こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
野村香英（第1週）
成井裕美 （第3週）と交代で、
火曜日の「モテオーラ養成講座」（第2・4・5週）を担当しています。
傷ついたり
悔しい思いをしたり
怒ったり・・
そんな思いを感じたいっっ！
という人はいないんじゃないでしょうか？
できるなら
いつもいい気分でいられたらいいなぁ
と思っているのに
不愉快な気分を感じてしまうだなんて
なんだか納得いかないですよね。
「感情」というのは
とっさに感じてしまう、反応のようなものです。
熱いコップに触れたら、「熱っっ！」
氷に触れたら「冷たいっっ！」と感じるように・・
「イヤ！」「気持ちいい！」というような感情も
出来事に遭遇した瞬間にわき出てきます。
例えば
わたしが
「まきちゃん、最近太ったんちゃう？」
と言われたとしましょう。
わたしはカウンセラーですが・・
こんなことを言われたら、ちょっと傷つきます。
言った相手が親しい間柄で、遠慮しなくていい人であったなら
「うわー、傷つくわ～。気にしてるんやから、聞かんといて～」
と言い返すこともできますが
相手が上司や先輩だったりすると
心の中では
「そんなこと聞かんといてよっっっ！ふんっっ！」
と思いつつも
「えー、そんなことないですよ～」と言ったり
「そうなんです～」と愛想笑いをしたりするかもしれません。
本当は
「なによ、そんなこと聞かんといて！」（怒！）
「なんで、あんたにそんなこと聞かれなあかんの！」（怒！）
というように、
湧き上がってきた（怒！）という感情を心の奥に押し込めちゃうんです。
さてさて、この押し込めちゃった「感情」はどうなっちゃうんでしょうね。
普段は、上記のように、湧き上がってきた思いをぐっと押し込めることができるんですが、
「虫のいどころの悪い日」というのもあるかと思います。
例えば、
朝から夫と大げんかして
通勤途中で見知らぬ人に「おばはん、じゃまっ！」といきなり言われ
職場に着いたら、昨日後輩に頼んでおいた資料作成がまだできてなくて
かなり「イライラ」している状況で同じことを言われたら・・
例え上司や先輩であっても
「それ、今答える必要のあることですかっ！」（プンプン！）
となるかもしれないし
親しい関係だと、
「なんでそんなこと今聞くの？アホちゃう！」
くらいのことを言い放つかもしれません。
きっと周りから見ても「プンプンしてる」というのが丸わかり。
このように
湧き上がってくる怒りを、心の奥に押し込め続けると
いずれ「ガマンの限界」がやってきます。
限界を超えてしまうと、
「怒りの大爆発」が起こったりもします。
そんなことしたくない！！！
のに、です。
「怒り」を外に出さないように、出さないように
ずっと心の奥底に押し込めていたのに、
最悪の出し方をしてしまう、
だなんて、
なんて皮肉なことなのでしょう？
「イライラ」「プンプン」している自分を好きな人はいません。
ですから
「怒らない人になりたい」
と思うんだと思うんですね。
ところで
「怒らない人」は「怒り」を感じないんでしょうか？
「怒っていない」んだから
「怒り」なんて感じないんじゃないの？
と思われるかもしれませんが・・・
多くの場合
「怒り」を感じないわけではないんですね。
ただ、その「イラッ」という感情とのつきあい方が上手なんです。
わたしたちは、体調が悪かったり、忙しかったり、疲れが溜まっていたりすると、心の余裕を失います。心の余裕を失っているときに「イラッ」とする出来事が起こると、思わず大きな声を出したり、嫌みな態度をとってしまうんですね。
逆に言えば、心に余裕を持っているときには、それなりに上手に扱うことができる、ということでもなんです。
ですから、
「怒らない人」になろうとするときには
「怒らないようにしよう」と思うより
自分のコンディションを整えることを意識する方が
結果的に「怒らない」で済みます。
「イラッ」
「ムカッ」
「カッチーン」
（怒！）
と感じるのは、
「お腹空いた～」
「暑い～」
「ねむーい」と感じるのと同じように自然なこと。
それを感じないようにしようとがんばるより
感じるものだという前提に立って
「どう対応しようか」という視点に立ってみませんか？
そして、そんな視点を持ちやすいように
「心」に余裕を持つことを大切にしようと意識することからスタートしてみませんか？
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました！
来週6/21の担当は成井裕美 です。
どうぞ、お楽しみに～
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