ラブベル母さんの「ベルク問題」 | LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~

新宿駅東口から徒歩15秒にあるオアシス『ベルク』。
ずっとそこにいて、ベルクはベルクのままで!
今、みなさまの声を集めたい…。あなたの応援メッセージをお待ちしています。
『LOVE! BERG!』(略称:ラブベル)はベルク利用客による「ベルク支援ブログ」です。

ラブラブ! ラブベル母ちゃんこと 5*です。
ラブベルの不肖管理人である母ちゃんが、
「ベルク問題」について、つぶやいてみました。
つぶやきは次の6項目です。

ビックリマーク お気に入りの食文化を守れっ!
ビックリマークややこしい契約書、よく読もう
ビックリマーク 都市開発の陰日向 ~ルミネさんとベルパークさんの裁判~
ビックリマーク見えにくい「いじめ社会」
ビックリマーク駅は誰のもの?
ビックリマークあきらめないで「あなたの問題」

これらの問題は母ちゃんにもあなた自身にも起こりうることで、
とっても身近な事なんです。他人事ではありませんよ~。

ハート1 お気に入りの食文化を守れっ!

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ベルクドック
人気の「ベルク・ドック」。写真はランチメニューです。
ドリンク or スープがセットで ¥525(税込み)安っ!


ホット・ドックをなめてちゃいけなーい!
アメリカ生まれのジャンキーな食べ物、なーんて私も思ってた。
くたくた~なパンとケチャップがドバッ!
マスタードのピリッ! ←で、ごまかして食べちゃう。
そんなにオイシイもんじゃないけど、
手っ取り早くていいや。こんな食べ物だった。

けど、ベルクのホット・ドックに出会って びーっくり!
こんなに美味しいものがあるの?
パンがサクサクで あったかい。
表面はパリッ、中はしっかり小麦の味。ソーセージはプリッ。
これが手品みたいな早さで出てくるから、さらに驚き。
美味しさの秘密は、ソーセージもパンも、
その道の職人さんが作ってるからです。
私がベルクでよく食べてるのが、このベルク・ドック!
私の好きな黒ビールと合わせてもグーッです!

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-フライッシュ・ブルスト
ベルクのぶっといソーセージ。
フライッシュ・ブルスト ¥409(税込み)

ベルク名物の「ぶっといソーセージ」。
実は私、ぶっといソーセージが苦手でした。
薬みたいな味がするのが多いから。でもベルクのは違う。
しっかり歯ごたえ、しっかりぶーぶーさんの味がする。
フォークで切るとジワンと肉汁が滲んだりして、
あ、生き物をいただてるんだ、
ちゃんと食べないと…と思うんよね。

ともかくベルクのメニューは どれもこれも美味しい。
それが新宿駅という「魔の喧騒」の、
東口改札から私の足で70歩のところにあるから、
ベルクは庶民の駆け込み寺みたいなところ。

この頃、食に関する不安なニュースが多くないですか?
殺虫剤だとか、産地偽造だとか。何を食べればいいのぉー?
不安になりますが、疑いだしたらキリがない。
人間のやることですから、うっかりミスもあるでしょう。
あったら困るんですがこれは仕方がない。
さらに、食を100パーセント自給で賄うなんて、
都市に住んでるユルイ人間は不可能に近い。
そんな中、ベルクは安心印。お薦めできます。
そりゃ、ベルクも人の子、時にはミスもあるかもしれません。
でも、それは私も貴方も同じじゃありません?
ようは毎日の努力です、
ミスがあったら潔く対処してくださる度量があるかないか、
努力してる人間には、心ある対応があるっちゅうもんです。
それは信頼というもんです。
私ゃ、ベルクを信頼してるんです。
そんなベルクが今、とんでもなーい危機にあるんです。
詐欺まがい、言葉の暴力で、
新宿駅から追い出されようとしてるんです。
だまってられなーい!

ハート2 ややこしい契約書、よく読もう

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-まめす
女子に人気のおマメさんの瓶詰め「まめす」。
葉っぱの切り抜き模様がかわいい。
これが食べられなくなったら…なんて考えるのも いやだっ。

契約書ってムツカシイ。
どっちが甲で、誰が乙なのか、わかんなくなったり。
私のような作家の場合も、
著作権や著作物使用料なんかで後々もめたり、
いやな思いをすることが少なくないから、
契約書を交わす時、じっくり読んで、
分からないところは納得いくまで相談した方がいい。
契約書を交わさなかったばかりに、
すごーく苦い思いをしたことがあって、
著作権については猛勉強した。
それでも時代とともに「権利」の解釈が変化するし、
その時々の契約内容は一見、おかしくないように見えても、
微妙にことば使いが変わってたりして、
後でそれが落とし穴になったりするから要注意なのです。

マンションなどの賃貸契約を交わしてる人も多いでしょう。
私の場合は2年ごとの更新で、
特に問題なく「自動更新」で入居を続けてきた。
これって当たり前のことだと思ってたけど、違うんですね。
「更新はありません。出ていってください」
大家さんにそう言われたら、諦めるしかないそんな契約があるんです。
一般に「定期契約」と言われているもので、
今から8年前、法で認められました。
これはあらかじめ期限を決めた短期の賃貸契約で、
正式名称は、もっと長ったらしいんだけど、
ややこしいので短くしてしまいます。
で、私が契約している方、
従来の自動更新があるものは「普通契約」といいます。
※注)「普通契約」の場合でも家賃滞納などの事情で更新が難しいケースがあります。

「定期契約」の場合、
いくら借り主が、ずっと居続けたいと思っても
大家さんがダメなものはダメ!
その契約内容にサインしていたら、残念ですが出ていくしかない。
けど、もしも・・・ここからは、あくまで仮定の話ですが
もしも、あなたが「普通契約」を結んでいたとして、
知らないうちに「定期契約」に変わっていたら?
恐いと思いませんか?
更新の年、あなたは落雷のごとく言われるのです。
「出ていってください」。
「そんな契約、知らないもん!」と言ったところで、
「ほら、サインしてるじゃないか!」

がーーーーーーーーん!

契約書をちゃんと読んでおけばよかった・・・
後悔しても後の祭り。とはいえ、
貸す側にも「定期契約」に変更するんなら、
きちんとした説明をしてほしいですよね。
「普通」と「定期」では大きな違いなんですから、
変更時の説明は義務やんか、と私は思います。
というか、それが人の道やないの?

と、ここで仮定の話は終わり。
ベルクと大家の駅ビルさんとは「普通契約」を結んでおられます。
大家さんは以前、別の大家さんでしたが、
今の駅ビルさんに変わられたとき、
「契約内容を変えてください」というお話があったそうです。
ベルクが契約書を熟読されたところ、
内容は「定期契約」に変更されていた。
もし、サインをなさっていたら…?

ベルクは今も「普通契約」です。
当然、契約の自動更新はあります。ありますよ!
なのに、ずーっとずーっと「立ち退いてください」と
駅ビルさんから言われ続けていらっしゃるんですね。
*家賃滞納なし! *しかも人気店!なのに、
これって、変じゃないですか

ハート3 都市開発の陰日向
~ベルパークさんとルミネさんの裁判~

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ギネス
ベルクのギネスはパーフェクト・パイント(完璧な一杯)として、
ギネスのブランド・オーナーから認定表彰されています。


「定期契約」はけっして悪いだけの契約ではないんですね。
たとえば、海外へ2~3年転勤することになって、
期間限定で借り主を探している場合なんかはすごく助かりますよね。
この場合、借りる方は短期間ですから、
家賃が安くなるなどのメリットが見込めます。
また物件が店舗の場合、
大手企業やチェーン店は出店しやすいんじゃないでしょうか。
個人のお店に比べると、
初期投資が格段に安いはずだし短期契約でも採算が合いやすそう。
それに駅前を急ピッチで賑やかにしたいとか、
都心で流行っているものを「わが町にも」という場合、
店舗の入れ替えが早いサイクルで行える「定期契約」が適しているような…?
そういえば、立川の駅前!いつのまにやら、
ものすごーく賑わってますなぁ。

でもねぇ。これは私個人の考えですが、
全国のどの町も似たりよったりのお店ばかり、という
寂しい現状に拍車をかけてる気がするし、
資金繰りが たいへんな個人店は開業しにくいんじゃ…と心配です。
それに一番、「定期契約」でウーンと思っているのは、
「普通契約」を結んでいる借り主に対し、
「定期契約」への変更を求めるケースです。
大家さん側は きちんと説明なさってるのかな?
「定期契約」という短期契約があること自体、知らない人って、
けっこういるんじゃないでしょうか。
知らずにサインして困っている人、いませんか~?

8年前に「定期契約」が法で認められことは、
私もニュースで知っていました。
でも、自分には遠い話だと、すっかり忘れてた。
ところが! ベルクの退店騒動ですから、もう びっくり仰天。
とても他人事とは思えません。
私自身も賃貸契約は結んでいますので。

ここでちょっと休憩 かお
LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ルミネさん
西新宿のお祭りで見かけ、
複雑な気分になりました。 【休憩、終わり


ベルクだけでなく、「定期契約」で騒ぎになっている店舗が
新宿駅の駅ビルには いくつかあります。
そのひとつが新宿駅ルミネエストB1のベルパークさん。
大家さんはベルクと同じルミネさんです。
店子にあたるベルパークさんは、ソフトバンクさんの代理店で、
全国にチェーン店を多数もっていらっしゃいますが、
ルミネさんから「退店」を強要されていらっしゃいます。
事態の経緯はベルクとほぼ同じですが、ただ1点、
ベルパークさんとベルクで違っていることがあります。
それはベルパークさんが「定期契約」にサインなさっていること。
ベルパークさんとルミネさんの問題は、裁判へと持ち越されました。

起訴されたのは立ち退きを求めているルミネさんです。
訴えた人=原告・ルミネさん
訴えられた人=被告・ベルパークさん

この裁判の第○回目かの口頭弁論(←何回目か分からない…)
2008/10/29(水)に開かれました。
全国各地で「普通契約」を「定期契約」に変える動きが盛んな中、
注目すべき裁判でありました。
口頭弁論では、初めて双方の証人が答弁なさいました。
ルミネさん側はルミネエスト店長の木村氏(ルミネ取締役)、
ベルパークさん側は社長とルミネエストの店長です。
私個人はベルクと同様にベルパークさんを支持していますが、
法廷がどのような判決がくだすのか、注目していました。
29日はこの裁判の最大のクライマックスだったのです。

得意げ 口頭弁論報告傍聴してくださったみなさんの感想を
簡単ですがまとめてみました。
以下、ベルパークさん、ルミネエストさん、
共に敬称略させていただきました。ご了承くださいませ。

法廷全般の感想
緊迫したやりとりに目を離せなかった。
 *資料を見ながら聴いているわけではないので、
  正直いうとよく分からない場面がいくつかあった。
 *専門用語が多く、法廷での会話は難解だと思った。

店子の相次ぐ退店について
駅ビルがマイシティからルミネエストに替わった時、
B2と7F&8Fのレストランフロア以外のお店は普通契約だったが、
その2年~3年後、ほとんどが定期契約に変わり退店していった。

ベルパークの言い分
追い出さない」「再契約はする」という
ルミネエストさん言葉を信じて定期契約にサインした。なのに
「期間満了です。再契約はなし。退店してください」と
ルミネエストに言われた。納得できない。

 *ベルパークは全国に店舗を100店ほど持っていて、
  そのうちのいくつかは定期契約を結んでいる。
  ただし、「期間満了時に再契約を約束する一文」を
  契約書に必ず入れてもらっている。
 *ルミネエストに「再契約を約束する一文」を
  新しい定期契約の書面に加えてくださいとお願いしたら
  「契約書の雛形は変えられない」と断られた。
 *新たに定期契約を結んだのは
  ルミネエストと信頼関係を築くためだった。
  契約書に「再契約を約束する一文」を加えられない、
  雛形は変えられない、
  これがルミネエストさんの事情ならば、
  協力しようと思ってサインをした。
  ルミネエストさんを信用してのことだった。

ルミネエストの言い分
 契約書の内容が全てである。
 *再契約を約束する一文はない。
  契約満了時にベルパークは退店すべきだ。

傍聴人の感想
 ルミネエストは「再契約を約束する1文」ぐらい
 入れてあげてもよかったのでは?

 「雛形は変えられない」と断るべきではなかったと感じた。
 *信頼関係を築こうとして契約書にサインしたベルパークに対して、
  ルミネエストの退店勧告はあんまりだ。
 *今になって「契約書に書いてあることが全てである」とルミネが主張するのなら、
 ベルパークが納得いくまで契約内容を詰めてあげるべきだった。
 *定期契約とはどんなものか知らずに
  契約書 へサインをした店子ばかりではなく、ベルパークのように
  契約の内容を知りながらサインをした店子がいたことがわかった。
  ならば、後になって「契約第1」という
  ルミネエストの対応は信頼関係を踏みにじっているのでは?
 *ルミネエストに変わってから、
  店子が次々に退店していった経緯はあまりに急過ぎると思う。
   退店したお店は納得して出ていったのか?
 *「ベルクについてうかがいたいのですが?」と
  ベルパーク弁護士からルミネエストへ質問があった時、
  ルミネエスト弁護士がかなり取り乱していた。
  ネットで「ベルク応援」の声が盛り上がっているのを批判し、
  「傍聴席にもベルク支援者が来ているようですね!」と声を荒げていた。
 *傍聴席が満席になったことで
  裁判官がこの問題に興味をもったように思う。
  以上

ドンッ 同裁判の判決がおりました。
ベルクのブログ「ベルク店長の報告」 をご熟読ください。

ハート4 見えにくい「いじめ社会」

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-メニュー
新宿駅通路に面したベルクのメニュー表。
こちらは見やすいのですが…。

もしも、私が大家さんから、
「あなたの描く絵はファッショナブルじゃないから、
 もう出ていってください」と言われたら、怒る。
怒るし、呆れし、傷付く。
私が一番大事にしてるものを貶されるんだから。
いじめやんか!つまらない理由で出ていってやるもんか、
と断固として拒否するだろうな。

でも…1年も2年も「出ていってください」と言われ続けたら、
ストレスの固まりになるだろうし、
きっと描く気にならないように思うのです。
だから粘って抵抗したとしても、結局は、
「どこへ行っても絵は描けるんだし…」と
新天地を探すような気がする。
でも、それでいいのかな。
「出ていってください」と言われて、
泣く泣く住まいを明け渡した人が私の回りには少なくない。

海岸沿いで小さなギャラリーを営んでいた男性は、
リゾート開発の荒波にあった。退居をつっぱね続けたが、
1年後、居心地が悪い、辛すぎる、と古里へ帰っていった。
幾ばくかの立退料が入ったこともあり金銭的な不安はなかったけれど、
その後、彼はテンションがあがらなくなった。
「追い出された」という負い目と、
自分の意志で古里へ帰ってきたんじゃない」
ふたつの想いに悩まされる日々。
「あの場所に帰りたい、あそこにいたかった」
後悔が拭いされないという。
それでも彼は頑張って再スタートを切った。

きっとベルクも同様のストレスを
ずーっと抱えていらっしゃるでしょう。
ベルクは正当な地権者なのに・・・。

ようするに、ベルクは「普通契約」なんだし、
「退店勧告」をする大家さんが間違ってる、
堂々と拒否すればいいだけの話じゃないか、
傍の人間はそう考えるでしょう。
実際、ベルクは拒否を続けていらっしゃいますが、
ストレスは相当なものだとお察しします。

さらなるストレス源があります。
退店の理由がはっきりしないこと。
ビルの立て替えとか、家賃の滞納とか、
明確な理由があるなら分かるけど、
大家さんの言う理由は、あまりに変なんです。
「うちはファッションビルですから…」
やーい! ブス~! 出ていけーっ!
そう言ってるように私には聞こえますね、

ベルクは以前、退店問題を公表すべきか否か、
ものすご~く悩まれたそうです。
なるほど、大家さんから「出ていけ」と言われているお店って、
人聞きのいいものじゃない。
イメージダウンになるかも…と不安になるでしょう。
学校や社会でも いじめが問題になっていますが、
「いじめられてます」と第三者に相談できず、
さらなる悲劇へ直走るケースが多いことを、
みなさんだってご存じのことでしょう。

あるライターさんから こんな話も聞きました。
駅ビルさんから退店を求められていたり、
すでに退店なさったお店は他にもあるのですが、
それらのお店の方々に、
駅ビルさんとの間で いったい何があったのかと、取材をしても、
みなさん、口を閉ざして語りたがらないそうです。
いじめは見えにくい…。
そんな中、ベルクは公表なさいました。えらいっ!

問題を公表された結果、
なんと半年でベルクの営業を求める署名は1万名に達し
応援サイトラブベルにもメッセージが続々!
大家さんの いじめは少しずつ明るみなり、
メディアでも取り上げてくださるようになりました。
当初は大家さんが大手企業なので、
スポンサーとの兼ね合いを抱えるマスコミは
なかなか取り上げてくれなかったのです。

ハート5 駅は誰のもの?

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ズルチェ
ベルクの「○○○ズルチェ」
正式名が分かんないけど、ゼリー寄せです。
一流レストランの味が駅改札の側で食べられる。宝石みたい!

ベルクの料理は一流です。
よく言われることですが、
ミシュランに載らない星3つ★★★の味。
世界に誇れる「新宿の味」なんです。
それが新宿駅改札の すぐ側にあるんですよ。

もちろん美味しいお料理を食べさせてくれるお店は、
各地にたくさんあります。
でも、ベルクの安さを考慮するとベルクに軍配。
尋常じゃないです、
このご時世でコーヒー1杯¥210、
生ビール1杯¥315、
超スペシャルなランチセット「エッセン・ベルク」が
なんとコーヒー付きで¥819。
どのメニューも倍の値段でもおかしくないんです。
しかも、早い! まさに職人芸!
ただ、ベルクは1日1500人の来客がある人気店なので、
レジ前に列が出来るのは常。といっても、
すぐに順番は回ってくるんですけどね、「早い」から。

ちなみにベルクはセルフ・サービス、
キャッシュ・オン・デリバリーのお店です。
時間のない人に最適です。きっとベルクは、
世界で一番 忙しい駅「JR新宿駅」の空気を読んで、
今のスタイルになったのでしょうね。
「うまい」「やすい」「はやい」。
よっ! 江戸っ子! せっかちだね!
空気を読み過ぎると自分を無くてしまいますが、
ベルクはベルクらしさを しかと持ってらっしゃいます。

で、「駅」のお話です。そんなわけで、
ベルクは立地条件に相応しい店づくりをなさってます。
駅を利用する人のためにある、
そう言っても過言ではないでしょう。
なのに、駅ビルさんったら!
「ベルクの存続を求める1万名の署名」を受理してくださったものの、
何のお応えもなし。
それに、ラブベルに集まった応援メッセージを
冊子にしてで駅ビルさんに提出したときも、
ウンともスンとも反応がなかった…。

ところが9月の終わり、
駅ビルさんから次の内容の文書がベルクに届いたそうです。
「来年の3月までに退店の準備をして下さい。
 もし出て行かなければ家賃を上げます。」
家賃は営業を続けることが困難な額だとか。
・・・これって、1万人のお客さまの声を
まったく無視してるってことですよね。
ベルクは駅ビルさんの地下1階にありますが、
新宿駅改札から「すぐそこ」にありますので、
駅の構内と言えるでしょう。
ですから、ベルクのお客は、駅にとってもお客です。
駅を利用する1万人もの人間が、
「ベルクを残してください」とお願いしているのに、
まったく耳を貸さない駅ビルさんて、
めちゃくちゃ腹が立つんですけど!!!!

いったい駅は誰のためにあるのでしょう?
駅は公共の場、社会のもの、「みんなのもの」。
ちなみに駅ビルさんの親会社はJR東日本さんです。
「安全」「快適」が駅のモットーでしょう、
それは誰のため?
お客のためじゃないですか。だったら、
お客の気持ちを汲んでほしい、答えてほしい。
1万分の1の「私」のためにも。

そもそも新宿駅は駅の構造が迷路のようになっているうえ、
津波のように人が押し寄せるヘビーな駅。
なのに、休憩所がひとつもない。飲食店も少ない。
お年寄りや身体に障害を持つ人には
かなり冷たい構造になってます。
地方から上京してきた人だって辛いでしょう。
だからこそ、ベルクが必要なんです。
ベルクで一休みしたい人がいるんです。
無くなったら困る人が大勢いるんです。
ベルクを退かして、駅ビルさんは何を造るというのでしょう?

「うちはファッションビルですから…」
このお言葉をヒントにすれば洋服屋さん?アクセサリー屋さん?
靴屋さん?駅ビルさんは、それすらも答えてくださいません。
駅の利用客は駅ビルさんの対応について、
もっと怒っていいんじゃないでしょうか。
新宿駅の「貴重なベンチ」ですもん、ベルクは。

ハート6 あきらめないで「あなたの問題」

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ラブベル
ラブベルの手描きメッセージ。
ベルクに置いていただいている
「『LOVE! BERG!』応援メッセージVol.1』に貼ってあります。

えっ ベルク退店問題は、単に私のお気に入りのお店が危機にある、
というだけでなく様々な問題を抱えています。
これは社会問題ではないかなぁ?
あなた自身にも関わる身近な問題だと思うんですよね。
ここまでのつぶやきを ちょこっと整理してみます。

宝石赤 信頼できる飲食店
食に関する不安なニュースが最近多いですよね。
誰がどんなふうにして何をどうやって作ってるのか、信用できない!
そんな中、ひとつの信頼の形がベルク。
作った人の顔が見えるようになっています。
まず、お店がオープン・キッチンなので、
調理する人の姿がすぐ近くで見られますし、
パン職人、ソーセージ職人、コーヒー職人など、
食材を担当される職人さんのプロフィールが紹介されてます。
顔写真もドーンとあります。いい顔をなさってます。
各メニューのウンチクも掲示してあります。
ひとつの食の在り方として考えさせられます。

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~-ベルクの職人
ベルクの職人さんを紹介する案内版

宝石赤 不動産賃貸契約の落とし穴
「私と大家さんは うまくいってるから関係ないわ~」
そう思うかもしれませんが、
突如として大家さんが、別の人に変わるかもしれません。
「私の町は小さいし…」これも甘い!
新しく道が1本出来たりマンションが建っただけで、
町の状況は変わるんです。
2000年に法で認められた期限付きの契約、
『定期契約』を知らない人、多いのでは?
自動更新がない契約なので、期日になると出ていくか、
「再契約」しかありません。
大家さんから従来の「普通契約」から「定期契約」へ
契約の変更を求められた場合は充分な説明が義務づけられていますが、
ウヤムヤになるケースが多いみたい。
契約書や重要書類に署名捺印する場合は、
文面を よ~くよ~く読みましょう。

これは一向になくならない「振り込め詐欺」にも
同様のことが言えるんじゃないでしょうか。
よく知らない人からの「お願い」はまず疑う。
変だと思ったら、信頼できる人に相談すること。

宝石赤 格差社会を生んでいる?
賃貸契約「定期契約」の物件が店舗の場合、
資金にゆとりのある大企業には有利かもしれませんが、
裸一貫からスタートする個人にはキビシイのでは?
格差社会が叫ばれていますが、
「定期契約」を推進する向きがあるようなので、
ますます大企業・大資本・お金持ち・セレブに有利かも…。
格差肥大社会になりそうな?

宝石赤 声をあげにくい「いじめ」
学校や地域で「いじめ」に悩む子どもたち。
きっと大人社会にも いじめがあるからでしょうね。
大人の振り見て、子どもは育ちますから。
殴る・蹴るの暴力も許せませんが、
「ことばによる暴力」は見えにくいだけに深刻です。
いじめを第三者に告白すべきですが、
さらなる いじめに繋がるかもしれない…と
いじめられた側には常に不安が伴うので声をあげにくい。

いじめられたことを「どこか」で話せるといいのですが…。
ここでも信頼関係が希薄な現代社会を考えさせられます。
ちなみにベルクは「いじめ」があることを
ベルクが発行されている新聞『ベルク通信』とベルクのサイトで
お客に向けて知らせてくださいました。

宝石赤 駅は利用者のための場ですよね?
公共の場ともいうべき駅ビルが利用者の声を完全無視。
お客の安全と快適を保証すべき駅が、
「儲け主義」や「見栄え主義」に走るなんて、
間違ってますよっ!お客の声に耳を傾けてください!

宝石赤 諦めない!
ここまでに書いた問題はどれもこれも、
私の身近にある問題ですし、
連日ニュースで伝えられているものと関連していますよね。
つまり「ベルク退店問題」は、ベルクだけの問題でも、
ベルクで憩うお客だけの問題でもないんです。

先にも書きましたが、
これらの問題の根底にはすべて共通の問題がひそんでいます。
「人と人のつながりが持てなくなった」。
ほんと、コミュニケーションが とりにくい社会です。
人と人が当たり前に交流していた時代は、
「人に会って話すこと」で安心したり、
不安を解消したりしていましたが、
今は それが出来にくい時代となりました。
抱えた不安を解消するために、
人は「大きなもの」を頼るようになったのでしょうね。

「大企業」だから安心、そんなふうに思ってませんか?
あるいは「大きな勢力」には歯向かえない
抵抗したって無駄だ、諦めよう、とか…?

ベルクは大企業を相手に必死で抵抗なさってますよ。
あれだけの才覚があれば、
お店をどこに移したって立派にやっていかれるでしょう。
「退店を受け入れる道」もありますが、
ベルクは断固として今の土地に残ることを選ばれました。
なぜなら、ベルクを現在の形にしたのは、
新宿駅の「今の場所」だからで、
よそに移ってしまうと「別の店」になるからです。
絶対に諦めない、続ける。立派ですよね。
反面、潔く諦めるのも悪いことではありませんが、
そうやって人間が簡単に諦めて、手放した大事なものって、
たくさんたくさんあるんじゃないでしょうか。

宝石赤「ベルク問題」は社会問題です。
ベルクを知らない人にも関心をもってほしい。
無関心は寂しいですね。
選挙と同じで「私の1票では政治は変わらない」といって
かけがえのない1票を放棄するのと似てませんか?

かお
長々でしたが~少しでも響くものがあれば嬉しいです!
「ベルク退店問題」が多くの人に知れ渡れば、
必ずムーブメントが起こるでしょう。
そうすれば世の中が少し、明るくなるはずです。

ラブベル母さんこと5*

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