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Ai AF Nikkor 50mmF1.4D

現在の写真業界では、花の撮影というと、すぐにマクロレンズをイメージしてしまうような気がします。
マクロレンズ自体が身近な存在になり、交換レンズを揃える事が特別な趣味人の世界の話しではなくなった為、マクロレンズを購入して楽しまれている方も多いと思います。

この写真は50mmレンズに装着し、ケンコーの中間リング(20mm)を装着し、像倍率0.4倍程度での撮影です。
マクロレンズに対抗できるシャープ感を得る為、絞りF2.8まで絞っていますので、ピント面はかなりシャープな描写で描けていると思います。
ケンコーさんは、12mm・20mm・36mmの三本セットで売っていて、50mmレンズとの組み合わせでは、中間リングのチョイスと合体方法により、0.24倍~1.41倍まで撮影倍率を変化させて楽しむ事ができます。

この20mmの中間リングは、5.3cm~9cmの間でしかピントが合わず、露出倍数も二段程かかります。

撮影中に、着けたり外したり、像倍率を変える為に交換したりと、様々な制約があって使い辛く感じるかも知れませんが、趣味で撮影する範囲ではマクロレンズと遜色無い、非常にシャープなクローズアップ撮影が出来ると思います。