チョコミントアイスバー | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

見た目も風味も爽やかな、チョコミントアイスバーを作りました。
出来上がった状態のアイスを持ち手つきの型に詰めて固めているだけなので、わざわざバーにせずに容器に入れて固め、スプーンやディッシャーですくって食べることができます。

ミントリキュール自体は鮮やかなグリーンですが、アイスには色がつかないため、写真では緑の食用色素を少量溶いて加えています。
更に香りを高めたい場合は、ミントエッセンスを加えてもOK。

色粉・ミントリキュールの量・チョコやミントエッセンスの有無も好みで調整可能。
アルコールが気になる場合は、一番下も参考にどうぞ。

今回の形は、先日のチョコがけバニラアイスバー持ち手付きコロッケに使った型のシリーズのひとつで、波打った形が可愛いアイスバー型。
持ち手をつけずに、フォークで食べるケーキのようなアイスとしてお皿に出してもおしゃれになりそうではないですか?
焼き型としても使えるので、1年を通して活躍してくれます。





~材料~

90mlのシリコン製アイスバー型※ 4本分

 生クリーム(脂肪分35~40%) 200cc
 牛乳 50cc
 卵黄 M~L1個分
 グラニュー糖 40g
 ミントリキュール 30cc
 チョコレート 20g
 食用色素・緑 付属のスパーテル1~2杯
 ミントエッセンス 好みで適量


~下準備~
○型には薄く油を塗っておき、バットなどの上に置いておく


~アイスクリームメーカーで作る場合~

①小鍋に卵黄・牛乳・グラニュー糖をよく合わせて弱~中火にかけ、焦がさない火加減で、へらで鍋底を混ぜながらグラニュー糖が煮溶けて軽くとろみがつくまで熱を通す

②生クリームとミントリキュールをよく混ぜ合わせたら、色粉を加える場合はここで生地少量を取り分けて色粉を適量混ぜ込んでから戻して着色し、それを漉しながらアイスクリームメーカーに入れてスイッチON
 →色粉の量は好みですが、付属の小さじがある場合はそれで1~2杯、ない場合は耳かき1杯前後が目安です
 →ミントエッセンスを加える場合は色粉と一緒に加えます

③アイスクリームメーカーが動いている間にチョコを細かく刻み、出来上がる1~2分前に混ぜこむ
 →ここで出来上がりとして、そのまますくって食べてもOK。
 →ここで柔らかいようならば、密閉容器に入れてある程度固くなるまで冷凍庫へ

④スプーンですくって型に入れ、できるだけ隙間ができないよう(空気が入らないよう)押し固めるようにしながら詰めて棒をセットし、しっかりと冷やし固める


~手動で作る場合~

①小鍋に卵黄・牛乳・グラニュー糖を合わせて弱~中火にかけ、ヘラで鍋底を混ぜながら焦がさない火加減で、グラニュー糖が煮溶けて軽くとろみがつくまで熱を通す

②生クリームとミントリキュールをよく混ぜ合わせたら、色粉を加える場合はここで生地少量を取り分けて色粉を適量混ぜ込んでから戻して着色し、それを漉しながら密閉容器に移して冷凍庫へ

③冷やしている間にチョコを細かく刻んでチョコも冷やしておく

④アイスが固まりかける度に、スプーンで空気を含ませるように混ぜるという作業を3~4回繰り返し、途中チョコが底に沈まない程度の粘度がでてきた時点でチョコを全体に混ぜ込んでおく

⑤スプーンですくって型に移し、できるだけ隙間ができないよう(空気が入らないよう)押し固めるようにしながら詰めて棒をセットし、しっかりと冷やし固める


《ポイント》※
 出来上がったアイスを、型に流すのではなく、チョコが沈まない固さ(粘度)がある状態で型に押し詰めるのがポイントです。
 型に流せるほどの流動性があるうちに流してしまうと、チョコが底に沈んでしまって味が偏り、見た目もあまり良くありません。

 またアルコールを加えているためほかと比べて固くなりにくいので、プラスチックなどの引き抜いて取り出すアイスキャンディー型で固めた場合、外す時に棒だけ抜けがちで、このアイスには向かないことがあります。
 (その前に、流し込むわけではないので詰めにくいです)

 型は型離れの良いシリコン製を指定していますが、その場合でもしっかりと時間をかけて固めてから取り出してください。
 あらかじめ薄く油を塗り、調整ができるならば冷凍庫の温度をおいつもより下げておくと、よりはずれやすくなります。


《アルコール分が気になる時》
 アルコール分を使用したくない場合、メーカーによって香りなどやや微妙に違いますし、香りまで飛んでしまわない程度にアルコールを飛ばす際の火加減も難しく、またアルコール分は飛んでいてもアルコールのにおいは残るためその香りで酔う(気分が悪くなる)方もいます。
 その場合、味は変わりますが、リキュールを使わずミントエッセンスやミントシロップを使用するのがおすすめです。

 ミントエッセンスで作る場合は、他の分量は変えずミントリキュールの材料を抜くだけで良く、ただそれによりグラニュー糖の割合が変わってくるために甘みはもう少し減らしても良いかもしれません。

 ミントシロップを使用する場合も、ミントリキュールを抜き、その代わりに使用します。
 ただし量は30ccとは限らず好みにより適量となり、また甘みがあるのでその分グラニュー糖の量を加減します。


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