エディ・ヴァン・ヘイレン、“Beat It”を語る。
アルバム“Thriller”リリース30周年にあたり
Beat Itでギターソロを担当したエディ・ヴァン・ヘイレンが
CNNのインタビューに答えたということです。
“まるで昨日のことのようだよね。
彼とまた一緒に仕事をしたら楽しかっただろう”
エディ・ヴァン・ヘイレンは、アルバム“Thriller”からの3枚目のシングル
“Beat It”でサプライズ・ゲストをつとめた。
彼の熱いギターソロは20秒、レコーディングは30分。
プロデューサー、クィンシー・ジョーンズへの好意として彼はそれを無償で引き受けた。
残りのヴァン・ヘイレンのバンドメンバーが町にいない時に。
“‘この子のレコードで僕がプレイしたなんて誰がわかるだろうね?
誰もわかりやしないさ’って独り言を言ったよ。間違いさ!”
彼は笑った。
“大間違いだよ。
ついにはレコード・オブ・ザ・イヤーになったんだから”
-クィンシーがあなたに連絡してきた時、あなたはいたずら電話だと思ったんですよね。
頭に来て、“何がしたいんだ。You F-ing so-and-so!”って言ってやったよ。
すると彼は、“エディだよね?”って。
僕は言ったよ、“ああ、一体何の用だ”ってね。
“僕はクィンシーだよ”
“クィンシーなんて名前の人は誰も知らない”って思った。
すると彼は言った。“クィンシー・ジョーンズだよ”
“ああああ、申し訳ない!!”って(笑)
“どんなご用件でしょう?”って尋ねると
“マイケル・ジャクソンの次のアルバムでプレイしに来ないかい?”と彼は言った。
僕は“OK、'ABC, 1, 2, 3'と僕…それってどうなんだ? ”と考えていた。
僕は100%彼だとまだ信じていなかった。
“じゃあ、明日、君のスタジオで会おう”と答えた。
そしたらなんと、そこに行くとクィンシーがいて、
マイケル・ジャクソンがいてエンジニアがいた。
彼らはレコーディングしていたんだよ!
-あなたに何をしてほしいか、クィンシーは何か指示を出しましたか?
マイケルは何か子ども達の読み聞かせのレコードのためにいなくなってしまった。
“E.T.”か何かだったと思う。
だから僕はクィンシーに尋ねた。“僕に何をしてほしいんだい?”って。
すると彼は“君がやりたいと思うことは何でも”と言った。
だから
“それを言う時は気をつけて。
僕のことを何か知っているなら‘君の好きにやって!’と言う時は注意したほうがいい”
と言ったんだ。
その曲を聴いてすぐに“いくつか変えてもいいかい?”って言った。
エンジニアの方を向いて
“じゃあ、ブレイクダウンから、この部分を切って、この部分まで行って、
プレ・ソロ、そしてソロ、アウト”
と言った。
それをまとめるのに彼は10分くらいかかったかな。
そしてそれに2つのソロを即興で弾き始めた。
マイケルが入ってきた時、ちょうど2つ目のソロを弾き終えたところだった。
知ってるだろうけど、アーティストというものはちょっとクレイジーだ。
僕たちはみんなちょっと変わっている。
自分が弾いたものに彼がどう反応するのかわからなかった。
だから彼に聴かせる前にあらかじめ伝えておいた。
“いいかい、僕は君の曲の中間の部分を変えたよ”って。
曲を台無しにしたことで彼がボディガードに僕を追い出させるか
彼が気に入ってくれるかのどちらかだ。
彼はその曲を聴くと僕の方を向いて言った。
“ワォ、ただ単にガンガンのソロを入れるんじゃなく
実際にこの曲のことを考えてさらにいいものしようという気持ちに感謝するよ”
って。
彼は子どものような純粋さを持った音楽の天才だった。
彼は実にプロフェッショナルで、実にやさしかった。
-あの共演はたくさんの人を驚かせましたよね。
ここシャーマン・オークスにまだタワレコがあった頃のことを忘れないよ。
買い物をしていたら“Beat It”がかかったんだ。
ソロのところで僕の前ににた子ども達が
“こいつ、エディ・バン・ヘイレンみたいに聴こえるようにしてるよ”と言ったんだ。
彼の肩をたたいて言ったよ、“それは僕だよ!”って。
最高におかしかったよ。
-このことをヴァン・ヘイレンのみんなにどう説明したのですか?
“バレちゃったね!”“ディヴ、君は海外にいたから”“アル、君はいなかったんだ”
と言うしかなかったよ。
誰にも連絡できなかったし、確認できなかった、って。
不運なことに“Thriller”が僕たちのアルバム“1984”がNo.1になるのを遮ったんだ。
僕たちのアルバムはほぼNo.1になるところだったんだ。
彼がペプシのCMで彼の髪に火がついた頃だった。
すると急上昇さ、再び彼がNo.1になった。
-それ以降、同じように物事を変えたアルバムはありますか?
ワォ、どうだろうね。
-ニルヴァーナの“Nevermind”には音楽に変化をもたらしたものがあるという人がいますが。
でもあそこまでは。
むちゃくちゃ聴かれたわけではないし。
ニルヴァーナは成功したけど、あらゆる人の興味をそそらなかった。
僕はマイケルを大いに尊敬している。
彼を失ったことは非常に惜しまれる。
彼が今していることに僕は興味をそそられたことだろう。
-クインシーが26本入りのビールをあなたに贈ると言ったそうですが。
ああ、そんなところだ。
実際は自分で持ってったんだけどね、自分の記憶が正しければ。
自分がそのレコードにクレジットされているとは思わない。
“ギターソロ;?”とか“ギターソロ:フランケンシュタイン(彼のギターの名前)”だよ、って。
-クインシーから再度連絡はありましたか?
最後の最後にクインシーが僕に感謝する手紙を書いてくれた。
"The F-ing Blah Blah Blah" とサインされてて。
今でも持っているよ。
まったく面白いよ。
******************
ありがとう、エディ!
今日はふたりが共演したVictory TourのBeat Itを☆
We love you forever...Michael!!
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Beat Itでギターソロを担当したエディ・ヴァン・ヘイレンが
CNNのインタビューに答えたということです。
“まるで昨日のことのようだよね。
彼とまた一緒に仕事をしたら楽しかっただろう”
エディ・ヴァン・ヘイレンは、アルバム“Thriller”からの3枚目のシングル
“Beat It”でサプライズ・ゲストをつとめた。
彼の熱いギターソロは20秒、レコーディングは30分。
プロデューサー、クィンシー・ジョーンズへの好意として彼はそれを無償で引き受けた。
残りのヴァン・ヘイレンのバンドメンバーが町にいない時に。
“‘この子のレコードで僕がプレイしたなんて誰がわかるだろうね?
誰もわかりやしないさ’って独り言を言ったよ。間違いさ!”
彼は笑った。
“大間違いだよ。
ついにはレコード・オブ・ザ・イヤーになったんだから”
-クィンシーがあなたに連絡してきた時、あなたはいたずら電話だと思ったんですよね。
頭に来て、“何がしたいんだ。You F-ing so-and-so!”って言ってやったよ。
すると彼は、“エディだよね?”って。
僕は言ったよ、“ああ、一体何の用だ”ってね。
“僕はクィンシーだよ”
“クィンシーなんて名前の人は誰も知らない”って思った。
すると彼は言った。“クィンシー・ジョーンズだよ”
“ああああ、申し訳ない!!”って(笑)
“どんなご用件でしょう?”って尋ねると
“マイケル・ジャクソンの次のアルバムでプレイしに来ないかい?”と彼は言った。
僕は“OK、'ABC, 1, 2, 3'と僕…それってどうなんだ? ”と考えていた。
僕は100%彼だとまだ信じていなかった。
“じゃあ、明日、君のスタジオで会おう”と答えた。
そしたらなんと、そこに行くとクィンシーがいて、
マイケル・ジャクソンがいてエンジニアがいた。
彼らはレコーディングしていたんだよ!
-あなたに何をしてほしいか、クィンシーは何か指示を出しましたか?
マイケルは何か子ども達の読み聞かせのレコードのためにいなくなってしまった。
“E.T.”か何かだったと思う。
だから僕はクィンシーに尋ねた。“僕に何をしてほしいんだい?”って。
すると彼は“君がやりたいと思うことは何でも”と言った。
だから
“それを言う時は気をつけて。
僕のことを何か知っているなら‘君の好きにやって!’と言う時は注意したほうがいい”
と言ったんだ。
その曲を聴いてすぐに“いくつか変えてもいいかい?”って言った。
エンジニアの方を向いて
“じゃあ、ブレイクダウンから、この部分を切って、この部分まで行って、
プレ・ソロ、そしてソロ、アウト”
と言った。
それをまとめるのに彼は10分くらいかかったかな。
そしてそれに2つのソロを即興で弾き始めた。
マイケルが入ってきた時、ちょうど2つ目のソロを弾き終えたところだった。
知ってるだろうけど、アーティストというものはちょっとクレイジーだ。
僕たちはみんなちょっと変わっている。
自分が弾いたものに彼がどう反応するのかわからなかった。
だから彼に聴かせる前にあらかじめ伝えておいた。
“いいかい、僕は君の曲の中間の部分を変えたよ”って。
曲を台無しにしたことで彼がボディガードに僕を追い出させるか
彼が気に入ってくれるかのどちらかだ。
彼はその曲を聴くと僕の方を向いて言った。
“ワォ、ただ単にガンガンのソロを入れるんじゃなく
実際にこの曲のことを考えてさらにいいものしようという気持ちに感謝するよ”
って。
彼は子どものような純粋さを持った音楽の天才だった。
彼は実にプロフェッショナルで、実にやさしかった。
-あの共演はたくさんの人を驚かせましたよね。
ここシャーマン・オークスにまだタワレコがあった頃のことを忘れないよ。
買い物をしていたら“Beat It”がかかったんだ。
ソロのところで僕の前ににた子ども達が
“こいつ、エディ・バン・ヘイレンみたいに聴こえるようにしてるよ”と言ったんだ。
彼の肩をたたいて言ったよ、“それは僕だよ!”って。
最高におかしかったよ。
-このことをヴァン・ヘイレンのみんなにどう説明したのですか?
“バレちゃったね!”“ディヴ、君は海外にいたから”“アル、君はいなかったんだ”
と言うしかなかったよ。
誰にも連絡できなかったし、確認できなかった、って。
不運なことに“Thriller”が僕たちのアルバム“1984”がNo.1になるのを遮ったんだ。
僕たちのアルバムはほぼNo.1になるところだったんだ。
彼がペプシのCMで彼の髪に火がついた頃だった。
すると急上昇さ、再び彼がNo.1になった。
-それ以降、同じように物事を変えたアルバムはありますか?
ワォ、どうだろうね。
-ニルヴァーナの“Nevermind”には音楽に変化をもたらしたものがあるという人がいますが。
でもあそこまでは。
むちゃくちゃ聴かれたわけではないし。
ニルヴァーナは成功したけど、あらゆる人の興味をそそらなかった。
僕はマイケルを大いに尊敬している。
彼を失ったことは非常に惜しまれる。
彼が今していることに僕は興味をそそられたことだろう。
-クインシーが26本入りのビールをあなたに贈ると言ったそうですが。
ああ、そんなところだ。
実際は自分で持ってったんだけどね、自分の記憶が正しければ。
自分がそのレコードにクレジットされているとは思わない。
“ギターソロ;?”とか“ギターソロ:フランケンシュタイン(彼のギターの名前)”だよ、って。
-クインシーから再度連絡はありましたか?
最後の最後にクインシーが僕に感謝する手紙を書いてくれた。
"The F-ing Blah Blah Blah" とサインされてて。
今でも持っているよ。
まったく面白いよ。
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ありがとう、エディ!
今日はふたりが共演したVictory TourのBeat Itを☆
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