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AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8 G (IF)

良い形の梅の花を発見したとして、バックが駐車場だったとしたら、皆さんならどぅするでしょう?

自然写真に、人工物はご法度なので、撮影は諦める?

もし花が順光線を受けていて、背景までのの距離が充分に取れているなら、思い切ってファインダーを覗いて見ましょう!

あら不思議、ファインダーの向こうに車は見えず、ウインドやボディが光を反射して、見事な玉ボケ具合じゃありませんかっ!

当然絞り込んで行くと、被写体とレンズとの距離を開けたままでは、バックの車の形が見えて来ますので、絞りたければ被写体に寄っていく必要があります。

花ぶりは良いけれど、枝が下に向かっていると・・・。

「上に向かって伸びる枝の方が、春の息吹を感じさせやすいんだよなぁ~」

うぅ~ん
こんな声が聞こえて来そうですねぇ~?

じゃ、カメラを傾けましょうよ!

カメラは水平に保持・・・。

無視無視!

ファインダーの中にイメージを描いていくのは、撮影者だけに許された権利なのですから、ファインダー上で自分の都合の良いように、花や枝の角度を変えちゃいましょう!

タイトル写真の背景は農家にアリがちな軽トラ、下に向かって出ていた枝を、カメラの角度で上向きに見せています。

春の華やいだ雰囲気を出す為、マイクロレンズなのに主要被写体を小さく、背景に玉ボケをちりばめる構図にしています。

写真は、もっと自由に楽しくです!
o(^-^)o