「自分がされて嫌なことしたらあかんよ。」

子どもにそう言いながら

自分は母にされて嫌だったことを

娘にしてた。

母に言われて一番傷ついた言葉を

そのまま娘に言ってた。

色んなセラピーを受けた。

小さいころ自分がされて嫌だったこと、

辛かったこと、思い出すのは辛い作業だった。

でも結局は堂々巡りで過去に原因を

探してただけで何も解決しなかった。

アドラー心理学を学び始めて

育児がうまくいかないのを

母のせいにしてることに
気付いた。

母に大切にされなかった、
だから私の育児がうまくいかなくて当然と
言いたかったのだ。

 

娘とどんな関係になりたいか?

目的を考えると

「仲良くなりたい。」

「いつも笑っていたい。」

そうするためには母が私にしたことを

繰り返すのか?

答えはNO.

じゃあどうすればいいのか?

 

岸見先生の言葉。

 

「すべての人を大切な友人として扱う。」

 

娘を大切な友人として扱う。

ただそれだけを考えて日々接していく。

 

少しずつ

薄紙を重ねるように続けるしかなかった。
今もそれは続いてる。