まるごとバナナのロールケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

たっぷりのクリームと一緒に、2本のバナナをまるごと巻き込んだしっとり&ふんわり食感のロールケーキ。
バナナの丸い切り口が可愛いので、セルクルを使って、ケーキの底面もまるっこくあまり平らにならないよう仕上げました。

◆型について、サイズ別分量・焼き時間、一部生地作りの写真などについてはフルーツロールのページも参考にどうぞ
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11976983989.html





~材料~

27×27cmの天板1枚分

☆生地
 卵 M~L3個 (170g前後)
 グラニュー糖 60g
 薄力粉 50g

☆クリーム
 生クリーム 150g
 グラニュー糖 15g(バナナの甘さによって減らしても)
 キルシュ あれば3cc(小さじ1/2強)
 バナナ 2本


~下準備~
○薄力粉をふるっておく
○型に合わせて敷き紙を敷いておく
○オーブンを200度に予熱し始める


~作り方~

①卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる
 →泡立てるボウルには水分や油分が1滴もついていないきれいで乾燥させた状態のものを使う

②生地が35程度まで温まったら湯煎から外し、生地を持ち上げて垂らした時にリボン状に跡が残るようになるまで高速で泡立てる

③リボン状に跡が残るようになったら、低速で1分立てて、大きな気泡を抜く
 →この作業をすることでキメが細やかになる

④薄力粉を再度ふるいながら一度に入れ、ゴムベラで側面と底からこすりあげるようにすくって返すと言う作業を繰り返し、粉気がなくなり、更にさらっと流れ落ちるようになるまで混ぜる
 →右上側面からへらを入れて左下を通って底からすくうようにむこう側へ返し、左手でボウルを手前に回す(右利きの場合)
 →約20回程度で粉が見えなくなるので、更に倍の回数混繰り返し混ぜる
 →混ぜが足りないときめ細やかでしっとりしたスポンジにはならないので混ぜ方を練習

⑤生地をすくった時にさらりと流れ落ちるようになり、つやが出てむらがない状態まで混ざれば、やや高めの位置から型に流し入れる
 →ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れるが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になるので入れないよう注意

⑥生地を型の四隅まで広げてカードで表面を平らにならし、型を持ち上げて底を軽くとんとんと叩いて大きな気泡を抜いたら、200度に予熱したオーブンに手早く入れて9分焼き、上面に均一に焼き色がつき竹串を刺しても生地がつかなくなれば取り出して冷ます
 →下火が強く底面に焼き色がつく場合は、下火を調節したり、天板を2~3枚重ねて対応

⑦生地の粗熱が取れたら乾燥しないようにラップなどで覆っておき、冷えた生クリーム・グラニュー糖・キルシュをボウルに入れて8~9分立てのしっかりめに泡立てる

⑧新しいオーブンシートを型の大きさくらいにカットし、その上に、敷き紙を外して焼き色がついた面を下にした生地を置いてから、巻き終わりの端を斜めに切り落としておく
 →端を切り落とすのは巻き終わりの段差をなくすため
 →焼き上がりにしっとりさが足りなかったなどひび割れが怖い場合はナイフで浅く2cm間隔で筋を入れる

⑨クリームを手早く隅まで塗り広げるが、その際巻き始めは巻きやすいよう、また巻き終わりにはクリームがはみ出さないよう、巻き始めと巻き終わりの部分は2cmずつ塗らないようにする
 →時間をかけて何度も塗りなおすとクリームがぼそぼそになるので注意

⑩バナナの反りを、割れない程度に手でまっすぐになおし、両端をカットして中央に並べる
 →バナナを手前に置いて芯にして巻いても良い

⑪生地をシートごと持ち上げて巻き始めと巻き終わりが1cmずつ重なるよう大きく巻き、再度シートを巻きなおし、あればちょうど良い大きさのセルクルをはめると底が丸いまま冷やすことができる
 →写真はイングリッシュマフィン用に使っている9cmのもの



⑫冷蔵庫で2時間以上落ち着かせ、温めたナイフで切り分ける