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AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8 G (IF)

福寿草に関しては、少し実験的写真が続いてしまいましたので、イメージ的な写真を載せてみます。

『福寿草』
何とも素晴らしいネーミングだと思いませんか?
『福』に『寿』、一つ一つで簡潔できる、おめでたい言葉を二つ重ねる事で、暗く冷たい雪に閉ざされた冬が終わり、全ての生命が一斉に活動を始めるかのような、春の訪れの喜びを表しているのでしょうか?

そして、春の訪れを伝えてくれる花として、福寿草という「めでたさドーン!更に倍!(by 巨泉)」みたいなネーミングになったのでしょうか?

昔は今よりもっと自然との距離が近く、自然の恵みも厳しさも、ダイレクトに感じていたからこそ、こんな素晴らしい名前を付ける事ができたのでしょう。

自然を撮る者として、もっともっと自然に目を向けて、自然の優しさや厳しさを肌で感じていかねばならないと、福寿草の撮影をとおして考えさせられました。