20.次の日 | いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

2013年12月、最愛の妻をうつ病による自死で亡くしました。
結婚して1年1ヶ月、あまりにも短すぎました。
体に障害があったけど、懸命に生きていた妻。
妻の事を忘れない為、初めてブログを書きます。

結婚式の次の日は、観光に当てる事にした。


夕方の宴会以外は、家族それぞれ自由行動。



式場からは美ら海水族館が近いので、行くことにした。


沖縄定番のデートスポット。



昨日の結婚式とは違って、久々に妻と二人でデートを楽しんだ。


過去に3回来たことあるけど、何回きてもいいな。ここは。





昼過ぎまでゆっくりして、妻が「これだけはやりたい」といって予約した、シーサーが作れる工房に移動した。



工房に入って、係りのひとから説明を受けた。


粘土をこねて、見本のシーサーを見ながら二人で作っていく。




左が妻が作ったもの、右が私が作ったもの。


シーサーは「あ」と「うん」に分かれていて、口をあいている方が、幸せを取り入れ、口を閉めて幸せを閉じ込める。

そういう「いわれ」があるのだそうだ。



窯に入れて焼いてもらった。

30分くらいで出来上がった。


このシーサーは、まだ自分の部屋に飾ってある。



ここから夕食場所の那覇まで戻らなくては行けない。


1時間半くらいかかるので、急がないと遅れそうだった。


高速をスピードを飛ばして、那覇まで向かった。



時間ぴったりに店に着いて、家族全員が集まった。




ここの店は、部屋で三線を生演奏してくれる。


リクエストで「島唄」と「島んちゅぬ宝」を弾いてもらった。


昨日の式とは違って、みんなリラックスして沖縄を満喫した。



ここで食事が終わったら末の弟と二人で、国際通りに繰り出して飲みに行く約束をしていた。




しかし、ここで飲んだ泡盛がものすごく効いてしまい、人生初の千鳥足を経験した。


しょうがないので弟との約束を果たせないまま、真っ直ぐホテルに帰ることになった。



なぜこんなに酔っ払ったのか。

後で発覚するのだが、家族のうちの一人にはめられた結果だった。



また後日書こうと思う。



ホテルに帰って、自分の部屋に着いてからの記憶がなかった。


気付いたら朝になっていた。


妻に聞いたら、昨日ベットの上に仰向けになったまま、1ミリも動かずそのまま寝てたらしい。

せっかくいいホテルに泊まったのに、もったいない、、、、。


若干二日酔い気味で、家路に着いた。



結婚式から最終日まで家族のみだったので、とても自然体で過ごす事が出来た。





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