木曜日担当、カウンセリングサービス の大門昌代 です。
木曜日「不倫と浮気」は大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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さて、前回は、「男はどう死ぬかを考え、女はどう生きるかを考える」と言うことを、書かせていただきました。
旦那さんや彼が浮気したのだとしたら、やり直すことを考える女性は多いかもしれませんね。
「どうやったらやり直せるの？」
「彼をもう一度、信じるにはどうしたらいいの？」
反対に、奥様や彼女が浮気したとなると、いかにカッコ良くパートナーと別れるかを、男性は考えることが多いかもしれません。
「黙って離婚届けをつきつけよう」
「相手の男を殴って、それから別れよう」
夫婦関係の危機を、まるで死期が迫っているから、死に方を考えねばと思っているようです。
女性は、「生」に焦点が当たることが多いですから、夫婦関係の危機があっても、どう生き延びるかを必で考えるようです。
どうせ、生きるのであれば、どうせ、夫婦関係を復活させるのであれば、女性の皆さんもカッコよさにこだわってもいいかもしれませんね。
転んだことは（浮気されたことは）カッコ悪いことなのかもしれません。
でも、転んでもただ起き上がるのは、もったいない気がします。
転んだ先に、石ころが落ちているのであれば、その石ころですら、拾って、その手に握って起き上がり、何かに活かしていこうとする気持ちが、大切かもしれません。
私がそうだったのですが、浮気された直後って、気持ちも落ち込みますし、余裕がなくなりますから、見た目に構わなくなってしまいました。
眠れなくなったり、食欲が落ちたりして、顔色も悪くなり、みるみるうちに痩せてしまいました。
今思えば、その姿は、あまり美しいとは言えない状態だったと想像できます。
「私がこんなにヨレヨレになってしまったのは、あなたの浮気のせいなのよ！」
「このヨレヨレの私を、助けるのがあなたの責任ってものでしょ！」
「さあ！ヨレヨレの私を見なさい！助けなさい！」
と言うのが、当時の私の心理だったと思います。
でも、美しくなかったと反省しております。
浮気される前よりも、美しくなり、楽しく過ごせたとしたら、ちょっとカッコいいと思いませんか？
（私だけですかね？）
着る服装を、いつもと違うタイプのものにしてみる。
歩き方も、背筋を伸ばして、モデルさんのように歩いてみる。
お化粧を、きちんとしてみる。
いつも使っている食器から、思いきっておしゃれな食器に換えてみる。
なんでもいいと思うのです。
普段の生活の中で、当たり前にやっていることを、「美しくやってみよう」という気持ちで、やってみるといいのだと思います。
掃除機をかけるときも、背筋を伸ばす！そんな感じです。
洗濯物だって、美しく干そうと思うと、色々な工夫ができたりします。
お料理だって、盛り付け方一つで、美しくすることができます。
生活の中で、「美」に意識を向けていくのです。
そうすると、生き方自体も美しくなっていきます。
美しく生きている人が、美しくないわけがありません。
そして、女性は、美しくなることで、喜びを感じるものなのです。
私は、自分がヨレヨレになってしまった経験があるので、カウンセリングに来て下さった、当時の私と同じ立場の女性たちに、より美しなってもらいたいと思っています。
たまには、浮気の話しはそっちのけで、美しくなる為のお話しを、させてもらうことだってあります。
奥様が、美しくなり、カッコよく歩けるようになると、旦那様の浮気がパタッと終わって、奥様に目を向けるようになったり、ボロボロにされてしまった女としてのプライドを取り戻して、浮気三昧の旦那様との離婚を、キッパリと決断できるようになったりされます。
どうせ生きるのであれば、美しさにこだわってもいいのではないでしょうかね。
それは、見た目だけの美しさではなく、凛とした、美しい生き方を手に入れることかもしれません。
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