- 嵐のあと (花音コミックス)/日高 ショーコ
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今までずっぽりと秘密のヴェールに隠されていましたが
ワタシの職業は、なんちゃってパティシエなんですこんにちわ☆ニコです。
数年前までは、がっつりとパティシエだったのですが、嫌気が差してなんちゃってに転向しました。
まあ、イメージとしては、泡立て器1本サラシに巻いてみたいな?
土日祝日は休むし、残業しないし、有休も取るぜ! みたいな?
だってよう~、パティシエってちょお大変なんだぜ?
手も荒れるし。
最初の頃なんてさあ、お給料が12万円で、お家賃6万円のアパートに住んでいたんだぜ?
そんな生活の中で、貯金もしてたんだぜ?
ああ、ちなみに、貯金はニコさんの特技の一つです。
すげえよ! ワタシは!!
中小企業にお勤めして、一人暮らしをして、年に4回海外旅行に行って、好きなもの買って
それでいて1年に100万円貯金が出来るオンナだぜ!
こんなトコで稚拙かつクソ長いBLの感想文なんか書いてないで
『ニコの必殺☆貯金テクニック!教えてア・ゲ・ルv』 的な本でも書いたほうが
よっぽどイイような気がするんですがあ、まあ、どおでもイイ。
そして、パティシエだからと言っても、お家では料理もお菓子もいっさい作りません!
ソレは、ハニーちゃん(妹・溺愛)の担当なんで!
っていうか、ワタシ、人様に作ってもらったごはん以外食べる気ないんで!
だってさ。 死ぬまでに、あと、何回ごはん食べられる?
んなの、人様に作ってもらったおいしいごはん以外食いたかないってえのっ!
なんでいきなり、たいして興味の無いニコさんのお仕事のおハナシから導入かってえと
去年、ゲイ婚パーティーの為のウエディングケーキを作ったからです。
ちょうどBLにハマりたてだったので、ちょお浮き足立った!
不謹慎ですが、しようがない。
この世の中から不謹慎が絶滅しない限り、不謹慎は蔓延している。
でまあ、そのとき思ったのは、やはり現実と創作の間には深い溝があるもんだなと。
ゲイのカップルにもそりゃあいろんなスタイルがあるでしょうが
ワタシがケーキを作ったカップルは、双方ともに受けっぽかった。
そして、ホンモノの方たちは、実はそおいう感じが多数派なんではないのかしらと。
と言い出すのにはワケがある!
今回ご紹介の 『嵐のあと』 の攻め・ゲイが、まさしくそんな感じだったから!
受けみたいな攻めだったから!
ワタシが思うところのリアルな感じ満載だったから!
ていうか、この攻め様、時と場合によっては受けてもイイんでしょ!? きっと。
を踏まえて?感想イってみよっかね!
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BLマンガ部門 第4位
『嵐のあと』 日高ショーコ (ニコ評価 : ★★★★☆) ※BLCD感想はコチラ♪
《内容紹介。》
輸入インテリア会社社長の榊・30歳(攻め・メガネ)は
男同士のドライな恋愛関係に満足していた。
だから、取引先の担当者・岡田・32歳(受け)の事も好みだと思うだけで
本気になるはずはないと油断していたのかもしれない。
しかし、記憶をなくすほど飲んだ翌日、目を覚ましたそこは、岡田(受け)の自宅で・・・!?
岡田(受け)の無自覚な言動が榊(攻め)の心をかき乱す・・・!
切ない恋が胸に迫る大人の純愛ラブストーリーv
書き下ろしは後日談♪
クールなのに熱い! みたいな、そんなおハナシです。 多分。
※ちなみにBLCDの配置は
森川智之さん×中村悠一さん +鈴村健一さん(攻めのセフレ)
《感想。》
・BLCDをご拝聴した時には、まったく思わなかったんですが
表紙を見て、カラー口絵を見て、中を読んで思ったのが
「受け攻め、逆じゃあねえの?」
って、コトでした。
どお見ても、榊(攻め) が受けにしか見えない。
っていうかアナタ、受けてもイイんでしょ?
・う~ん。 どおしてそお感じるんだかいろいろ考えてみる。
まずね? 岡田(受け)が、とってもナチュラルに攻めっぽい。
デリ男発言(デリカシーの無いオトコの言う言葉。) を含めても
散らかった部屋だとか、視線の流し具合とか、表情とか、骨とか
どお考えても、攻めっぽい。
もしくは、ノンケ。 ←コレは正解。 いうまでも無い。
でもまあべつに、作品的に受け攻めがどんな配置であろうと大差はないような気がしますが
受け攻め逆だったならば、今の数倍は萌えたような気がします。
マジで。
この考えが、正解かどおか妄想してみる。
岡田が攻めで、榊(ゲイ)が受けだったとしたら、、、。
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ヤる前の段までは、原作のままでイイ。
むしろ、その方がイイ。
結合部分だけ、受け攻め逆と考えて!
そして、ノンケの岡田が覚悟を決めてゲイの榊を自分の家に呼びつける。
*まずココがポイント!*
岡田が受けだと思うと、まあなんとなくな誘い受け。 でも色気はあまり無い感じですが
岡田が攻めだとしたら、、、。
「自分に気のあるゲイを自宅まで呼びつける攻め様。ちょおオレ様!」 ってなるでしょ?
ワタシ、オレ様攻めはさっぱりご興味ありませんが、こっれ、ちょお萌えないか!?
「お前、オレに気があるんだろ? いいから来いよ。」 的な。
あああ、ムカツク! ちょおムカツク!! きっとB型!!! でも、萌える!!!!
岡田が好きで好きでしようがなくて、何度も諦めようと思ったケドも諦められなくて
誘われるがままに岡田の家に急いで行っちゃう榊。
ね? ちょお萌えない??
そして、原作通りのやりとりがあって、榊からのキス。
*ハイ!ココでもポイント!*
このキスが、榊が受けだとしたら、ちょお誘い受けのキスですよっ!
んで、ヤる段になって、岡田が 「オレ、ヤりかたしらない。 どおすればいい。」 とか訊いちゃって
榊がいろいろと教えるワケですよ!
ヤりかた知らない割に、岡田は上手い!
オトコは初めてな岡田に、真性ゲイ・榊は翻弄されちゃうv
もういっそ、腰砕けでメロメロになっちまえばイイ!
こんなの初めてv みたいな!
いろんなオトコとさんざん寝てきたケド、こんなに感じたのはコレが初めてv 的な!
なんで岡田はソンなにエチが上手いのか?
それはちゃんと原作にも書かれてる!
だって岡田はモテ男! 女に不自由したコト無いんですよ!!
んなの床上手に決まってる!!!
ね? 岡田はどお考えても攻め様に思えてきたでしょ?
そして、いざヤる段。
*ハイ!ココでもポイント!*
結合部分は描かれていないワケですから、受け攻め逆と考えると
榊が岡田にのってるワケですよ!
誘い受けでもって、いきなりの騎乗位!
わお! 萌えとけ!
んで、翌日の朝。 榊が目覚めたら、隣りに岡田がいない
*ハイ!ココでもポイント!*
こっれ、榊が受けだったら、ちょお切ないシーンですよっ!
「ノンケにはやっぱりオトコを抱くのは無理だったか、、、。」
とかって、落ち込んじゃったりして!
はぁはぁ。
ちょお切ねえ~! ちょお萌える~!
そんでもって、岡田の 「腹が減っから コンビニ行こうと思ったけど動けない」 というセリフ。
*ハイ!ココでもポイント!*
攻めだって、初めてオトコとしたら、いろいろと筋肉痛くなるんじゃあないっすか?
しかも、榊はガタイが結構イイし。
かなり体力、使うと思う!
“翌日の朝、腰が痛くて動けない攻め” ってどおよ?
受けにコンビニまで朝ごはん買いに行かせる攻め。
わ、悪いオトコだーっ!
そして、最後の一連の会話。
受け攻め逆転で思考で読むと、やたらに萌える!
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いやあ~、しかし! 優しい攻め様にしかご興味の無いニコさんにしては
か・な・り! 嫌な攻め様を思いついたもんだ!
でもさ? もう、アナタも受け攻め逆転を読んでみたくなってきたでしょ?
原作では結合部分は詳しく描かれていないので
受け攻め逆で読もうと思ったら読めるかもしんない!
さあ、みなさんもレッツトライ!つって☆
あああ、でもニコさん的にはBLCDでの受け攻めの配置は一緒がイイんで
その時は、岡田が森川さんで、榊が中村さんが絶対にイイです。
、、、まあ、絶対とか言われても、どおしようもないワケですが!
・はぁ~、まあ、んなハナシはどおでもイイわな。 本題本題。
原作を読んで、岡田(受け)の最後のセリフが
ダイレクトに中村悠一さんのお声で脳に響いてきた!
あの演技は、半端無いと思う。
『嵐のあと』 という作品で、声で演技で
嵐が過ぎ去った後の情景と空気感を創り出していた。
すごいですよ。 ホント、中村さんって。
なんであんなにお上手なのかしら?
大好きだ! でも、萌えねえ。
なぜならば、ワタシよりも5歳以上年上ではないし、B型だからです。
ホント、どおしようもない理由で、ワタシの中で好きが萌えに変わらない。
ただ、好きなだけ。
もし、中村さんが、今よりも5年早く生まれていて、O型だったらば
(っていうか、そんなの既に中村悠一さんとは別の生き物だってのは言わない方向で!)
ワタシ、気が狂うほど萌えていたかもしんない!
きっと、すげえ好きで、ヤバくなってたかも。
追っかけるね! きっと。 ドコまでも!!
って、こおいうコトって、昨日のBLCD感想 の時に書くべきだったんじゃあねえの???
コノ作品、『嵐のあと』 は、とっても良い作品なんだケド
なんとなくいろいろと惜しいような気もしないでもない作品でした。
そして、ドコにも描かれていないんだけれども
ワタシにはこの2人がいつかはダメになるような気がしてならない。
永遠を感じない。
うわ~、クールすぎるぜっ!
なんなんだ!? ナニがそお思わせる!?
空気感か、、、。
嵐は去ったけれども、またいつか、別の嵐が来る。 的な?
まあ、いろいろ書きましたが、ワタシ、コノ作品好きですよ!
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