Creem (1983) | Michael Jackson を語らせて!

Creem (1983)

$Michael Jackson を語らせて!






子どもの日でしたね☆

ゴールデンなウィークもあと1日…
皆さま、いかがお過ごしですか?







$Michael Jackson を語らせて!
まぶしー(/ω\)♡





今宵は夜更かししてる方もいらっしゃるかなー?
そんな皆さまには夜更かしのお供に…♡

時間があるときにちまちまと訳していたインタビューを('-^*)/
ちょうどBeat Itの撮影をしていた頃のもの。
今、Michaelの“名言”となっている言葉も出て来ます。








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$Michael Jackson を語らせて!
Creem 1983





ビデオ撮影の前にジャクソンと話をした。
5マイル先の自宅をリフォームしている間マイケルが暮らしている
サンフェルナルド・バレーにある3階建のマンションは
本、植物、絵画、動物、オーガニック・ジュース、
そしてジャクソン家の甥っ子、姪っ子、そして兄弟たちでいっぱいだった。
カウボーイハットをかぶったラトーヤがいて
妹のジャネットがそこで、マイケルへの私の質問を真似ている。
そう、言い忘れていたが、Smokey RobinsonからMacca、ファンク、ニュー・ウェーブ
クラッシックまであらゆるレコードのコレクションがあった。


ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、ジャッキー・ウィルソン、
チャック・ベリー、リトル・リチャード…
彼らはたくさんの人に強い影響を与えたと思う。
彼らが本物のロックンロールをやった人たちなんだから。
物事の起源を知っておきたいんだ。
物事は変化していくものだからね。
物事の始まりを知ることは、本当に面白いよ。





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@エンシノのお家(絶賛リフォーム中)




マイケルは小さく、別世界のような声で話す。
彼が無邪気で天使のようだと書かれているのを見たことがあるだろう。
再びそれを見ることになるだろう。
彼はとてもシャイで、自分の手、靴、妹、
そこにインタビュワーがいるのを忘れられる場所をじっと見ている。


彼は続けた。



アートに関してもそうだ。
アートが大好きなんだ。
パリに行くといつも、ルーブル美術館に飛んでいくんだ。
絶対に飽きることはないね!
世界中のあらゆる美術館に行くんだ。
アートが大好き。ほんとに好き。
とうとうあらゆるものを買っているんだから。
お気に入りの1枚を眺めて“ああ、僕はこれを手に入れたんだ”って…
やめられなくなるよ。

クラッシック音楽も大好き。
いろんな曲を持ってるよ。
本当に幼い頃、幼稚園で“ピーターとオオカミ”やなんかを聴いたな。
今もそういう曲を聴くけど、本当に素晴らしい。
ボストンポップス管弦楽団やドビュッシーやモーツァルト。
全部買うよ。
クラッシックの大ファンなんだ。
僕たちは様々な音楽に影響を受けているんだよ…クラッシック、R&B、フォーク、ファンク…
そういったあらゆる要素が結合して、今ある音楽を作っているんだと思う。

1つのジャンルだけをやるのは好きじゃないんだ…イメージをつけることもね。
僕はみんなのために何かをすることが好き。
音楽を分類するのは好きじゃない。
分類は…人種差別のようなものだよ。




仕事で組む人間はどうやって選ぶの?
誰かに相談するのかい?


フィーリングとか直感で選ぶよ。


何がずば抜けてる人を選ぶのかな?


…魔法かな。


反面、彼が仕事に生きる人だということを心に留めることになる。


ほとんど仕事のことを考えているよ。
周りに任せるのは難しいんだ。
音楽はここ、ソロの仕事、映画はあそこ、という具合にはね。
テレビやそれ以外のすべてのこともそう。



それは幸せなことかい?


うん。
それこそが僕がここに存在する理由さ。
ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチのようにね…




彼の声はだんだん小さくなる。
真実を語ることと自惚れに聞こえることの狭間で悩んでいるようにも見える。
それは、彼が思うところによると、とにかく才能は神に与えられたものなのだと。
だから、自分を褒め讃えないで、と言う。



今でも彼ら作品を見て刺激を受けるよね。





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ミケランジェロのダビデ像と





では、ステレオがある限り、マイケル・ジャクソンは生き続ける、と?


そうだよ。
僕は前進し続けたいし、みんなを刺激したい。
誰もしたことのない新しいことに挑戦したいんだ。




どの程度まで、彼の信仰が人生に影響を与えているのか?



僕は神を信じる。誰だってそうでしょ。
誰だって正直でありたいし狂わせたくはない、なんでも。
自分の人生を把握できなくなったり
自分が何者でどんな人間なのか見失うことがないようにね。
多くのエンターテイナーは、大金を稼ぎ
辿りついたたったひとつの成功で自分の余生を費やす。
その成功はドラッグや酒やアルコールを呼ぶ。
それから真っ当に生きようとしても
“私は誰?私はどこ?どうなってるんだ?”だよ。
自分自身を見失い、そして壊れてしまう。
気をつけなきゃいけない。自制しなきゃ。




彼はそんなに自分に厳しいひとなのか?



僕は天使じゃない。わかってる。
僕はモルモン教徒やオズモント教徒みたいに
なんでもきっちりしてるような人間じゃない。
そういうことって時に馬鹿げてるんじゃないかな。
やり過ぎだよ。




最もセクシーなパフォーマーのひとりだと認められたら
天使でいることは難しいに違いない。



自分がセクシーだなんて言わないよ。
でも、そう言われるのは構わない。
コンサートではそうでありたいね。
カッコいいもの。






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カッコ悪いのは…



たくさんの女の子たちに出くわすときに僕たちはいつもするようなことさ。
車で外に出るとすぐ角には女の子がいて興奮したり叫んだりジャンプし始める。
僕は車のシートの上に身をひそめる
こんなことは日常茶飯事…いつものことさ。
みんなが前に住んでいた場所を知ってた。
スター・ホームズの地図に載ってるからだよ。
みんなカメラや寝袋を持って集まって来て
塀を乗り越えて庭で寝たり家の中まで入って来たりする。
どこに行っても人がいるんだ。
24時間監視していても抜け道を見つけられちゃって。
兄弟の一人が目を覚ましたら、女の子が寝室で彼のことを見下ろしていたこともあった。
うちにヒッチハイクしてきて、家の中に入れてくれとか泊めてくれとか言うんだ。
最終的に近所の人が彼女たちを中に連れてくることなんてこともよくあるよ。
家にあげたりしないよ。知り合いじゃないからね。




クレイジーなファンの話はもっとある。
爆発物を仕掛けようとしたり、スーパーで彼に金切り声をあげたりする女性。
時々、誰が自分の友人なのかわからなくなることがあるに違いない。



時々わからなくなる。
見分けるのが難しくて、間違った思い込みをする時もある。
フィーリングだけで判断したり
自分のことを知らずに親切にしてもらえたらなぁって思うよ。




トップにいるのは孤独なのだろうか?



たくさんの人たちと知り合いだけど、親友は2~3人かな。



彼が住んでいたところの裏に大きな野球場があった。
彼は思い返す。



子ども達が遊んだりポップコーンを食べたりしていたよ。


それに加わることは許されなかったが、彼はこう考える。


のけ者にされたという感覚は本当になかった。
夏には野球をしない代わりにたくさんやることがあったから。
父はいつでも僕たちのことを思ってて
仕事のことやそれ以外のことも気にかけてくれてたよ。




学校にも行ったけど、そこでも僕たちは人とは違っていたんじゃないかな。
近所で僕たちのことを知らない人は誰もいないから。
僕たちはあらゆるタレント・ショーで優勝していて、家にはトロフィー並んでいた。
僕たちはいつもお金を持ち歩いていて、他の子達が買えないものを買うことが出来た。
ポケットにはいつでも上等なキャンディや風船ガムなんかを詰め込んで配るんだ。
そのおかげで僕たちは人気者だったよ!
でも、ほとんどが私立学校だった。
人生で公立学校に通ったのは一か所だけだった。

ここでも別の学校に通おうとしたけどダメだった。
たくさんのファンが教室に押し掛けたり
学校から出るとたくさんの子ども達が写真を撮ったりしようと待ち構えていたよ。
その学校に通ったのは1週間。
それ以外は、苦しめられる必要がない他の芸能人の子ども達や有名人の子ども達が通う
私立学校に通ってたよ。






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でも、人生のほとんどを兄弟や姉妹たちと過ごすことは…
息苦しくならない?



正直言ってならないね。
社交辞令で言っているんじゃないよ。




ツアーに出ている時も?



ならないよ。
ツアーに出ている時、僕たちは本当に馬鹿げたことをするんだ。
ゲームをしたり、物を投げ合ったり。
プレッシャーをかけられている時にその埋め合わせをするための
気分転換のようなものだよ。
ツアーにはいろんな緊張が伴うからね。
仕事、インタビュー、掴みかかって来るファン、
みんなが自分のものを欲しがる。
時間に追われ、ファンからの電話が一晩中鳴るからマットレスの下に電話を置く。
すると今度はファンがドアをノックして大声をあげる。
部屋の外にさえ出られないんだ。
まるで金魚鉢の中の金魚だよ。
そしていつも眺められているんだ。




どうやって気分転換するの?



美術館に行ったり勉強したり。
僕は運動はしないんだ…危ないから。
金銭的に大きく関わって来るから危険を冒すようなことはしたくないんだ。
兄がバスケの試合で足を怪我した時、
僕たちはコンサートをキャンセルしなきゃならなかった。
彼の1時間のお楽しみだけのせいでたくさんの人がショーを見られなくなって
僕たちはあちこちで訴えられた…たった1つの試合のせいで。
価値はないと思う…慎重でありたい。




マスコミに話をすることも同じだ。
彼がインタビューを嫌うもう一つの理由は、間違って伝えられるのが恐いから。
雑誌について彼はこう語る。



本当に馬鹿馬鹿しくて、息の根を止めてやりたくなる時があるよ!
僕の言葉をまったく別のものに変えてしまうんだ。
‘飢餓について危惧している、子ども達を愛している、未来のために何かしたい’
って言った。
いつかインドに行って貧しい子ども達と会い、どんな気持ちになるのか知りたい、って。
そしたら、マイケル・ジャクソンは子ども達が飢えているのを見て興奮する、
さぁ、彼がどんな人間かはご覧のとおり!て書かれたよ。




こんなにやさしくてシャイで子どもっぽい人が
どうしてステージであんなになるのか不思議に思うだろう。



ただそうするだけだよ。
自然にセクシーになるというか。
本当に勝手になるんだ。




じゃあ、鏡の前でセクシーになる練習をしないんだね?



しないよ!
音楽がかかるとそうなるんだ。
楽器が僕を動かすんだ。
楽器が僕をコントロールするんだ…僕の中を通って。
時々自分ではどうしようもなくなって、そして自然とそうなる…
音楽が入ってきた途端に“boom, boom, boom!”ってね。






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彼は自分の仕事において、あらゆる状況をコントロールしてきた。
人一倍努力家である自分のことを彼はこう語る。



自分のやることに満足することはないね。
いつでも、もっともっとうまくやれる、って思う。




彼はスティーヴン・スピルバーグと映画を制作をすることになっている。



スティーヴンが大好きだよ。
そのプロジェクトのことは言えないんだけど。
スティーヴンは僕の大好きな監督で
作品にじっくり取り組んで来た人だということは言えるよ。




フランシス・フォード・コッポラが
彼を主役にしたピーター・パンを製作したがっているらしい。
24才で“子ども”と言われることが彼の神経に触らないのだろうか。



気にしないよ。
メシュセラと同じように僕はピーター・パンなんだと思う。
そして一人の子どもなんだって。
僕は子どもが大好きなんだ。
子ども達が存在することを神に感謝するよ。
いつでも救われているんだもの!




でも、自分自身のライフストーリーを映画にするのはどう?
私たちはマイケル・ジャクソンの魔法のような人生の映画を
いつか目にするのだろうか?



それはないね。
自分のライフストーリーを演じるなんて嫌だよ。



彼は顔をしかめた。


それにまだそんなに人生送ってないし。
誰かほかの人にやらせるよ。





**********






訳してて
なんだか声が聴こえてきそうな気持になっちゃった。。。





$Michael Jackson を語らせて!





常に現実を見つめていて
真面目で
責任感が強くて。


今となってはとても切なくなる言葉もあるけれど
どれひとつとっても大事な言葉たち…





$Michael Jackson を語らせて!








それでは皆さま
素敵なGW最終日になりますように☆





$Michael Jackson を語らせて!
う、浮いてる?笑













今日もここに来てくださってドモアリガト(*´σー`)
ばらばらばらばらばらばらばら










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