揃い度★★★★★










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