フライパンで焼く イングリッシュマフィン 《型不使用編》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

いつもはオーブンで型を使って焼ているイングリッシュマフィン、今回は型を使わずにフライパンで焼きました。
半分に割ってトーストしたり、ベーコンや目玉焼きを挟んだりと、朝食やブランチにぴったり。
ざっくりとした食感を楽しむことができます。

今はオーブンレンジを修理中のため、パンを焼く際には、いつもレンジで温めていた牛乳は湯煎で温め、オーブンに任せていた発酵はフライパンごとヒーターから少し離れたところにおくなどして様子をみています。
昔まだパンを作り始めたころを思い出して、焼きながら懐かしい気分に浸ってしまいました。


◆型を使いフライパンで焼くレシピはこちら(型は手作り可・オーブン使用もできます)
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12239503450.html

◆型を使いオーブンで焼くレシピはこちら(写真がわかりづらくすみません)
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11451104117.html





【材料】

8~10cm 6~8個前後

 強力粉 200g
 砂糖 6g
 塩 3g
 ドライイースト 4g
 無塩バター 10g
 牛乳 150cc(寒い時期は30度ほどに温める)
 コーンミール 適量


【作り方】

①コーンミール以外の粉類をさっと混ぜてから牛乳を加え、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩く

②ボウルに入れて乾燥しないようにラップや濡れ布巾等をかぶせ、ひとまわり大きくなるまで30度で40分ほど一次発酵する
 →ここまでホームベーカリー可

③ガス抜きして6~8等分し、丸めたものを平たく9cmほどの円形に伸ばして両面にコーンミールを押し付けるようにまぶし、フライパンに並べる
 →仕上がりにイメージする高さに合わせてサイズは変えてOK

★フライパンは直径約25cm前後のものが2つあると3~4つずつ焼くことができます。
 使えるコンロが一口だったり、フライパンが2つない場合は、フライパンに入りきれなかった分を皿などにオーブンシートを敷いたうえに乗せて、ラップや濡れ布巾をかぶせるなどして乾燥に注意しながら発酵させます。
 詳しくはレシピの後の説明もどうぞ。

④フライパンに蓋をして、約30度で30~40分程度、ひとまわり大きくなるまで最終発酵させる

⑤フライパンを弱火~中弱火にかけて10~12分ほど焼き、焼き色がついたらシートと皿を外して裏面も焼き色がつくまで8~10分ほど焼く

★フライパンの材質・火力・好みの焼き色に合わせて火の通し方は調整してください。
 目安として熱伝導率が高い厚手のフライパンで焼く場合は、最初中弱火で温まったら弱火、薄手のものは終始弱火~極弱火で調整し、くせに合わせてフライパンの向きを調整しながら焼きます。


《食べ方》
 側面にぐるりとナイフで切り込みを入れるか、フォークを側面に数箇所さしてから、手で二つに割って軽くトースト。
 バターを塗ってざっくりとした食感を楽しみます。
 クリームチーズ、バター+ジャム、BLT、チーズ+ハムやベーコン+目玉焼きやスクランブルエッグなどを挟んで朝食やブランチに。


《型について》
 幅8~9cm、高さ2.5~3cm程度のイングリッシュマフィンが8個分作れる分量です。
 厚紙を型の深さの幅で細長く切って、作りたい直径になるよう輪を作り、アルミ箔で覆って作ることもできます。


《フライパンで2回に分けて焼く場合》
 フライパンが2つなく、2回に分けて焼く場合は、フライパンに入れずに発酵させることになります。
 簡単にフライパンに移すことができるよう、皿などにオーブンシートを敷いた上に乗せて発酵させ、型ごと優しく移動させます。
 また過発酵を防ぐため、あとから焼く生地は早めに温かい場所から涼しい場所に移しておくなどして、発酵具合を調整します。
(とは言え神経質にならずとも、イーストが多いわけではないので相当温かいところでない限りはそこまで膨らみません。