栗の甘露煮 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

栗を煮ると、秋が来たなぁと感じます。

甘露煮にも色々なレシピがあるけれど、私はシンプルに砂糖蜜で煮るだけ。
きび砂糖や甜菜糖を使って、優しい甘みに仕上げるのが好きです。
この2つの砂糖を使うと、シロップの色も茶色です。

白砂糖で煮て、お好みで本みりんやくちなしの実を加えて、市販品のように色鮮やかに艶やかに仕上げてみても美味。
お好きな砂糖でどうぞ。
2年前に載せたレシピを再編集してアップします。


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~作り方~

基本の分量《剥いた栗の重量:砂糖:水=1:1:1》

 栗 皮つきなら1kg
  剥くと600gくらいになります
 水 600cc
 砂糖 600g


①栗の皮を剥き、剥いたものからすぐ水に入れ、30分ほど浸してアクを抜く
 →渋皮が残ると色が悪くなるので、できるだけ残さずに剥くこと

②鍋に栗とひたひたに水(分量外)を入れて火にかけ、沸騰したら栗が踊らないよう弱火で20分茹でる
 →鍋は、栗を広げてもかさならない程度のものがベスト

③冷水に取り、粗熱を取る
 →割れやすくなるので、空気にさらしておかない

④水と砂糖の半量を鍋に入れて弱火で10分煮る

⑤残りの砂糖を入れて弱火で10分煮る

⑥鍋にふたをし、半日~一晩常温において甘みを浸透させる


~保存・期限~
 煮沸した瓶に入れて 冷蔵保存2週間、冷凍保存3ヶ月


~ポイント~
 専用ナイフなどない場合、栗を水に一晩つけたり、熱湯をかけて冷めるまで待つと剥きやすくなります。
 煮過ぎて崩れないよう、煮る時間は、栗の品種・産地・熟れ具合で調整してください。
 お好みで、くちなしの実を割り入れる場合は、砂糖で煮る時に小さいサイズのものを1つ割りいれ、照りをつけたい場合は本みりんを最後の砂糖を入れる際一緒に50~100cc程度加えてください。