紫芋のシフォンケーキ《紫芋パウダー使用》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

紫芋パウダーを使って、紫色のシフォンケーキを焼きました。
紫芋は、アントシアニンが卵やベーキングパウダーのアルカリと反応すると青みがかったような灰色になってしまうので、レモン汁の酸を加えてから混ぜこみ、ピンク味がかった紫色に仕上げています。
その分風味も爽やかです。

●シフォンケーキレシピ一覧
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12032681845.html

●野菜・いも類を使ったお菓子一覧
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↑写真の奥のさつまいもは、紫芋ではありません…紫芋、もっと出回るようになると嬉しいのですが。


~材料~

17cm シフォン型

☆卵黄生地
 卵黄 M3個分 (約50g)
 グラニュー糖 50g
 サラダ油 30g
 熱湯 50g
 薄力粉 55g
 紫芋パウダー 20g
 ベーキングパウダー 2g(小さじ2/3)
弱)
 レモン汁 10cc(小さじ2)

☆メレンゲ
 卵白 M3個分 (約110g)
 グラニュー糖 25g


~下準備~
○材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
○サラダ油と熱湯を混ぜておく
○薄力粉・紫芋パウダー・ベーキングパウダーは合わせてふるっておく
○オーブンは180度に予熱


~作り方~

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
 →メレンゲは暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ

②卵黄→卵黄生地用グラニュー糖→サラダ油+熱湯→レモン汁→→ふるっておいた粉類→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもあるものの、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないこと

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる

④型には何も塗らずに生地を入れて、型を台の上でまわしてある程度表面をならし、型を2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜く

⑤180度に予熱したオーブンで25分、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く
 →割れ目にも焼き色がついていればOK。オーブンによって焼き時間・温度は調整

⑥オーブンから取り出し、すぐに逆さまにして筒の部分を瓶に立てるなどして、完全に冷ます

⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す
 →パレットを差し込んだままスライドさせる取り方もあるもののえぐれやすいので、慣れるまでは一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれない


今回使ったパウダーです。
紫(むらさき)いも粉 100g 10P04Jul15 【RCP】

¥324
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