甘露煮にも色々なレシピがあるけれど、私はシンプルに砂糖蜜で煮るだけ。
きび砂糖や甜菜糖を使って、優しい甘みに仕上げるのが好きです。
この2つの砂糖を使うと、シロップの色も茶色です。
白砂糖で煮て、お好みで本みりんやくちなしの実を加えて、市販品のように色鮮やかに艶やかに仕上げてみても美味。
お好きな砂糖でどうぞ。
2年前に載せたレシピを再編集してアップします。
![DSC_2444.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20140916/08/lovable-kitchen/23/8f/j/t02200165_0800060013068258049.jpg?caw=800)
~作り方~
基本の分量《剥いた栗の重量:砂糖:水=1:1:1》
栗 皮つきなら1kg
剥くと600gくらいになります
水 600cc
砂糖 600g
①栗の皮を剥き、剥いたものからすぐ水に入れ、30分ほど浸してアクを抜く
→渋皮が残ると色が悪くなるので、できるだけ残さずに剥くこと
②鍋に栗とひたひたに水(分量外)を入れて火にかけ、沸騰したら栗が踊らないよう弱火で20分茹でる
→鍋は、栗を広げてもかさならない程度のものがベスト
③冷水に取り、粗熱を取る
→割れやすくなるので、空気にさらしておかない
④水と砂糖の半量を鍋に入れて弱火で10分煮る
⑤残りの砂糖を入れて弱火で10分煮る
⑥鍋にふたをし、半日~一晩常温において甘みを浸透させる
~保存・期限~
煮沸した瓶に入れて 冷蔵保存2週間、冷凍保存3ヶ月
~ポイント~
専用ナイフなどない場合、栗を水に一晩つけたり、熱湯をかけて冷めるまで待つと剥きやすくなります。
煮過ぎて崩れないよう、煮る時間は、栗の品種・産地・熟れ具合で調整してください。
お好みで、くちなしの実を割り入れる場合は、砂糖で煮る時に小さいサイズのものを1つ割りいれ、照りをつけたい場合は本みりんを最後の砂糖を入れる際一緒に50~100cc程度加えてください。