聖書で述べている「神の国」は、領土もなく「髪の支配」を意味しています。
「神の支配」には三つの特徴があります。
Ⅰ、キリストを死者の中から復活させる神ま力と、その支配です。
2、歴史を支配する人たちや権力者以上に力ある存在です。
3、この世においてだけでなく、来るべき世においても存在する永遠の力です。
キリスト者は洗礼によって神の国の一員となり、神の救いと保護ももとに移されている者です。
人の一生には、幸運が不運に、不運が幸運につながるようないろいろな出来事があります。
同じ時代に生き、同じ出来ごとの中でも、損得ががあり、喜ぶ人悲しむ人があります。
そうした中ですべてのことが益となるように導いてくださる「髪の支配」を信じることができます。
人生の中において神の存在を知る者、知らない者には大きな開きがあります。
私たちは神の愛を信じる時、人を許すことが出来ます。
神の愛を信じていない人は、他人を非難しても許すことが困難になります。
それは子どもたちに対しても同じです。
神さまの愛を信じることが出来ない親は子どもをも愛することができません。
神様から愛されているからそ、他人を、子どもを愛することが出来るのです。