ＢＬＣＤ『不埒なスペクトル』（杉田智和×立花慎之介）～祝☆“杉田の壁”打破記念！その１～

　
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ワタシをご存知なお嬢さん方がどのくらいいらっしゃるのか皆目検討もつきませんが、うちの記事で散々書いているようにワタシは、杉田さんのお声が苦手だったのです。

その状況をあるお嬢さんに “杉田の壁” と命名されたように、ワタシの中には途方も無く分厚く高い “杉田の壁” がどどーんと聳え立っておりました。

ええ、そりゃあもう何年も。

そんなワタシは杉田さんのお声が苦手なあまり、素敵作品を聴けずに積んでる不憫なスペクトルな状態がずぅぅぅっと続いていたんですがあ！

なんとっ！

このたびっ！！

ワタシはっ！！！

杉田の壁を突破いたしましたあああ

きゃっほー！！こんにちわ☆ニコです。

～ほんとにまったくどおでもイイ、ワタシから“杉田の壁”が瓦解した時のクソ長い一部始終～

それは、唐突だった。

いや、イモヅル式だった。

今、ワタシのＢＬの波はＢＬ小説で。

やたら無性にＢＬ小説が読みたくて。

でも、狩れば狩ったですぐさま根こそぎ読んじまって。

何も読むものが無かったのである。

なので。

既読の素敵小説を再読することにしたのだ。

「そうだ。オネエ攻めを読もう」

と、相当おもしろかった『不埒なインセンティブ』を読んだ。

やっぱりおもしろかった。

どお考えても続編が読みたい。

いや、続編が書かれるべきだ。

このすかしたオネエ攻め目線で、受けにメロメロにハマっている続編が書かれるべきだ。

つうか喉から手が出るホド読みたいんだ！！！

むむ？

ひょっとしたら、小冊子とかあったりするのか！？

そいつはヤパイ！調べないと！

と焦って検索すれば、どうやらまだ小冊子や番外編は存在していない模様である。

ほっ。一安心である。

焦る気持ちが落ち着いて周りを見回してみると

『不埒なインセンティブ』を調べていく中で『不埒なスペクトル』のＢＬＣＤの評判が目に付いた。

原作は好きだ。

この不埒シリーズは崎谷さんの中でも大好きなシリーズだ。

だがＣＤは・・・。

杉田さんが出ているので・・・。

聴けないのである・・・。

ワタシの中に聳え立つ“杉田の壁”に阻まれて、聴けないのである・・・。

だがしかし！

『不埒なスペクトル』のＣＤの評判の良さに

「・・・ふーん。・・・聴いてみっか、な？」

と、“杉田の壁”の前にそよとも動かなかったワタシの頑なな心が動いたのである。

タイミングも良かった。

先日、りょうちゃんにipod的な、音を聴くちっさい機械を買ってもらっていたのである。

そうなんである。奇しくもＰＣに張り付かなくてもＢＬＣＤを聴ける環境が整った瞬間だったのだ。

早速、聴いた。

その瞬間・・・

えええっ！？

す、杉田さんって

こんなお声だったっけ！？！？！？

えええええーーーー！？！？！？

ぜ、全然平気なんである。

あ、あんなにも、苦手で苦手で苦手でどおしようもなかった

杉田さんのお声が、全然平気なんである。

へ、ヘッドフォンも新調したせいなのか？

そ、それとも数ヶ月ＢＬＣＤから離れていたせいなのか？

ぶ、物理的な問題なのか精神的な問題なのか単なる時間薬のおかげなのか・・・。

明確な答えは解らねえが、事実は１つ。

とにもかくにも。

ワタシの中から

杉田の壁は

消滅したんであるっ

・・・とまあこんな具合だったワケなんだが、よくもまあこんなにどおでもいいハナシを長々と書けるもんだわよワタシ。

つうワケで

『不埒なスペクトル』

最っ高におもしろかった




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不埒なスペクトル/フロンティアワークス ￥4,950 Amazon.co.jp 　＊ニコ評価：★★★★★
　
＊あらすじ＊
臆病なその腕を、離したくない――見目も頭脳も優れた堅物エリート銀行員・直隆は、派閥争いに敗れ閑職に飛ばされる。ヤケ酒で酔い潰れた所を、マキという青年に介抱されるが、彼にはある魂胆が。ゲイの弟を家から追い出した兄だと直隆を誤解し、弟の境遇に共感したゲイのマキは、復讐に男童貞を奪おうと…?!無理矢理体を繋がされるも、直隆は何故か彼に興味をひかれ…。
「不埒なモンタージュ」スピンオフ作登場！

CDの最後には崎谷はるひ先生原案のミニドラマを収録！ブックレットには声優さんのコメント＆崎谷先生書き下ろしショート小説＆アフレコレポ、タカツキ先生描き下ろしも掲載♪